
FXのチャートの見方がいまいちわからない・・・

FXで利益を上げるためにはどのようにチャートをみればよいのかしら・・・
こんなお悩みをお持ちではありませんか。
FXのチャートを分析しトレンドの方向性や強弱を把握できるようになれば、優位性のある取引が行え利益を上げやすくなります。
しかし、チャートの見方が分からないまま取引を行えば、根拠のない取引を誘発し大きな損失を出す可能性が高くなります。
そこで本記事では、
- FX・為替チャートの見方
- テクニカル指標を用いたFX・為替チャートのトレンド分析方法
- FXチャートの見方を上達させ利益を上げるために必要なこと
という流れで、FXのチャートの見方について詳しく紹介します。
また、本記事で紹介する「FXチャートの見方を上達させ利益を上げるために必要なこと5つ」を参考にしていただければ、FXチャートの見方を上達させより利益を上げやすくなるでしょう。
FXチャートの見方でお悩みの方は、ぜひ本記事を参考にしてください。
FX・為替チャートとは
FX・為替チャートとは、過去の為替の動きをグラフ化したものです。
横軸を時間の動き、縦軸を為替レートとしてグラフにします。
例えば、米ドル円の為替の動きを表にした場合には以下のように表示します。
日付 | 為替レート |
---|---|
2月28日 | 110.798円 |
3月31日 | 107.636円 |
4月30日 | 107.471円 |
5月31日 | 107.906円 |
6月30日 | 107.726円 |
この場合、為替レートがどのように動いたのかを一目で判断するのは難しいでしょう。
そこでチャートを用いることで、為替の動きをすぐに理解できます。
以下の画像をご覧ください。
チャートを使用することで、どのような流れで現在のチャートに変動したのかがすぐに分かります。
FXではチャートを活用することで、安定した利益を上げることができます。
FX・為替チャートには投資家心理が現れる
FX・為替チャートを利用すると、投資家心理を把握することできます。
なぜならば、チャートは売りたい人と買いたい人の価格が一致することでレートが変動するからです。
そのため、チャートを分析することで、FXに参加していた投資家たちの心理状態が分かります。
例えば、為替が大きく上昇したときは、買いポジションを持っていた人が大きな利益を上げており、為替が大きく下降したときは、売りポジションを持っていた人が大きな利益を上げているのです。
従って、過去のチャートを分析することで、これからの相場の動きを読み取ることができます。
FX・為替チャートの見方3つ
FX・為替チャートを利用して優位性のある取引を行うには、為替レートの見方を把握しておく必要があります。
ここでは、押さえておくべき3つのポイントを紹介します。
- 縦軸が価格で横軸が時間を表している
- チャートの時間足は長期足から確認する
- テクニカル指標を用いてトレンドを把握する
縦軸が価格で横軸が時間を表している
FX・為替チャートには縦軸と横軸が存在します。
縦軸は価格で、横軸は時間を表しています。
米ドル円の通貨ペアを表示するときは、左の通貨を1とします。
つまり、米ドル円の場合は1ドル〇〇円というように表記されるので覚えておきましょう。
チャートの時間足は長期足から確認する
FX・為替チャートの時間足は、長期足から確認しましょう。
理由は、トレンドの流れを確認できるからです。
チャートは、1分足や10分足、日足など、さまざまですが、月足や週足などの長期足から短期足の流れでチェックをすることで、大きなトレンドの流れを把握できます。
反対に短期足のみを分析するだけでは、大きなトレンドの流れを読み取ることができずに大きな損失を出す可能性があります。
「木を見て森を見ず」とならないように、必ずチャートの時間足は長期足から確認するようにしましょう。
テクニカル指標を用いてトレンドを把握する
FX・為替チャートを使って優位性のある取引をするには、テクニカル指標の活用がおすすめです。
テクニカル指標とは、角度や計算式の指標を使ってチャートを分析し、将来の価格を予測する分析方法です。
テクニカル指標を用いることで、さまざまな視点から現在のトレンドを把握できるので優位性を高めることができます。
従って、テクニカル分析を用いてチャート分析を行うことをおすすめします。
テクニカル指標を用いたFX・為替チャートのトレンド分析方法10選
テクニカル指標は、トレンドの流れを把握するには大変便利です。
ただし、必ず当たるというテクニカル指標はないということを覚えておきましょう。
ここでは、テクニカル指標を用いたFX・為替チャートのトレンド分析方法を紹介します。

