FXのトレードスタイルって何があるの?
トレードスタイルの決め方についても知りたいわ!
FXで勝率を上げるためにもトレードスタイルを決めることは重要よ!
じゃあ今日は、FXのトレードスタイルやトレードスタイルの決め方などについて詳しく紹介するわ!
具体的には、
- FX初心者がトレードスタイルを決めるべき理由
- FXのトレードスタイルについて
- FXのトレードスタイルの決め方
- トレードを始める間に知っておきたいこと
という流れで詳しく紹介します。
トレードスタイルを決めることは、FX取引で利益を得るために必要なことのため、是非ご参考としてください。
FX初心者がトレードスタイルを決めるべき理由
トレードスタイルとは、簡単にいうと取引のやり方のことです。
結論からお答えすると、トレードスタイルを決めることにより、自分がこれからどうやってFXで利益を上げていくかが明確となり、ブレずに取引を行うことができるようになります。
FXのトレードスタイルに関する情報はネット上に溢れているため、ブレているとあっちもこっちもという状態になり、すべて中途半端となってしまいます。
FXで利益を得ることは簡単ではないため、中途半端だと大きな損失を出してしまう可能性があるのです。
FXを始める際は、長く安定した取引を行うためにも、トレードスタイルは決めておきましょう。
FXのトレードスタイルは6種類
FXのトレードスタイルは、次の通りです。
- スキャルピング
- デイトレード
- スイングトレード
- 長期取引
- スワップポイント狙いのスタイル(キャリートレード)
- 自動売買(システムトレード)
それぞれ詳しく紹介します。
スキャルピング
FX取引におけるスキャルピングとは、1回の取引で数pipsから数十pipsを狙って何度も取引を行い、利益を積み重ねていく取引手法です。
名前の由来は、遥か昔のインディアンたちが行っていた「頭(スカル)の皮を薄く削ぐ」からきています。
相場から利益を薄く抜き取るという意味から、スキャルピングと呼ばれるようになったのです。
スキャルピングは、1回の取引が短いため、為替レートの変動による損失のリスクを低くすることができます。
また、損切りをしっかりと行えば、予想が外れたとしても大きな損失を出しリスクも少なくなります。
スキャルピングに関してさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事をご参考として下さい。
デイトレード
デイトレードは1日に複数回の取引を行い、利益を積み重ねていく取引手法です。
買い注文や売り注文で保有したポジションを、その日のうちに決済するのが特徴です。
例えば、朝の9時に買い注文のポジションを保有して夜の12時にポジションを決済するなど。
デイトレードは、寝ている間にポジションを持つことはないため、深夜の為替変動リスクを抑えることができます。
また1日の流れを見て取引を行っていくため、こまめにチャートを確認することはなく、ゆったりと取引を行うことができます。
デイトレードに関してより詳しく知りたい方は、こちらの記事をご参考としてください。
スイングトレード
スイングトレードとは、ポジションを数日間から数週間かけて持ち、より大きな利益幅を狙う取引手法です。
長い期間ポジションを保有するため、こまめにレートをチェックする必要はなく比較的ゆったりと取引をすることができます。
ただし、米国雇用統計やFRBの政策金利などの重要な経済指標の発表時は、今後のトレンドが変わってしまう可能性があることや激しく上下に動くことがあるため、必ずレートをチェックするようにしましょう。
ゆったりと取引ができ上手くいけば大きな利益となるため、忙しい会社員の方や主婦の方たちから大人気の取引手法です。
スイングトレードに関してより詳しく知りたい方は、こちらの記事をご参考としてください。
長期取引(ポジショントレード)
長期取引は、具体的な期間は決まっていませんが、約半年から数年の間ポジションを持ち取引を行っていきます。
別名、ポジショントレードとも呼ばれます。
テクニカル分析はもちろんですが、ファンダメンタルズ分析も重要になってきます。
- テクニカル分析:過去のチャートを分析し、将来のレートを予測する方法
- ファンダメンタルズ分析:各国の経済状況や景気などを分析し、将来のレートを予測する方法
長期取引の特徴は、チャートに張り付く時間が圧倒的に少ないことです。
1度ポジションを持つと数カ月は保有した状態となるため、毎日チャートをチェックする必要もありません。
スイングトレードよりも、更にゆったりと取引ができる取引スタイルです。
スワップポイント狙いのスタイル(キャリートレード)
スワップポイント狙いの取引は、高金利通貨を保有しスワップポイントを稼いでいく取引手法です。
別名、キャリートレードとも呼ばれます。
キャリーという意味は、「利子を生む」ということであり、金利を狙っていくというイメージです。
長期取引のように、約半年から数年の間ポジションを持ち取引を行うため、チャートに張り付く必要がなくゆったりと取引をすることができます。
また、高金利通貨で取引を行わなければならないため、豪ドル円やトルコリラ円などを狙って取引をする必要があります。
スワップポイントや高金利通貨について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご参考として下さい。
自動売買(システムトレード)
自動売買は、トレーダーが取引を行うのではなく、プログラミングされたツールを使い24時間自動で取引を行ってくれます。
別名、システムトレードとも呼ばれます。
機械がルール通りに取引を行ってくれるため、ポジポジ病や感情的になって取引するというようなことはありません。
自分に合ったトレードスタイルの決め方
自分に合ったトレードスタイルの決め方は、次の通りです。
- トレードに避ける時間はどれくらい?
