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カリスマFXトレーダー、ロブ・ブッカー氏のアメリカ最強のFX理論とは?

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ロブ・ブッカー氏とはどんな人?

ロブ・ブッカー氏の第一印象ですが、とっても気さくな人という印象を誰もが持つだろう。

著名なFXトレーダーにもかかわらず、どなたにもフランクに、分け隔てなく接してくれるその態度は、紳士そのものといっていいだろう。

アメリカのカリフォルニア州の出身で、弁護士資格を持っています。

FXトレーダーになる前は、Tシャツの製作、雑誌販売、イタリア語教師、CPA採用業務、広告会社の経営、eコマース会社の運営、家の屋根葺きなど、いろいろな職業を経験しています。

FXと出合ったのは、「幸せでいられる仕事」や「巨万の富を得る努力をしながら、テレビゲームや映画を楽しめ、世界中の人とおしゃべりができる仕事」を探し求めていたときでした。

以来、自分でトレードをしながら、自宅近くでFXトレーディングのアドバイス・ビジネスを経営。

彼の元を巣立っていったトレーダーは世界中に散らばっています。

ロブ・ブッカー氏の指摘

ロブ・ブッカー氏がトレードで培ってきたFX理論を紹介する前に、日本のFXトレーダーについてどう思っているか、紹介しておきましょう。

きっと、心当たりがある方も多いはずです。

ロブ・ブッカー氏は、FXは日本人に向いている金融商品だと断言しています。

向いているということは、適正や素質が十分にあることを意味しています。

しかし、その適正や素質を十分に生かし切っていない人が多すぎるとも、指摘しています。

FXを始める人のなかには、儲かるらしいから、おもしろそうだからFXをやってみようと、まるでゲームをするかのような感覚で、FX市場に参入してくる方がいます。

しかし、最初はビギナーズラックで勝てることがあるかもしれませんが、やがて負けが込んできて、結局、FX市場からの退場を余儀なくされてしまいます。

そういう人は、「FXはおもしろいけど怖すぎる、難しい」という印象を胸の内に刻みつけてしまいます。

FXが未だに「危ないとか」「賭け事と同じ」「下手に手を出すとやけどをする」など、というイメージが横行しているのも、手痛い洗礼を受けた人があまりにも多くいるからかもしれません。

ロブ・ブッカー氏は「FXはエンターテイメントではない」とはっきり断言しています。

FXがおもしろそうだからと思えるのは、FXをパチンコやギャンブルと同列で考えているからにほかなりません。

FXをエンターテイメントととらえ、テクニックを駆使することに神経をすり減らし、マネーマネジメント(資金管理)をおろそかにしている限り、いくらトレードをしても上達しないと、ロブ・ブッカー氏は指摘しています。

そして、FXは投資ではなく、「投機」であることを認識すべきだと述べています。

FXトレードに高度な知識や複雑な数式は不要

FXトレードの世界はとても複雑な構造をしています。

その構造を探っていけばいくほど、道はどこまでも深くなっていきます。

興味がある方はその構造を探ってみるのもいいかもしれませんが、FXの複雑な構造を知ることと、トレードが上手になることとはまったく関係がありません。

ロブ・ブッカー氏はこういいます。

「FXトレードで勝つためには、高度な知識や複雑な数式、人並み以上の反射神経、部屋中いっぱいのパソコンやモニターなどはまったく必要ありません。

常識的な判断力、簡単な算数、パソコンをふつうに使える技能があれば十分です。

むしろ、複雑さは判断を鈍らせる要因となります」トレードで成功するためには、それにふさわしい行動様式が必要です。

たとえば、こういうことです。

値動きを追いかけず、自分で設定したレートになるのを辛抱強く待つ。

エントリーする前に失敗したときの損失額を想定しておく。

損切りラインに到達したら決済し、必ず損失を限定させること。

長期的に資産を増やすキーポイントは、「いかに負けるか」です。

トレードで勝ち続けることは不可能です。

そんな人は誰もいません。

トレードで負けて資金を失うのはとても悲しいことで、ショックも大きいことでしょう。

しかし、トレードで負けることは当然なのです。

そこで大事になってくるのが、FXでは「いかに負けるか」ということです。

「当然負けること」をいかにコントロールし、「当然負けること」をいかに少なくするかが、大切なことです。

負けたときにはその負けに素早く対処し、動揺しないで、いかに平常心を保てるかがポイントになります。

さくら
さくら

FXで負けることは当然であり、1番重要なことは負けをコントロールすることなのね!