テクニカル指標を利用するときの参考にしてくださいね!
ローソク足
ローソク足とは、売りと買いの力関係を表示したチャートのことです。
下の画像をご覧ください。
上記の画像は、ローソク足チャートです。
ローソク足は1本で、高値や安値、始値や終値を確認できます。
また、ローソク足が陽線であれば上昇が優勢、陰線であれば下落が優勢と判断することも可能です。
上記のチャートでは、陽線が緑で陰線が白となっていますが、FX各社によって色は変わってきます。
一般的にほとんどのトレーダーがローソク足チャートを使っているため、ローソク足チャートを使用することをおすすめします。
ローソク足について詳しく知りたいのであれば、下記の記事を参考にしてください。

水平線
水平線とは、サポートラインをレジスタンスラインの2本のラインを使用したチャートのことです。
下記の画像をご覧ください。
上の線がレジスタンスライン、下の線をサポートラインといいます。
それぞれの線は、高値と高値、安値と安値で結んでいます。
水平線の分析方法は、それぞれのラインの付近は反発力が強いという特性を利用したものです。
レジスタンスライン付近なら売り、サポートラインなら買いのポジションと戦略を立てて取引を行うことができます。
水平線についてより詳しく知りたい方は、下記の記事を参考にしてください。

トレンドライン
トレンドラインは、水平線と同じようにレジスタンスラインやサポートラインを使用したテクニカル分析です。
水平線はチャート上に水平に引くのに対し、トレンドラインは斜めに引きます。
また、水平線は逆張りの取引に利用しますが、トレンドラインはトレンドフォローに使用します。
下記の画像をご覧ください。
上記の画像では、安値と安値をつなげてサポートラインを引いています。
サポートライン上で反発し、上昇していることが分かります。
つまり、トレンドラインを引くことにより、トレンドの押し目や戻りを把握することが可能です。
従って、トレンドラインはトレンドフォローの押し目や戻りを狙う際に利用することができます。
移動平均線
移動平均線は、為替レートを線でつなぐトレンド分析のことです。
下記の画像をご覧ください。
上記の画像を見ていただくとわかる通り、為替レートが上昇していると移動平均線の向きも上昇していることが分かります。
また、為替レートがもみ合っていると、移動平均線の向きも水平気味になっていることを確認することができるはずです。
このように、移動平均線を使うことにより、トレンドの流れや強弱を視覚的に把握することができるため、初心者の方でもチャート分析が行いやすいといえます。
移動平均線に関してさらに詳しく知りたい方は、下記の記事を参考にしてください。

