サポートラインって何?
どうやって引くのかしら?
本日は、サポートラインって何かや引き方を紹介します。また、レジスタンスラインについてもしょうかいするわね!
具体的には、
- サポートライン・レジスタンスラインとは?
- サポートライン・レジスタンスラインの引き方
- サポートライン・レジスタンスラインを使った取引手法
- ロールリバーサル
という流れで詳しく紹介します。
サポートライン・レジスタンスラインはチャート分析の基本のため、しっかりと覚えておきましょう。
サポートラインとは?
サポートラインとは、過去に何度かその水準で為替レートが下げ止まり、反発している価格帯のことです。
日本語では、「下値支持線」と呼ばれています。
サポートラインは、多くのトレーダーが意識しているポイントであり、反発が多くそれ以上為替レートが下がりづらくなっているポイントです。
為替レートがサポートラインを割り込むと、多くのトレーダーの買いポジションがストップ注文にかかりさらに下がる可能性があります。
サポートラインは、買いポジションを持っているトレーダーにとって、重要な節目となる価格水準なのです。
レジスタンスラインとは?
レジスタンスラインとは、過去に何度かその水準で為替レートが上げ止まり、反発している価格帯のことです。
日本語では、「上値支持線」と呼ばれています。
レジスタンスラインは、サポートラインと同様多くのトレーダーが意識しており、為替レートがそれ以上上がりづらくなっているポイントです。
為替レートがレジスタンスラインを上抜けすると、多くのトレーダーの売りポジションがストップ注文にかかり、さらに上がる可能性があります。
レジスタンスラインは、売りポジションを持っているトレーダーにとって、重要な節目となる価格水準なのです。
サポートライン・レジスタンスラインの引き方
サポートラインやレジスタンスラインの引き方を、それぞれ1つずつ詳しく紹介します。
サポートラインの引き方
まず、以下の画像をご覧ください。
A地点を起点に、B地点で為替レートが反発していることが分かります。
同じ水準で反発している安値ポイントを、それぞれ水平ラインで結ぶことによりサポートラインを引くことができます。
レジスタンスラインの引き方
まず、以下の画像をご覧ください。
A地点を起点に、B地点C地点と為替レートが抑えられていることがわかります。
同じ水準で反発している高値ポイントを、それぞれ水平ラインで結ぶことによりレジスタンスラインを引くことができます。
【基本】サポートライン・レジスタンスラインを使った取引手法
サポートラインやレジスタンスラインの意味や引き方をお分かり頂けたでしょうか?
ここからは、実際にサポートラインやレジスタンスラインを使った、最も基本的な取引手法を紹介します。
サポートラインを使った取引手法
サポートラインを使った最も基本的な取引手法は、サポートラインでの反発を確認し買いポジションを持つことです。
以下の画像をご覧ください。
A地点を起点に、B地点で反発をしていることが分かります。
サポートラインの最も基本的な取引手法は、この反発確認後に買いポジションをいれることです。
確認を待たずにポジションを持つと、サポートラインとして機能しているかを確認できないため、ギャンブル要素の強い取引となってしまいます。
また、為替レートがそのまま反発せずに下落して行く可能性もあり、リスクが高い取引となってしまいます。
反発を確認し取引を行うようにすれば、為替レートが上昇する根拠となり優位性のある取引を行うことができます。
レジスタンスラインを使った取引手法
レジスタンスラインを使った最も基本的な取引手法は、レジスタンスラインでの反発を確認し売りポジションを持つことです。
以下の画像をご覧ください。
A地点を起点に、B地点で反発をしていることが分かります。
レジスタンスラインの最も基本的な取引手法は、この反発確認後に売りポジションをいれることです。
確認を待たずにポジションを持つと、レジスタンスラインとして機能しているかを確認できないため、ギャンブル要素の強い取引となってしまいます。
また、為替レートがそのまま反発せずに上昇して行く可能性もあり、リスクが高い取引となってしまいます。
反発を確認し取引を行うようにすれば、為替レートが下落する根拠となり優位性のある取引を行うことができます。
サポートライン・レジスタンスラインの役割が変わる「ロールリバーサル」
サポートラインやレジスタンスラインは、1度為替レートが突き抜けて突破すると、それぞれのラインの役割が逆転しやすくなります。
例えば、今までサポートラインとなっていた場所を突破すると、今まで機能していたサポートラインが今度はレジスタンスラインになるということです。
逆も同じで、レジスタンスラインを突き抜けると、今度はそのレジスタンスラインがサポートラインになりやすくなります。
ロールリバーサルが起こる原因は、逆のポジションを持っていたトレーダーが逃げ遅れ、またその価格付近に戻ってきたときに損切りをするからです。
損切り以外にも、ポジションを持っていないトレーダーの押し目買いや戻り売りが入りやすいポイントでもあります。
ロールリバーサルはトレンドの転換点として見ることもできるため、意識しておくことにより優位性のあるトレードをすることができます。
まとめ:サポートライン・レジスタンスラインはチャート分析の基本
サポートラインやレジスタラインについて、詳しく紹介しました。
サポートラインやレジスタンスラインは、トレンドの転換点とも言える場所のため、多くのトレーダーが意識しているポイントです。
1度抜けると、今度はそれぞれのラインの役割が逆転し、一方方向に大きく動く可能性があります。
サポートラインやレジスタンスラインは、チャート分析の基本のため、意味や引き方をしっかりと覚えておきましょう。