FXは初心者でも勝てるの?
初心者でも勝てる手法やコツについても知りたいわ!
FXを始めたばかりの初心者の方は絶対に知りたいはずよね!そんな方のために、今日は、FXで勝てるようになるために重要なことやおすすめの手法などを詳しく紹介するわ!
具体的には、
- FX初心者が勝てるようになるために重要なこと
- FX初心者が勝てる確率が高くなるおすすめの手法
- FX初心者が勝てるようになるために覚えておきたい基礎知識
- FX初心者が勝てるようになるための自分ルールの作り方
という流れで、詳しく紹介します。
FXで勝てるようになるために重要な、自分ルールの作り方も紹介するため、是非ご参考としてください。
FXは初心者でも勝てる?
FXは、プロトレーダーでも損失を出すときがあるため、初心者が参入してもすぐに勝つことは難しいといえます。
ただし、これから紹介するFX初心者が勝てるようになるために知っておきたいことを覚えておけば、初心者の方でも勝てるようになる可能性が高くなります。
早速、以下で詳しく紹介します。
FX初心者が勝てるようになるために知っておきたい3つのこと
FX初心者が勝てるようになるために知っておきたいことは、次の通りです。
- テクニカル分析を覚える
- 自分ルールを守る
- 稼ぐことよりも資金を守ることが重要
以下で、それぞれ詳しく紹介します。
テクニカル分析を用いて優位性のある手法を覚える
FX初心者の方は、テクニカル分析を覚えて優位性のある手法を覚えましょう。
テクニカル分析とは、過去のチャートを分析し未来の値動きを予測する分析方法のこと。
例えば、ローソク足や移動平均線、水平線などが挙げられます。
テクニカル分析をしっかりと行えるようになれば、現在のトレンドや値動きの強弱が分かるようになります。
また、テクニカル分析に慣れてくれば、自分の努力次第で予測の精度をどんどん上げることも可能です。
常に優位性のある取引を行うためにも、自分の得意なテクニカル分析を覚えましょう。
自分で作ったルールを徹底して守る
FX初心者の方は、エントリーポイントや損切りなどのルールを決め、自分で決めたルールを徹底して守るようにしましょう。
例えば、損切りは資金の2%以上の含み損を出したら行うや水平線にあたったらエントリーするなど。
多くの初心者トレーダーは、自分で決めたルールを守れずに相場から撤退していく傾向にあります。
プロのトレーダーでも損失を出すFXの相場から、自分の資金を守るためには、自分で決めたルールをしっかりと守らなければなりません。
初心者は勝率よりも資金を失くさないことを重視する
FX初心者の方は、勝率を意識しがちですが、まずは資金を失くさないことを意識しましょう。
稼ぎたい気持ちが先行し、「今日は何回中何回勝った」や「今日は全勝するぞ」など、勝率のことしか考えない気持ちもわからなくありません。
しかし、勝率を意識しすぎると、負けを認められなくなり、負けたときの精神状態が不安定になる傾向にあります。
精神状態が乱れると、ポジポジ病や損切りができないというリスクが起きやすくなります。
ポジポジ病とは、常にポジションを持っていないといられない状態のこと。
ポジポジ病や損切りができないといったリスクは、大きな損失を出す恐れがあるのです。
まずは、勝率よりも資金を失くさないことに重点をおきましょう。
テクニカル分析を用いたFX初心者におすすめの3つの手法
ここでは、テクニカル分析を用いたFX初心者におすすめの手法を3つ紹介します。
- 移動平均線を用いた手法
- 水平線を用いた手法
- 【応用編】移動平均線と水平線を併せた手法
早速、見ていきましょう。
移動平均線を用いた手法
初心者におすすめの移動平均線を用いた手法を紹介します。
以下の画像をご覧ください。
黄色の移動平均線は25日移動平均線(短期線)であり、赤色の移動平均線は75日移動平均線(中期線)です。
移動平均線のエントリーポイントは、次の通りです。
- ゴールデンクロス:短期線が中・長期線を下から上に突き抜ける現象のこと
- デッドクロス:短期線が中・長期線を上から下に突き抜ける現象のこと
ゴールデンクロスは買いサインであり、デッドクロスは売りサインとなります。
上記の画像は、ゴールデンクロスをし、為替レートが上昇していることがわかります。
以下の画像は、デッドクロスをしているものです。
