FXで負け続けてる・・・どうしたらいいの?
FXで負ける原因って何かしら?
こんなお悩みをお持ちではありませんか。
FXは一般的に一年以内に9割のトレーダーが撤退するといわれております。
しかし、残りの1割のトレーダーになることができれば、何千万・何億と大きな利益を得ることも可能です。
損失を出すトレーダーには、必ず原因があります。
そこで本記事では、下記の流れでFXで損失を出し続ける原因や対策について詳しく紹介します。
- FXで勝てない原因と対策
- FXは9割のトレーダーが撤退するといわれている
- FXで利益を出せるトレーダーになるために必ずやるべきこと
- 裁量取引では難しいと感じたら自動売買も選択の一つ
本記事では、FXで利益を出すために実際にやるべきことについても解説しているため、利益を上げるにはどうすればよいのかを具体的に知ることができます。
FXで利益を出したいという方は、ぜひ本記事を参考にしてください。
FXで勝てない原因7つとその対策
FXで勝てない7つの原因を知って、さっそく対策をしてみましょう。
下記の説明を順番に読むだけで、初心者から利益を出せるトレーダーの第一歩を踏み出すことができるでしょう。
- FX相場の分析方法を間違えている
- 損切りができない
- 損小利大の取引を行っている
- レンジ相場とトレンド相場を理解していない
- 高いレバレッジで取引を行っている
- なんとなくで取引を行っている
- メンタルコントロールが出来ていない
原因①:FX相場の分析方法を間違えている
短い時間軸のチャートを閲覧して、小さな値動きで一喜一憂するのは誤った分析方法といえます。
なぜなら、FXは長期足のトレンドに従って動くため、長期足のトレンドに逆らうと大きく逆行してしまう恐れがあるからです。
例えば、相場が1時間で100pipsを超える上昇をしている間に、5分足で陰線だからと売った場合、逆行し大きな損失を出す可能性があります。
従って、短い時間軸ばかりを追いかけ一喜一憂するのは、誤った分析方法です。
対策①:FX相場は大きな時間足から分析を行っていく
月足や週足、日足などの大きな時間足から分析を行うことで、トレンドに逆らわない取引ができより利益を上げやすくなります。
もしも日足がレンジ相場で判断しにくいときには、8時間足、4時間足とより長期足から順に少しずつ短い時間軸に移ることがおすすめです。
1分ぐらいの短時間で決着をつけるスキャルピングでも、長期足を参考にすることでより利益を上げやすくなります。
取引前は必ず月足や週足といった長期足から分析することが大切よ!
原因②:損切りができない
損切りができないトレードは、たった1回の負けで口座に預けている資金の大半を失ってしまったりこれまで積み上げてきた利益を失ってしまう可能性があります。
一般的に勝てないFXの典型的な事例で、たまたま損切りをせずに大きく利益を得た投資家ほど危険性が高まります。
相場の地合いによっては半年ぐらい利益を出し続けることができてしまうケースもあるので、損切りは必要ないと勘違いする人が後を絶ちません。
損切りの大切さを知らずに取引を行っていると、いつか大きな損失を出す日が来るでしょう。
対策②:リスクリワード2:1で損切りを設定するようにする
損益のバランスを調整するために、リスクリワード1:2に設定することをおすすめします。
なぜなら、利益をできるだけ大きくしたほうが、損失をカバーしやすいからです。
例えば、2連敗したとしても、1回の利益で±0になります。
リスクリワードは、どれだけ勝率が高くても黒字にするためには1:1以上が必要です。
従って、損切りはリスクリワード1:2で設定すると、勝率があまりよくなくても口座の資金を増やしやすくなります。
リスクリワード1:2での具体的な損切りのやり方は、こちらの記事をご覧ください。
原因③:損小利大の取引を行っている
損失が大きく、利益が小さい取引をしているケースでは、取引を続けるほど資金が減りやすくなります。
なぜなら、勝率50%を維持しても、手数料と差額でどんどん削られていくからです。
FXで勝てない状況に陥っている場合には、高い確率で損大利小のトレードを行っています。
例えば、勝率50%で1回10pipsの勝ちに対して、30pipsの損失では口座の資金が増えるどころか逆に減っていきます。
従って、損大利小の取引を行っていると、取引を続けるほど口座の資金は減りやすくなるのです。
対策③:値幅観測理論を使って利益を伸ばす
