FXはレバレッジなしで取引を行うことができるの?
レバレッジなしで取引をするのにおすすめの運用方法は?
こんなお悩みをお持ちではありませんか。
結論から申し上げると、FXはレバレッジなしで取引を行うことができます。
レバレッジなしでの取引は、低リスクでFXを始めることが可能ですが、資金効率が良くないというデメリットもあります。
そこで本記事では、下記の流れでFXをレバレッジなしで取引を行うことについて詳しく紹介します。
- FXはレバレッジなしでも取引が可能
- FXのレバレッジなしの場合どれくらい資金が必要?
- FXのレバレッジなしの場合どれくらいポジション量を持てる?
- FXのレバレッジなしの場合どれくらい損失を出したらロスカット?
- FXのレバレッジなしで取引を行うおすすめの理由や注意点
- FXのレバレッジなしで取引する際のおすすめ運用方法
- FXのレバレッジなしで取引をするのにおすすめのFX会社
本記事を最後までご覧いただければ、レバレッジなしでも効率よく運用する方法を知ることができます。
では早速、「FXはレバレッジなしでも取引が可能」から紹介していきます。
FXはレバレッジなし(1倍)でも取引が可能
FX取引をする際にはレバレッジをかけなければならないと考える方がおられますが、結論から申し上げますとレバレッジなし(1倍)でも取引を行うことはできます。
レバレッジなし(1倍)で取引を行えば、ロスカットリスクを抑えることができたり低リスクでFXを始めたりすることができます。
ただし、資金効率が悪いといったデメリットも発生します。
FXを始めたばかりの初心者の方は、FXで利益を得るよりもまずは、FXに慣れることが大切です。
低リスクでFXを始めることができるレバレッジなしの取引は、初心者にピッタリといえます。
レバレッジ1倍でのFXと外貨預金との違い
レバレッジなし(1倍)での取引の場合、外貨預金と同じではと考えている方も多いと思いますが、FX取引のほうが利益を得るチャンスは多いといえます。
以下の表は、FXと外貨預金を比較した表になります。
項目 | FX | 外貨預金 |
---|---|---|
利益のチャンス | 売りでも買いでも利益を出せる | 買いのみでしか利益を出せない |
取引コスト | 約25銭 | 約2銭~約10銭 (通貨ペアによって異なる) |
金利 | スワップポイントとして毎日貰える | 原則、満期時 |
レバレッジ | 最大25倍(個人の場合) | なし |
取引方法 | 成行注文や予約注文などができる | 成行注文のみ |
まず、FX取引は売りでも買いでも利益を狙うことができるため、下降トレンドの相場でもうまくいけば利益を得ることができます。
しかし、外貨預金の場合、買いのみでしか利益を狙うことはできないため、相場が下がっているときは利益を狙うことができず機会損失をなります。
また、取引コストを安く抑えることができることや金利も毎日受け取れることなどからも、全体的にFXでの運用のほうが効率よく利益を得ることが可能です。
ただし、FXで利益を得られるようになるには、チャート分析を行い戦略を立てる必要があります。
FXのレバレッジなし(1倍)の場合どのくらいの資金を用意するの?
FX各社では、最小取引単位というものが決められているため、取引するのに必要な証拠金が異なります。
レバレッジなしの際の必要証拠金の計算方法は、以下の通りです。
- 現在の為替レート×取引数量÷1
例えば、1ドル100円の時に1,000通貨取引するのに必要な証拠金は、10万円となります。
つまり、1,000通貨で取引を行う際は、約10万円前後の資金を用意する必要があるのです。
FXのレバレッジなし(1倍)の場合どれくらいポジション量を持つことができるの?
レバレッジなしの場合、以下の計算式で最大で持てるポジション量を求めることができます。
- 用意した資金÷必要証拠金
例えば、資金10万円を用意し、1ドル100円の時に1,000通貨で取引を行う場合は、10万÷10万で1となります。
つまり、1Lot分のポジション量を持つことができるのです。
FXのレバレッジなし(1倍)の場合どれくらい損失を出したらロスカットされる?