ボリンジャーバンド
ボリンジャーバンドとは、アメリカのジョン・ボリンジャーが発明したテクニカル分析のことで、トレンドの流れや強弱を把握することができます。
下記の画像をご覧ください。
ボリンジャーバンドは、バンドが狭く(スクイーズ)なっているときには相場に大きな変動がなく、バンドが広がっている(エクスパンション)ときには相場に大きな変動があることを判断することができます。
バンドが広がっているのか、狭くなっているのかを確認すればトレンドの流れや強弱を確認できるため、初心者でも利用しやすいテクニカル指標です。
一目均衡表
一目均衡表とは、5本の線を使用することでトレンドを把握するテクニカル分析のことです。
下記の画像をご覧ください。
一目均衡表では、値動きよりも時間の概念を意識しています。
相場は買いと売りの均衡が崩れたときに動くという考え方があり、雲の部分を抜けたときにはトレンドが大きく変わると判断するのです。
上記の画像では、雲を抜けた後上昇をしていることが分かります。
また、雲に為替レートが近づくほど、トレンドが弱くなっていることもわかります。
チャート上ではやや複雑に見えるかもしれませんが、雲よりも為替レートが上にいるのか下にいるのかでチャート分析をすることができるため、初心者にも使いやすいテクニカル指標です。
RSI
RSIとは、現在の相場が買われ過ぎなのが売られ過ぎなのかを判断してトレンドを読み解くテクニカル分析のことです。
下記の画像をご覧ください。
為替チャートとは別に、為替の売買状況のチャートが下に表示されています。
70%の線に達した場合には買われ過ぎ、30%の線に達した場合には買われ過ぎということを判断できます。
買われすぎまで為替レートが上昇して来れば売り、売られすぎまで為替レートが下落してくれば買い、と戦略を立てることも可能です。
MACD
MACDとは、短期と中長期の移動平均線を用いたテクニカル分析です。
下記の画像をご覧ください。
使い方は移動平均線と同じで、ゴールデンクロスをしたら上昇目線で、デッドクロスをしたら下降目線となります。
上記の画像でも、為替レートと同じ動きをしていることが分かります。
また、MACDの移動平均線は、直近の価格に比重を置いて計算されているため、為替レートが動き始めてすぐに売買サインを見つけることができます。
そのため、単純移動平均線ではなく、加重移動平均線や指数平滑移動平均線と似ているといえます。
ストキャスティクス
ストキャスティクスは、一定期間の高値と安値を利用して売られ過ぎなのか、または買われ過ぎなのかを判断するテクニカル指標です。
下記の画像をご覧ください。
RSIの場合はゾーンを用いて、買われ過ぎと売られ過ぎを確認しますが、ストキャスティクスでは2本の線を用いて買われ過ぎと売られ過ぎを確認します。
パラボリック
パラボリックとは、現在のトレンドを判断するテクニカル指標です。
下記の画像をご覧ください。
赤い点が為替レートよりも下にいる時は上昇目線で、上にいる時は下降目線となります。
ただし、レンジ相場時には、上に表示されたり下に表示されたりするだましもあるため、注意が必要です。
FX・為替チャートの見方を上達させ利益を上げるために必要なこと5つ
ここでは、FXチャートの見方を上達させ利益を上げるために必要なことを5つ紹介します。
- 水平線やトレンドラインを描きまず慣れること
- 自分が選んだテクニカル指標を使い練習や検証をすること
- エントリーする際は根拠を複数用意すること
- エントリーと同時に損切りも決めておくこと
- 取引が行いやすいチャートを選ぶこと
水平線やトレンドラインを描きまず慣れること
FXチャートの見方を上達させるには、水平線やトレンドラインを描くようにしましょう。
ラインの引き方は、レジスタンスラインなら複数の高値のポイントをつなぎます。
一方でサポートラインなら複数の安値のポイントをつなぐのです。
自分で慣れるまで描くことで、すぐにトレンドの流れをつかめるようにしましょう。
自分が選んだテクニカル指標を使い練習や検証をすること
FX取引において、100%あたるテクニカル指標はありません。
そのため、複数のテクニカル指標を使ってみて、自分の取引手法と相性の良いものを選択できるようにしましょう。
FXのテクニカル指標には、トレンド系とオシレーター系の2種類があります。
トレンド系とは、チャートの動きを分析してレートが上昇するのか下降するのかを判断します。
一方でオシレーター系とは、売られ過ぎや買われ過ぎなど、相場の強弱を分析する方法です。
それぞれのテクニカル指標を使って練習してみましょう。
加えて、利益を上げたときには、どのような要因で利益を得たのか検証するのも大切です。
エントリーする際は根拠を複数用意すること
テクニカル指標を使うときには、1つの指標にこだわらないようにしましょう。
テクニカル指標にはそれぞれ特徴と弱点があります。
たとえば、RSIは相場の強弱を判断するときには便利ですが、単独で使用する場合には信頼性に欠けてしまいます。
そのため、複数のテクニカル指標を使用して優位性を高めるようにしましょう。
特に、トレンド系とオシレーター系のテクニカル指標を組み合わせることで、より優位性を高めることが可能です。
エントリーと同時に損切りも決めておくこと
損切りについての判断は、FXの利益に大きな影響を与えます。
なかなか損切りができないために、じわじわと損失が増えてしまい、最終的に想定外の損失をだしてしまうこともあります。
そのため、エントリーするときには、同時に損切り値を決めておきましょう。
損切りのやり方は、下記の記事を参考にしてください。

取引が行いやすいチャートを選ぶこと
実際に取引をする際には、取引が行いやすいチャートを選ぶようにしましょう。
FX各社によってチャートの機能は異なり、高性能なチャートもあれば、低機能なチャートも存在します。
例えば、FX各社によってテクニカル分析の数や分割機能などが異なります。
テクニカル分析の数が少ないチャートを選んでしまうと、自分が使いたいテクニカル分析がない可能性があります。
チャート分析によって利益も変わってくるので、高機能で取引の行いやすいチャートを選ぶことも大切です。
FXの取引チャートに定評のあるおすすめFX会社2選
ここでは、チャートに定評のあるおすすめFX会社を紹介します。
外為どっとコム