デッドクロスをし、為替レートが下落していることが分かります。
移動平均線を用いた手法は、ゴールデンクロスやデッドクロスを確認し、エントリーをしていくものとなります。
水平線を用いた手法
初心者におすすめの水平線を用いた手法を紹介します。
水平線には、以下の種類があります。
- レジスタンスライン:上値抵抗線と言い、それ以上上昇しないと思われる水準のこと
- サポートライン:下値支持線と言い、それ以上下落しないと思われる水準のこと
以下の画像をご覧ください。
上記の画像は、レジスタンスラインに抑えられて、上昇できない画像です。
以下の画像もご覧ください。
上記の画像は、サポートラインに抑えられて、下落できず上昇しております。
水平線を使った手法では、レジスタンスラインやサポートラインで抑えられたのを確認し、エントリーをしていくものとなります。
【応用編】移動平均線と水平線を併せた手法
初心者におすすめの移動平均線と水平線を併せた手法を用いた手法を紹介します。
2つのテクニカル分析を合わせれば、根拠が多くなりより優位性のある取引を行うことができます。
以下の画像をご覧ください。
上記の画像は、レンジ相場をブレイクし上昇トレンドが発生している画像です。
ゴールデンクロスが発生しているため上昇しやすい環境にあり、さらにレンジもブレイクしているため、レンジブレイクのところで買いエントリーをするのは非常に優位性のある取引といえます。
1つのテクニカル分析を覚えたら、組み合わせていくことにより、さらに優位性のある取引を行うことができます。
FX初心者が勝てるようになるために覚えておきたい5つの基礎知識
FX初心者が勝てるようになるために覚えておきたい基礎知識は、次の通りです。
- 日本人に馴染みの通貨ペアを選ぶ
- トレードスタイルを決める
- FX初心者は少額から取引を始めよう
- トレードノートをつける
- 為替レートが動きやすい時間帯を知っておこう
以下で、それぞれ詳しく紹介します。
日本人に馴染みの通貨ペアを選ぶ
FX初心者の方は、馴染みがあり取引しやすい「ドル円」を選びましょう。
ドル円をおすすめする理由は、次の通りです。
- 日本の店頭市場シェアではドル円が断トツ1位
- スプレッドが狭い
以下の表をご覧ください。
順位 | 通貨ペア | 取引金額 |
---|---|---|
第1位 | ドル円 | 154,359,974 |
第2位 | ポンド円 | 33,499,746 |
第3位 | ユーロドル | 17,535,861 |
第4位 | ユーロ円 | 17,165,573 |
第5位 | 豪ドル円 | 11,774,388 |
出典:金融先物取引業協会
上記の表は、金融先物取引業界の2019年7月の各通貨ペア別取引金額一覧(ランキング第5位まで)であり、ドル円が1番高いことが分かります。
取引量が多いということは、値動きが安定しているため、急な変動が起こりづらいといえます。
さらにドル円は他の通貨よりもスプレッドが狭い傾向にあるため、初心者の方にはピッタリの通貨ペアです。
トレードスタイルを決める
FX初心者の方は、自分のトレードスタイルを決めましょう。
FXの主なトレードスタイルは、次の通りです。
- スキャルピング:1日に複数回取引を行い、数秒から数分で取引を完了させる短期取引
- デイトレード:1回の取引が数分から数時間で取引を完了させ、次の日にポジションを持ち越さない短期取引
- スイングトレード:1回の取引を数日から数週間で完了させる、中期取引
トレードスタイルを決めておくことにより、一貫した優位性のある取引を行うことができます。
また、どのトレードスタイルが合っているかは、自身の生活スタイルや性格によって異なります。
例えば、時間がなく忙しい会社員の方なら、短い時間で取引が完了するスキャルピングがおすすめです。
各トレードスタイルの特徴を理解し、自身の生活スタイルや性格に合ったトレードスタイルを決めておきましょう。
FX初心者は少額から取引を始めよう
いきなり大きな金額の資金で取引をするのではなく、1万円という少額から取引を行いましょう。
FXはプロのトレーダーでも損失を出すくらい難しいため、初心者の方が簡単に稼げるものではありません。
初心者の方は、1万円から取引を初め、なるべくリスクの少ない取引を心がけましょう。