一目均衡表の値幅観測理論を使うことで、FXの初心者でも利益を伸ばしやすくなります。
値幅観測理論とは為替レートが上下にどれぐらい動くのかを予測する考え方で、過去の相場のパターンからベストの決済を目指すことが可能です。
値幅観測理論の具体的な使い方は、こちらの記事を参考にしてください。
原因④:レンジ相場とトレンド相場を理解していない
せまい範囲を往復するレンジ相場と戻ってこないトレンド相場を区別できていないことも、損失を出し続ける原因の1つです。
FXで上下のどちらかに一方的に動くことは少なく、目先の動きを追いかけると逆行される可能性が高くなります。
レンジ相場はいずれ破られるので、そのタイミングで逆張りをしたまま保有し続けることも危険です。
今の相場状況がレンジなのかトレンドなのかを把握しないで取引を行うと、大きな損失を出す可能性が高くなります。
対策④:レンジ相場とトレンド相場では取引手法を使い分ける
レンジ相場では高値・安値から反対側までの逆張り、トレンド相場に入ったら順張りのように、取引手法を使い分けることをおすすめします。
なぜなら、それぞれに最適な取引手法にすれば、低リスクで利益を出すチャンスを増やせるからです。
狭いレンジ相場でエントリーするだけの値幅がない状況では、無理せずにFXを休みましょう。
FXでは、「休むも相場」という格言があるくらいよ!
原因⑤:高いレバレッジで取引を行っている
高いレバレッジで取引を繰り返している場合、だいたい損益をコントロールできずに大きな損失を出しやすくなります。
なぜなら、同じ値動きでも大きな損益になってしまい、メンタルコントロールができず利益を上げるための思考力が奪われるからです。
資金管理の面でも非常にリスクが高く、調子が悪くて連敗しただけで口座の残高がほぼゼロになってしまう可能性があります。
高いレバレッジでの取引は、メンタルコントロールができなくなり大きな損失を出しやすくなってしまうのです。
対策⑤:初心者の方はレバレッジ5倍~10倍程度で取引を行う
FXの初心者は、レバレッジ5~10倍を目安に取引を行いましょう。
低レバレッジのトレードは資産の増減がゆるやかになるため、どのような状況でも冷静に考えられます。
例えば、1pipsの値動きで1円の損益と10万円の損益では、1円の損益のほうが精神的に負担が少ないでしょう。
たまたま極端な値動きに遭遇して損切りを強いられても、低レバレッジならば精神的負担が少なく即座にやり直しやすくなります。
適性レバレッジというものは存在しませんが、初心者の方はレバレッジ5~10倍を目安に取引を行いましょう。
原因⑥:なんとなくで取引を行っている
根拠がない取引を続けていると、FXで勝てないまま損失だけ増えていきます。
なぜなら、為替相場の癖を覚えられずに、優位性のない取引を繰り返してしまうからです。
FXはなんとなくで適当に取引を行っても、利益は出せず損失だけが積み上がってしまうでしょう。
対策⑥:テクニカル分析を使い根拠を持った取引を心がける
優位性のある取引を行うためには、テクニカル分析を使い客観的な根拠がある取引を心がけましょう。
テクニカル分析とは、過去のチャートを分析し、将来の値動きを予測する分析方法です。
つまり、テクニカル分析を習得することにより、将来の値動きを予測した取引を行うことができます。
テクニカル分析については、こちらの記事を参考にしてください。
原因⑦:メンタルコントロールが出来ていない
大黄な利益を得たら熱くなって、連敗したら激怒する投資家は、FXで負け組に分類されます。
なぜなら、自分の感情に任せて高いレバレッジの取引を連発するからです。
自分の気が済むまでトレードした先に待つのは、大きく逆行された結果としての大損になります。
仮に、運よく1回目、2回目を乗り切っても、負けるまで続けるから同じ話です。
対策⑦:取引ルールを作成し取引中は感情をいれない
自分の取引ルールを作成して、FXの取引中は感情をいれないことをおすすめします。
エントリーからエグジットまでの一連の流れをマニュアル化しておけば、チャートの形や値動きで多少の動揺があっても耐えることが可能です。
取引ルールは、相場から離れて落ち着いたタイミングに取引履歴から修正することで、より精度が上がります。
取引ルールの具体的なつくり方については、こちらの記事を参考にしてください。
FXは9割のトレーダーが撤退すると言われている
FXトレーダーの90%は、一般的に一年以内に相場から撤退するといわれています。
そうなの?