ロスカットされる為替レートは、以下の計算式で求めることができます。
- (証拠金-ロスカット基準額)÷通貨単位=A
- 買いの場合:購入時の為替レート-A=ロスカットレート
- 売りの場合:購入時の為替レート+A=ロスカットレート
例えば、以下の条件で計算を行います。
- 取引単位:1,000通貨
- 用意する証拠金:10,000円
- ロスカット基準額:4,000円
- 買いの為替レート:100円
(10,000円-4,000円)÷1,000通貨=6
100円-6円=94円
つまり、100円で購入した場合、為替レートが94円まで下落したらロスカットとなります。
自分が用意する資金や為替レートなどを、上記の計算式に当てはめて計算してみましょう。
FXのレバレッジなし(1倍)で取引を行うおすすめの理由3つ
FX取引をレバレッジなしで行うおすすめの理由は、以下の通りです。
- 低リスクでFXを始めることができる
- ロスカットリスクを抑えることができる
- 高金利通貨のスワップポイント狙いの取引と相性が良い
それぞれ詳しく紹介します。
低リスクでFXを始めることができる
レバレッジなしでの取引であれば、低リスクでFXを始めることができます。
用意する資金にもよりますが、レバレッジなしの場合、あまり多くのポジション量を持つことができません。
ポジション量を持てないということは、損益の金額も低いため、仮に損失を出しても損失額が低くなります。
従って、レバレッジなしの取引なら、低リスクでFXを始めることができます。
ロスカットリスクを抑えることができる
レバレッジなしで取引を行えば、損失の金額を抑えることができるため、ロスカットリスクを抑えることができます。
ロスカットについて詳しく知りたい方は、下記の記事を参考にしてください。
高金利通貨のスワップポイント狙いの取引と相性が良い
レバレッジなしの取引は、スワップポイント狙いの取引と相性が良いのでおすすめです。
スワップポイント狙いで取引を続けるためには、ロスカットにならないことが条件になります。
レバレッジなしのときのロスカット値は低いので急激な為替変動が起きたときでも取引を続けられるでしょう。
スワップポイントが多いのは、トルコリラや南アフリカランドなどの新興国の通貨です。
新興国の通貨は為替変動が激しいのでロスカットに注意する必要があります。
しかし、レバレッジなしならロスカットの可能性が低いので安心して取引ができるでしょう。
FXのレバレッジなし(1倍)で取引を行う際の注意点3つ
FX取引をレバレッジなしで行う際の注意点は、以下の通りです。
- 資金効率が良くない
- 短期取引には向いていない
- 資金を多く用意しなければならない
それぞれ詳しく紹介します。
資金効率が良くない
FX取引をレバレッジなしで行うと、資金効率が良くないというデメリットがあります。
資金効率とは、資金が増える速度のことです。
レバレッジをかけずに大きな取引を行うのであれば、大きな資金が必要になります。
しかし、初心者の方は、大きな損失を出すリスクが高いため、初めから大きな資金で運用するのはおすすめしません。
少額からの取引でレバレッジなしであれば、資金効率はあまりよくないのです。
レバレッジなしで取引を行うのであれば、FXに慣れるというスタンスで行うのがおすすめです。
短期取引には向いていない
レバレッジなしの取引は、短期取引には向いていません。
なぜならば、勝率が良くなければ、資金を増やすことが難しいことやポジポジ病などのリスクが生じるからです。
特にポジポジ病は、初心者の方が陥りやすいものであり、FXで大きな損失を出す原因でもあります。
短期取引は、精神的にも難易度が高いため、初心者の方はポジポジ病になるリスクのほうが高いといえます。
従って、レバレッジなしの取引は短期取引には向いていないのです。
資金を多く用意しなければならない
レバレッジなしで取引を行うのであれば、資金を多く用意する必要があります。