トレードで大切なことは「自制心」

いかに優れたFXトレードの手法であっても、使う人次第でその手法が成功するかどうかが決まります。

手法を効果的に使うためには、ルールに従い、感情に流されない強い意志が不可欠です。

その意志とは「自制心」のことです。

自制心を別の言葉言い換えるなら、「一貫性」とでも表現しましょう。

一貫性とは、毎回、同じルールでエントリーし、決済を行うことです。

これは、言うことはたやすいですが、守っていくことは非常に難しいことです。

ロブ・ブッカーは次の4つのルールは必ず守るようにと述べています。

  • 手法を安易に乗り換えないこと
  • 目先の損失にとらわれないこと
  • トレード数量を減らす
  • バックテストを繰り返す

以下で、それぞれ詳しく紹介します。

手法を安易に乗り換えないこと。

負けが込んでくると冷静さを失い、感情的になって、使っていた自分の手法を別な手法に乗り換える人がいます。

そのようなケースでは、手法に罪はなく、その手法の運用法に過ちがある場合が大半です。

次々と手法を乗り換えていくと、トレードが感情的になってしまいがちです。

そうすると、失わなくてもいい損失まで増えていきます。

大切なことは、その手法を徹底的に使い込んで、その手法の性質をいち早くつかむことです。

目先の損失にとらわれないこと

いくら優れた手法であっても、勝ち続けることはありません。

損失はでます。

大事なことは、損失を大きくしないためには必ず損切りをすることです。

損切りは自ら損失を出すことですから、嫌ですし、もったいないという気持ちに襲われます。

しかし、損切りは経費と考えましょう。

トレード数量を減らす

FXの相場を動かすことは、特例を除いて誰もできません。

特例とは、かつてのポンド危機のようなヘッジファンドのソロスによる仕掛けだとか、スイス中央銀行の決定が引き起こしたスイスフラン・ショックのような出来事です。

しかし、相場から受ける影響は自分でコントロールできます。

それは、トレードの数量を減らすことです。

いわゆる通貨ペアの取引数量を調整するというです。

取引数量が大きくなればなるほど、大きな利益も期待できますが、大きな損失を被るリスクもあります。

そのリスクを最小限にするためにも、通貨ペアの取引数量を減らすことです。

バックテストを繰り返す

負けが込んでいるときにはとくにそうですが、自分の手法の効果を確認、あるいは再確認することは、自分の手法に対する自信につながります。

どういったときに負けているかも確認できます。

まず、トレードを行う前に、以上の4カ条は必ず守るようにしましょう。

「NYボックス」は日本人向き?

では、ロブ・ブッカー氏の取引手法の一例を紹介しましょう。

それは、「NYボックス」です。

ニューヨーク市場は、FXのゴールデンタイムとも呼ばれています。

為替市場がもっともアグレッシブに動くのがニューヨーク市場なのです。

「NYボックス」は、日本時間の午後1時(ニューヨーク時間午前0時)と8時(ニューヨーク時間午前7時)のところに、縦に線を引きます。

そして、その間の安値と高値に横線を引きます。

その縦戦と横線で囲まれた部分が「NYボックス」となります。

「NYボックス」でエントリーするのは、15分のローソク足がボックスを抜けて完全にクローズしたところからです。

エントリーしたらすぐにOCO注文を入れます。

OCO注文は利益確定と損切りの2つの注文を同時に発注できて、一方の注文が約定すると、残りの注文は自動的にキャンセルとなる、非常に便利な注文方法です。

NYボックスを上に抜けたら買いエントリー、下に抜けたら売りエントリーです。

それだけです。

意外に簡単でしょ。

簡単そうですが、この「NYボックス」手法を使って利益を挙げている人は結構いるといいます。

この「NYボックス」はもう10年前から導入されているものですが、まだまだ現役で十分に利用できます。

ほかにもロブ・ブッカー氏の有効な手法はありますが、別の機会をみて紹介をしましょう。

辻秀雄氏のプロフィール

辻秀雄氏
ジャーナリスト。リーマンショックに世界が揺れた2008年に、日本で初めて誕生したFX(外国為替証拠金取引)の専門誌、月刊「FX攻略.com」の初代編集長を務める。出版社社員からフリーになり、総合雑誌「月刊宝石」や「ダカーポ」「月刊太陽」「とらばーゆ」などで取材・執筆活動を行う。また、『ビジネスマン戦略戦術講座(全20巻)』などビジネス書の編集にも携わる。著書に『インターネット・スキル』『危ない金融機関の見分け方』『半世紀を経てなお息吹くヤマギシの村』など。共著に『我らチェルノブイリの虜囚』『ドルよ驕るなかれ』『横浜を拓いた男たち』など。辻秀雄氏の詳しいプロフィールは、こちらから

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