正確な統計データは存在しませんが、多くの初心者トレーダーが退場しているのは事実だわ!
相場から撤退してしまう理由はいくつか考えられますが、主な原因はトレーダーとしての考え方やトレードに対する姿勢に問題があります。
では、トレーダーとして利益を上げていくためにはどうしたらよいのか?
その点について、以下で詳しく紹介します。
FXで利益を出すために必ずやるべきこと3つ
FXで安定した利益を出せるトレーダーになるために、以下の3つをきちんと行いましょう。
- 取引記録を作る
- 過去チャートを使って検証を行う
- 生活スタイルを見直しFXで利益を得るためのルーティーンを作る
取引記録を作る
自分の取引記録を作ることで、後日にゆっくりと検討できます。
FX業者の取引履歴では最低限の情報しかないため、どのような根拠で何を狙ったのかを細かく記録しておきましょう。
他人に見せるものではないので、自分が使いやすいことが大事です。
取引ルールの改善で役立つように、そのときの感想なども記載しておく必要があります。
過去チャートを使って検証を行う
過去のチャートを使うことで、自分が考えた取引ルールの具体的な検証を行えます。
入念なバックテストを実施すれば、問題点の発見や損益のバランスの見直しによって有利になるのです。
実際に自分のお金を投入して売買するだけがFXではないので、週末などに特定の条件でどれぐらいの損益に変わるのかをゆっくりと確認してみましょう。
過去検証の行い方は、こちらの記事を参考にしてください。
生活スタイルを見直しFXで利益を得るためのルーティーンを作る
生活スタイルを見直して、FXで利益を得るためのルーティーンを作ることも、大切な下準備です。
雑音や邪魔が入る状況では集中できないので、FXのトレードのみ行う時間帯を用意しなければいけません。
動くチャートを見ながら売買するデイトレードなら夜9時からの数時間、スイングトレードは1日10分ぐらいあれば万全となります。
FXで利益を上げていくためには、生活スタイルも見直さなければいけないわよ!
裁量取引では難しいと感じたら自動売買も選択の一つ
自分で判断する裁量取引に自信がなくなったら、FX会社が提供している自動売買を頼るのも賢い判断です。
自動売買とは予め決めておいた設定に従ってシステムが取引するもので、FX業者によって細かい仕様が異なります。
FX各社によって自動売買の種類は異なりますが、プロが開発した自動売買を使うことも可能です。
つまり、自動売買の選び方によっては、初心者の方でもプロと同じような取引を行うことができます。
裁量取引で自信がないまま取引を行っていても、損失額が増える一方です。
もし裁量取引に疲れてしまい自信がなくなってしまうのであれば、FX会社が提供している自動売買を頼るのも賢い判断と言えるでしょう。
トレイダーズ証券みんなのFXが提供する自動売買「みんなのシストレ」がおすすめ
初心者の方におすすめしたいのが、みんなのFXが提供する自動売買サービス「みんなのシストレ」です。
おすすめの理由は、1,000通貨からという少額から取引が始められることや、ランキング制度があるため初心者の方でも簡単に優秀な自動売買を選ぶことができるからです。
初心者の方が優秀な自動売買を選ぶことは、難易度が高いといえます。
しかし、みんなのシストレではセレクターランキングという機能があるため、初心者の方でも優秀な自動売買を簡単に見つけることができます。
セレクターランキングとは、実際に売買しているユーザーの利益ランキングです。
利益ランキングで一位のものを選べば、当然利益を出す確率が高くなります。
従って、初心者でも優秀な自動売買を簡単に見つけられるみんなのシストレがおすすめです。
まとめ:FXで利益を得るためには毎日の練習が大切
FXで勝てない状態を抜け出すためには、毎日の地道な練習が大切になります。
損失と利益のバランスを見直すだけでもかなり効果があるので、よく考えずに感覚的な売買を繰り返していた方はさっそく試してみましょう。
自分のルールを作って改善するか、FX会社の自動売買を利用することで、感情に振り回されないトレードを実現できます。