スプレッド(ドル円) | 手数料 | 取引単位 |
---|---|---|
0.1銭(※3) (原則固定、例外あり※A) |
無料 | 1千通貨 (ロシアルーブル/円は1万通貨) |
通貨ペア数 | サポート体制 | キャンペーン |
30通貨 | 平日24時間 | 最大10.6万円 |
※3 「米ドル/円0.1銭!全11種スプレッド縮小キャンペーン」スプレッド(対象期間:2021年2月1日(月)午後4時~2021年2月27日(土)午前1時、提示時間帯:対象期間中の各営業日午後4時~翌午前1時)
※A 国内外の休日や平日早朝など市場の流動性が低い時間帯、主要経済指標の発表前後、ならびに天災地変または金融・経済関連の重大事件など予期せぬ突発的事象の発生時には、一時的にスプレッドを広告表示値よりも拡大する場合があります。外為どっとコムのスプレッド表記は、提示率(全取引時間中に占める広告表示値以下のスプレッド提示時間の割合)を基に算出しております。本広告では、1pip=0.0001(米ドル、スイスフラン、豪ドル、英ポンド、カナダドル、NZドル)、1pip=0.001(トルコリラ)として表現しております。提示スプレッドにつきましては、外為どっとコムの都合により予告なく変更または中止する場合があります。
Point1初心者に選ばれている会社
初心者はまず外為どっとコムでFXを始める、と言っても良いほど初心者に選ばれている会社です。初心者にうれしいサービスが充実しているため、安心してFXを始めることができます。
Point2数千円からFXが可能
最低でも数万円の資金が必要なFX会社もあるなか、外為どっとコムは数千円からFXを始めることが可能です。初心者の方は、いきなり数万円を用意してFXを始めるのに不安もあると思いますが、外為どっとコムであれば数千円からFXが始められるので安心です。
Point3情報量が豊富
「外為どっとコムといえば情報コンテンツ」と言ってもいいほど、外為どっとコムの情報量の豊富さは際立っています。
グループ会社に外為どっとコム総研というシンクタンクを設立しているくらい情報に特化している会社です。
FXでは、マーケットで今何が起きているのかを把握することはとても重要なこと。
外為どっとコムでは、最新のニュースに加え、著名なアナリストが発行するレポートも閲覧可能なので、初心者の方は特に参考になる情報が豊富です。
Point4初心者向けコンテンツが豊富
入門コンテンツやオンラインセミナーなどが充実しており、初心者がFXをマスターするためのコンテンツが豊富です。
Point5この先の相場を自動で予想
外為どっとコムで初心者に特に人気の高いサービスに「ぴたんこテクニカル」があります。これは、「どのタイミングで売買すればいいか?」「今後相場は上昇するのか?」などを自動で予測してくれるサービスです。うまくこのサービスを活用すれば、初心者でも直感的にマーケットの方向性を判断することが可能です。


3,000円で練習します!

外為どっとコムの口座開設には、本人確認書類2点+マイナンバー確認書類が必要です。これらを用意して「スマホで本人確認」を利用して申込を行えば、最短でその日のうちに口座開設が完了します。スムーズな口座開設のために、必要書類を事前に用意して申し込みましょう。
GMOクリック証券

スプレッド(ドル円) | 手数料 | 取引単位 |
---|---|---|
0.1銭 (原則固定、例外あり) |
無料 | 1万通貨 |
通貨ペア数 | サポート体制 | 特典 |
20通貨 | 平日24時間 | 最大3万円 |
Point1FX取引高8年連続国内1位
GMOクリック証券はFXの取引高で8年連続国内第1位(※1)を達成したFX会社です。
同社のFX取引サービス「FXネオ」では、業界最狭水準のスプレッドで低コストで取引ができるほか、スワップポイントも高水準で高金利通貨の取引にもおすすめです。
※1:ファイナンス・マグネイト社調べ(2012年1月~2019年12月)
Point2評価の高い取引ツール
特に人気なのが抜群に使いやすい取引ツールで、GMOグループならではの高い開発力が活かされた高機能な取引ツールで快適かつスピーディーに取引を行うことができます。特に2018年にチャート機能を強化して新たにリリースされたスマホアプリは非常に完成度が高く、一度は使ってみてほしいアプリです。
また、GMOクリック証券はGMOインターネット株式会社のグループ企業であり、運営する会社にしっかりとした信頼性や資金力があることも大きな強みです。
Point3業界最狭水準のスプレッド
スプレッドは業界最狭水準となっています。
2019年10月にFX各社が一斉にドル円のスプレッドを0.2銭に狭小化を図りましたが、GMOクリック証券も追随して0.2銭で提供しています。

まとめ:チャートの見方を覚えることはFXで利益を上がるための第一歩
チャートをただ見てなんとなくで取引を行っても、FXで利益を上げることは難しいでしょう。
FXで利益を上げ続けるためには、チャートの見方だけではなくチャートの分析方法も覚えなければなりません。
また、FX各社によってチャートもたくさんの種類があります。
チャート分析のやりやすさややりづらさにも関わってくるため、チャートに定評のあるFX会社のチャートを使うことがおすすめです。