例えば、レバレッジ25倍で1,000通貨の取引を行うには、約4,000円(1ドル100円計算)必要になります。
しかし、レバレッジなしの場合は、約10万円の資金が必要になります。
従って、レバレッジなしでの取引は、より多くの資金を用意しなければならないのです。
FXのレバレッジなし(1倍)で取引する際のおすすめ運用方法
FXのレバレッジなしで取引をするのにおすすめの運用方法は、長期で運用することをおすすめします。
なぜならば、獲得pipsを伸ばすことにより、レバレッジなしでも大きな利益を狙うことができるからです。
短期取引でも勝率が良ければ、同じくらいの利益を狙うことはできますが、一般的にFXの勝率は50%に行けばよいほうのため、初心者の方には難易度が高いといえます。
そこで長期運用方法でおすすめの手法は、「ドルコスト平均法」です。
以下で、詳しく紹介します。
ドルコスト平均法
ドルコスト平均法は、毎月一定の投資額を同じ通貨ペアに投資をし、平均購入単価を調整しながら取引を行う手法です。
例えば、資金10万円であれば、1度に10万円を投資するのではなく、毎月1万円ずつを10回に分けて購入していくというイメージです。
そのため、価格が高い時には少ないポジション量を、価格が安い時には大きなポジション量を購入することができるため、平均購入価格を一定にすることができます。
利益は相場次第となりますが、リスクを分散した長期的な資産形成を目的とした投資が可能です。
従って、レバレッジなしで長期取引を行うのであれば、「ドルコスト平均法」がおすすめといえます。
FXのレバレッジなし(1倍)で取引をするのにおすすめのFX会社
外為どっとコム
スプレッド(ドル円) | 手数料 | 取引単位 |
---|---|---|
0.2銭 原則固定(例外あり)※A ※午前9時~翌午前3時 |
無料 | 1千通貨 (※2) |
通貨ペア数 | サポート体制 | キャンペーン |
30通貨 | 平日24時間 (※4) |
最大100.8万円 (※5) |
※2022年6月3日時点
※2 ロシアルーブル/円は1万通貨
※4 午後11時~午前7時(夏時間の土曜日は午前6時)までは、ユーザーID(口座番号)忘れ、パスワード忘れ、アカウントロックの解除などアカウント関連のお問い合わせのみ受け付け
※5 口座開設月から翌月末まで(2024年12月1日(日)午前7時00分開始)
※A 本広告は『外貨ネクストネオ』における1,000Lot以下のスプレッドを表示するものです。国内外の休日や平日早朝など市場の流動性が低い時間帯、主要経済指標の発表前後、ならびに天災地変または金融・経済関連の重大事件など予期せぬ突発的事象の発生時には、一時的にスプレッドを広告表示値よりも拡大する場合があります。外為どっとコムのスプレッド表記は、提示率(全取引時間中に占める広告表示値以下のスプレッド提示時間の割合)を基に算出しております。本広告では、1pip=0.0001(米ドル、スイスフラン、豪ドル、英ポンド、カナダドル、NZドル)、1pip=0.001(トルコリラ)として表現しております。提示スプレッドにつきましては、外為どっとコムの都合により予告なく変更または中止する場合があります。なお、大口スプレッドおよびダイレクトカバーは本広告の対象外です(詳細はこちら)。外為どっとコム広告表示値スプレッドの提示実績は、こちら(PDF)をご参照願います。
【ご注意ください】2022年4月19日~同4月22日における、『外貨ネクストネオ』の取扱通貨ペアのうち「米ドル/円」の広告表示スプレッド「0.2銭」以下の提示率が基準値を下回ったため、2022年4月25日(月)より当該通貨ペアのスプレッド広告を一時中止いたします。
