30分足を使ったデイトレードの取引手法が知りたい
そもそもデイトレードは何分足がオススメなの?
このようなお悩みをお持ちではありませんか。
FXの取引足は、最も短い時間足で1分足があり、最も長い時間足だと月足まであります。
デイトレードを初めてまだ間もない方は、何分足で取引を行えばよいのかあまりわかりませんよね。
そこで本記事では、
- FX30分足がデイトレードにおすすめの理由や注意点
- FX30分足を使ったデイトレードの取引手法
- FXデイトレードで利益をを上げる最も大切な考え方
という流れで、30分足を使ったデイトレードの取引手法について詳しく紹介します。
本記事で紹介する「FXデイトレードで利益をを上げる最も大切な考え方」を詳し読んでいただければ、FXに対する取り組み方や利益の上げ方などを知ることができるため、FXに対する間違った考え方を改めより利益を上げやすくなる考え方になることができます。
口座の資金が思うように増えていかない方は、ぜひ本記事を参考にしてください。
FX30分足とは
FXの30分足とは、30分に一本のローソク足を描くチャートです。
以下の画像をご覧ください。
上記の画像のように、30分に一本のローソク足が描かれ完成されていくチャートを、30分足と言います。
FX30分足がデイトレードにおすすめの理由2つ
FXの30分足がデイトレードにおすすめの理由は、次の通りです。
- 30分毎にチャートを確認すれば良いためゆったりとデイトレードに取り組める
- デイトレードでもある程度値幅を狙うことができる
それぞれ詳しく紹介します。
30分毎にチャートを確認すれば良いためゆったりとデイトレードに取り組める
30分足のチャートでは、チャートを頻繁に確認する必要はないため、ゆったりとデイトレードに取り組むことができます。
例えば、5分足でデイトレードを行う場合、5分ごとに新しいローソク足が描かれるため、常に為替レートをチェックしておけなければ取引タイミングを逃してしまうこともあるでしょう。
しかし、30分足であれば、30分ごとに確認すればよいので、デイトレードを行っていても頻繁に為替レートをチェックする必要はありません。
従って、30分足を使うことにより、デイトレードでもゆったりと取り組むことができます。
デイトレードでもある程度値幅を狙うことができる
30分足を使いデイトレードを行うと、大きな値幅を狙うことも可能です。
以下の画像をご覧下さい。
上記の画像は、2020年6月23日(AM11時)のドル円5分足チャートです。
仮に赤丸で買い直近高値を利確ポイントとした場合、想定利幅は10銭となります。
次に以下の画像をご覧下さい。
上記の画像は、2020年6月23日(AM11時)のドル円30分足チャートです。
5分足と全く同じ価格付近で買い直近高値を利確ポイントとした場合、想定利幅は40銭となります。
このように、30分足のほうがより全体のチャートを見ることができるため、視野が広くなりより大きな値幅を狙い安くなるのです。
その他にも、4時間足や日足などがありますが、逆に一本のローソク足の完成まで時間がかかりすぎるため、デイトレードには不向きです。
従って、デイトレードでより大きな値幅を狙うのであれば、30分足が適しているといえます。
FX30分足で取引を行う際の注意点
ここでは、30分足を使って取引を行う際の注意点を紹介します。
30分毎の確認のためチャートを見るのを忘れないようにする
30分ごとにチャートを確認すれば良いため、デイトレードでもゆったりと取引を行うことはできますが、ゆったり過ぎるあまりチャートの確認を忘れてしまうことに注意しましょう。
短い時間足と比べると、エントリーチャンスも少なくなるため、取引タイミングを逃すと機会損失になります。
一つの機会損失で、大きな利幅を狙うチャンスを逃してしまうかもしれません。
スマートフォンのアラーム機能を30分ごとにかけることをし、チャートの確認を忘れないようにしましょう。
FX30分足を使ったデイトレードの取引手法5つ
ここでは、30分足を使ったデイトレードの取引手法を5つ紹介します。
ここで紹介する取引手法を使っても必ず利益を得られるものではないため、あくまで参考程度としてください。
水平線を使った取引手法
水平線を使った30分足のデイトレード手法を紹介します。
以下の画像をご覧ください。
まず、直近安値と思われる場所にサポートラインを引きます。
再度、サポートラインに為替レートが戻ってきた際に、反発を狙い買いエントリーを行います。
利確ポイントは、高値にレジスタンスラインとして引き、ラインにタッチして利確です。
高値安値は、他のトレーダーの利確やエントリーが入りやすいため反発しやすいのです。
水平線のことや引き方、取引手法などを使った取引手法をさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
移動平均線を使った取引手法
移動平均線を使った30分足のデイトレード手法を紹介します。
以下の画像をご覧ください。
チャート上には、赤:中期移動平均線(期間設定75日)と黄:短期移動平均線(期間設定25日)を表示させていています。
短期移動平均線が中期移動平均線を下から上に抜けてゴールデンクロスをした際に、買いエントリーを行います。
利確ポイントは、移動平均線がデッドクロスをした後になります。