- 自分の性格はどのタイプ?
- どのくらいの資金を用意できる?
- ポジションを持った後の精神的負荷はどれくらい?
それぞれ詳しく紹介します。
トレードに避ける時間はどれくらい?
FX取引に費やせる時間は、1日にどのくらいあるのかを把握しましょう。
取引スタイルによって、拘束される時間が異なります。
時間がないのにスキャルピングやデイトレードをしても、上手くはいきません。
FXに費やせる時間が多ければ、スキャルピングやデイトレードといった短期取引、忙しくFX取引に費やせる時間が少ないのであればスイングトレードや長期取引がおすすめです。
1日にどのくらいの時間をFX取引に費やせるのかを把握し、取引スタイルを決めましょう。
自分の性格はどのタイプ?
FXのトレードスタイルは、自分の性格と合うものを選びましょう。
例えば、気が短くなんでもすぐに決めてしまう方は、スイングトレードや長期取引よりも、スキャルピングやデイトレードがおすすめです。
気が長い方や優柔不断の方などは、スイングトレードや長期取引が向いているといえます。
どのくらいの資金を用意できる?
FX取引に、どのくらいの資金を用意できるのかを把握しましょう。
資金を多く用意できるのであれば、スイングトレードや長期取引がおすすめです。
ポジションを持った後の精神的負荷はどれくらい?
ポジションを持った際の、精神的負荷を知ることも重要です。
トレーダーによっても異なりますが、リアルなお金をかけているため、ポジションを持つと精神的負荷がかかります。
例えば、利益が出たらすぐに利益を確定したくなったり、含み損のポジションを持っていたら、いずれ戻るだろうと損切りをしなかったり。
ポジションを持つと、チャートを見ていないと不安になるという方は、スキャルピングやデイトレードといった短期取引がおすすめです。
逆に、ポジションを持ってもそんなに気にならない方は、スイングトレードや長期取引がおすすめといえます。
これからトレードを始める前に知っておきたいこと
FXを始める前に知っておきたいことは、次の通りです。
- 感情的なトレードを行ってはいけない
- 勝てるトレーダーは毎日の振り返りを行っている
それぞれ詳しく紹介します。
感情的なトレードを行ってはいけない
FX取引は、感情的になって取引を行うと大きな損失を出す恐れがあります。
例えば、損失を取り返したい思いが強く、無理な取引を行えば、上手く行かないことのほうが多いと思います。
無駄な取引を連発し、気がついたら大きな損失になっていたということにもなりかねません。
感情的になるのを抑えるためには、メンタルコントロールを学びましょう。
損失を受け入れることができる強いメンタルコントロールができていないと、FXで大きな損失を出してしまう恐れがあるからです。
メンタルコントロールを学ぶのであれば、まずは本から勉強することをおすすめします。
本であれば、コストもそんなにかからずすぐに勉強を始めることができます。
メンタルコントロールを学ぶのにおすすめのFX本は、こちらです。
勝てるトレーダーは毎日の振り返りを行っている
FXで勝てるようになるためには、1回1回の取引の反省や振り返りを行うことが重要です。
振り返りや反省をすることで、適当に取引をすることを防ぐことができます。
FXは、1クリックという手軽さで取引を行うことができるため、ついつい適当にポジションを持ってしまう傾向にあります。
なんとなく上がりそうや下がりそうという適当さで取引を行っても、勝てる確率は上がりません。
1回1回の取引を根拠のあるものとし丁寧に行うためにも、トレードノートをつけ反省や振り返りを行いましょう。
まとめ:トレードスタイルはFXで利益を得るための第一歩
本記事では、FXのトレードスタイルやトレードスタイルの決め方などについて詳しく紹介しました。
トレードスタイルは複数あるため、あれもこれとならず1つに絞ることが重要です。
トレードスタイルを決めることにより、自分がこれからどうやってFXで利益を上げていくかが明確となり、ブレずに取引を行うことができるようになります。