トレードノートをつける
取引毎にトレードノートをつけ、取引の反省や振り返りを行いましょう。
振り返りや反省をすることで、適当に取引することを防ぐことができます。
FX取引は、1クリックという手軽さで取引を行うことができます。
特に初心者の方はその手軽さから、簡単に発注をしポジションを持ってしまう傾向があります。
FXは、適当に取引をし勝てるものではありません。取引毎にトレードノートをつけることにより、1回1回の取引を根拠のあるものとし、丁寧に取引ができるようになるため、必ずつけるようにしましょう。
為替レートが動きやすい時間帯を知っておこう
外国為替市場は、土日を除く24時間取引を行うことができます。
24時間取引を行うことができますが、いつでも活発に動いているわけではありません。
相場が動かない時間はレンジ相場となる傾向があるため、非常に取引しづらい環境となります。
初心者の方は、24時間の中でも活発に動きやすい時間帯を狙って取引を行いましょう。
最も動きやすい時間帯は、次の通りです。
市場 | 夏時間(日本時間) | 冬時間(日本時間) |
---|---|---|
東京時間 | 9時~15時 | 9時~15時 |
欧州時間 | 16時~24時 | 17時~25時 |
ニューヨーク時間 | 22時~6時 | 23時~7時 |
初心者の方は、活発に動きやすい時間帯を狙って取引を行いましょう。
FX初心者が自分ルールを作る際の3つの重要ポイント
FX初心者が自分ルールを作る際の重要ポイントは、次の通りです。
- エントリーポイントを決める
- 損切りの幅を決める
- レバレッジは5倍~10倍を超えない程度にする
以下で、それぞれ詳しく紹介します。
エントリーポイントを決める
「損小利大」の理想的な取引を行うためにも、エントリーポイントは厳選するようにしましょう。
損小利大とは、損失は抑えて利益は大きくとること。
例えば、1回の取引が30銭の利益として、損失は10銭までとします。
1度勝ってしまえば、実質3回負けてもプラスマイナス0となるのです。
FX初心者の方は、逆の損大利小取引を行う傾向にあります。損失が大きく利益が小さくでは、資金が増えることはありません。
資金を増やすためにも、エントリーポイントを厳選し、損大利小の取引を行うようにしましょう。
損切りの幅を決める
資金を失くさないためにも、損切りの幅を決めておくことは重要です。
初心者におすすめの損切り幅は、リスクリワード1:2です。
以下の画像をご覧ください。
上記の画像の赤丸の部分で買い、損切りを安値割れの20pips下に置き、利益確定を損切り幅の倍である40pips上に置きます。
リスクリワードを1:2にすることで、2連敗しても±0でおさめることができるのです。
トレーダーによって損切りの幅は異なりますが、初心者の方はリスクリワード1:2で取引していくことをおすすめします。
レバレッジは5倍~10倍を超えない程度にする
FX初心者の方は、レバレッジが5倍~10倍を超えないようにしましょう。
国内のFX会社では、最大で25倍までのレバレッジでの取引が可能です(個人の場合)。
レバレッジとは、「口座に預け入れた証拠金に対して何倍くらいの取引をしているか」を表すもので、証拠金や取引数量、そしてその時々の取引通貨ペアのレートによって変わってきます。
従ってレバレッジはトレーダーがあらかじめ設定するようなものではなく、証拠金の額や取引数量、通貨ペアのレートから導き出されるものです。
レバレッジが高くなればなるほど、稼げる金額も高くなりますが、それと同時に大きな損失をするリスクも高まります。
初心者の適性レバレッジははっきりとは決まっておりませんが、5倍~10倍でやるのがおすすめです。
まとめ:FXで勝てるようになるには優位性のある取引を行うことが重要
本記事では、FX初心者の方に向けて、FXで勝てるようになるために重要なことやおすすめの手法などを詳しく紹介しました。
FXはプロのトレーダーでも損失を出すときもあるため、初心者が簡単に勝てるわけではありません。
ただし、優位性のあるテクニカル分析を覚え自分なりのルールを作り守っていけば、勝てるようになる来る日もくるかもしれません。
いきなり取引をするのではなく、しっかりと準備をしてFX取引に望むようにしましょう。