移動平均線のゴールデンクロス後は為替レートが上昇しやすくなり、デッドクロス後は為替レートが下落しやすくなるのです。
移動平均線のことや期間設定、取引手法などをさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
水平線+RSIを使った取引手法
水平線+RSIを使った30分足のデイトレード手法を紹介します。
以下の画像をご覧ください。
RSIの使い方は、ラインが70%付近に来れば買われすぎのサインであり、ラインが30%付近に来れば売られすぎのサインとなります。
つまり、70%付近では買いを狙い、30%付近では売を狙うということです。
まず、高値安値にサポートラインとレジスタンスラインを引きます。
上記の画像では、レジスタンスライン付近に為替レートが近づいてきたときにRSIが70%付近にいるため、売を狙います。
利益がのったため、サポートライン付近に為替レートが30%付近に入るため売られすぎと判断し決済することができます。
このように、2つのテクニカル分析を使うことにより、エントリー根拠が増えるため、より精度の高いエントリーを行うことができます。
FX初心者におすすめのシンプルな取引方法については、下記の記事を参考にしてください。
FXデイトレードで利益を上げる最も大切な考え方3つ
FXのデイトレードを行う上で、利益を上げるために最も大切な考え方は、以下の通りです。
- チャートの時間軸は月足から分析すること
- 損切りは徹底すること
- 利益は伸ばせるところは伸ばすこと
それぞれ詳しく紹介します。
チャートの時間足は月足から分析すること
FX取引を行う際は、必ずチャートの時間足は月足から分析を行いましょう。
長期足を分析しないと、「木を見て森を見ず」状態になってしまうため、全体の方向性が分からないまま取引を行うことになってしまいます。
そうなると、初心者の方がよく陥る、取引すると逆の方向に動く現象が起きてしまうのです。
FX取引を行う際は、月足や週足で長期的な方向感を確認し、30分足でエントリーポイントを決めていくようにしましょう。
損切りは徹底すること
自分の予測したシナリオと違う値動きになり、完全に逆方向へ為替レートが動き出したのであれば、必ず損切りを行うようにしましょう。
損切りを行わなければ、大きな損失を出すリスクが高くなります。
損切りは、損失を確定させる行為ですが、同時に大切な資金を損から守ってくれる役割もあります。
大きな損失を出さないためにも、損切りは必ず行いましょう。
損切りのやり方について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
利益は伸ばせるところは伸ばすこと
ポジションを保有し利益がのったのであれば、伸ばせるところまで伸ばすようにしましょう。
FXで利益を上げていくのに大切な考え方は、一般的に損小利大の取引です。
文字通り、損は小さく利益は大きくです。
FXで多くのトレーダーが損失を出す原因の一つとして、コツコツドカンがあります。
一回の損失でコツコツ利益を積み上げていたものを失くしてしまうことです。
多くのトレーダーは、損大利小の取引を行っているため、利益を上げることができないのです。
コツコツドカンの原因の一つとして、利益が伸ばせないことがあります。
つまり、利益を伸ばすことができれば、その分損小利大の取引を行うことができます。
従って、ポジションが上手くのり利益が出たのであれば、素早く利確するのではなく、伸ばせるところまで伸ばしましょう。
おすすめの利確タイミングは、こちらの記事をご覧ください。
FX30分足が利用できるおすすめFX会社2選
FX各社によって、30分足が使える会社と使えない会社があります。
ここでは、30分足を使えるFX会社を3つ紹介します。
外為どっとコム
外為どっとコムが提供するFX取引サービス「外貨ネクストネオ」のリッチアプリ版では、30分足チャートを使用することができます。
また、情報コンテンツが豊富にあり、初心者の方でもFXについて詳しく学ぶことができます。
FX初心者の方が初めに口座開設するには、おすすめのFX会社です。
外為どっとコムのスプレッドやおすすめポイントをなどを詳しく知りたい方は、下記の記事を参考にしてください。
GMOクリック証券
GMOクリック証券が提供するFX取引サービス「FXネオ」の「はっちゅう君FXプラス」や「プラチナチャートプラス」では、30分足チャートを使うことができます。
GMOグループ企業が運営しているということもあり、一定の信頼性があります。
GMOクリック証券のスプレッドやおすすめポイントをなどを詳しく知りたい方は、下記の記事を参考にしてください。
まとめ:FX30分足はデイトレードに最適な時間足
FX取引に追われることなくゆったりと取引ができることや、デイトレードでもある程度値幅を狙うことができるなどの観点から、30分足はデイトレードに適した時間足です。
最後にもう一度、本記事をおさらいしましょう。
- 30分足を使うことによりデイトレードでもゆったり取引が可能
- 30分足を使うことによりデイトレードでも大きな値幅を狙うことができる
- 30分に一本のローソク足が出現するためチャート確認を忘れない
- チャートの分析は必ず週足から分析すること
- 利益は伸ばし損失は最小限に抑える