【ご注意ください】本年(2022年)4~5月の大型連休期間においては例年以上にインターバンク市場の著しい流動性低下が予想され、これに伴う相場急変発生の可能性も指摘されております。こうした状況下では成行・マーケット注文でのスリッページ発生頻度上昇やスリッページ幅拡大など一部サービスレベル低下を招く懸念があるため、2022年4月29日(金)~同5月6日(金)の各営業日に限り、対象25通貨ペアを含む全通貨ペアにおける原則固定スプレッド(広告表示値)の提示、およびスプレッド縮小キャンペーンを一時休止いたします。
Point1初心者に嬉しいサービスが充実
外為どっとコムでは1,000通貨から取引が可能(ロシアルーブル/円は1万通貨から)、充実した情報コンテンツなど、初心者に嬉しいサービスが揃っています。
Point2少額からFXが可能
最低取引数量が1万通貨からとなっているFX会社もある中、外為どっとコムでは1,000通貨から取引が可能です(ロシアルーブル/円は1万通貨から)。そのため少額から取引を始めることができます。
Point3情報量が豊富
「外為どっとコムといえば情報コンテンツ」と言ってもいいほど、外為どっとコムの情報量の豊富さは際立っています。
グループ会社に外為どっとコム総研というシンクタンクを設立しているくらい情報に特化している会社です。
FXでは、マーケットで今何が起きているのかを把握することはとても重要なこと。
外為どっとコムでは、最新のニュースや著名なアナリストによるレポートなど、取引の参考になる情報が豊富です。
Point4初心者向けコンテンツが豊富
入門コンテンツやオンラインセミナーなどが充実しており、初心者がFXをマスターするためのコンテンツが豊富です。
Point5初心者の取引をサポートするツール
外為どっとコムには初心者の取引をサポートするツール「ぴたんこテクニカル」があります。ぴたんこテクニカルでは指定した通貨ペアで複数のテクニカル分析を行った結果を表示してくれるので、初心者でも直感的に相場の状況を把握でき、取引の判断に活用することが可能です。
当サイトからの口座開設後、対象期間内にFX口座『外貨ネクストネオ』にて新規注文で1万通貨(10Lot)以上のお取引1回+FX積立口座『らくらくFX積立』にて定期買付1回で合計8,000円貰える!
8,000円で練習します!
外為どっとコムの口座開設には、本人確認書類2点+マイナンバー確認書類が必要です。これらを用意して「スマホで本人確認」を利用して申込を行えば、最短でその日のうちに口座開設が完了します。スムーズな口座開設のために、必要書類を事前に用意して申し込みましょう。
※法人のお客様を除きます。また、日数はあくまで最短の目安であり、土日/一部の祝日を含む場合、提出いただいた書類に不備がある場合、お客様の住まいの地域などにより異なります。
SBI FXトレード
スプレッド(ドル円) | 手数料 | 取引単位 |
---|---|---|
0.18銭 | 無料 | 1通貨 |
通貨ペア数 | サポート体制 | キャンペーン |
34通貨 | 平日9〜17時 | 最大100.5万円 |
Point11通貨から取引が可能
SBI FXトレードでは1通貨から取引ができます。
1米ドル=100円の場合、最小取引単位が10,000通貨の会社では約4万円の資金が必要となりますが、SBI FXトレードでは約4円から取引を始めることができ、少額からFXを始めたい初心者に非常におすすめです。
Point2業界最狭水準のスプレッド
SBI FXトレードのスプレッドは業界最狭水準となっており、低コストな取引を行うことができます。
米ドル/円は1〜1,000,000通貨の場合0.18銭のスプレッドとなっており、その他にも人気の通貨ペアを1通貨から、低スプレッドで取引できます。
まとめ:運用次第でレバレッジなし(1倍)でもFXで利益を出すことができる
FXはレバレッジなしでも取引を行うことができます。
ただし、大きな利益を狙うことはできません。
従って、これからFXを始める初心者の方が、FXに慣れるために練習目的で行うことをおすすめします。