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【トレーダー紹介】マサ吉二段さん

FX実践レポート FX実践

口座凍結ラッシュに見舞われた凄腕トレーダー FX投資は簡単には勝てないから、人に頼らず、 自分の力で考えることが大事

マサ吉二段さんとはもちろんペンネームだが、本人はいたって真剣にFXに取り組んでいるトレーダーであり、また、経営者でもあります。

まだ若いですが、人生やビジネスに対する考え方はしっかりしており、一目で信頼できる人物だとわかります。

さくら
さくら

そんなマサ吉二段さんとFXのかかわりについて話を聞きました。

3カ月で株式投資は断念

――トレードを始めたきっかけは?

テレビで放送していたのですが、大阪の通天閣から100万円をぶん投げた人がいて、なぜそんなことをしたのかというと、30万円から50万円を手に、3人で株式投資を始めて、1年半で資金を1億5000万円にしたそうです。

その増えた資金が本物のお金かどうかわからないから、銀行でおろしてみたら、本物のお金だったので、投げてみたそうです。

それを見ていて、自分でも投資でそのぐらいは稼ぐことができるのではないかと思ったわけです。

中学校のIQテストで、学年で1位だったこともあって、自分でもできると思いました。

本当に安易な気持ちでした。 そして、20歳の時に、500万円の資金で株式投資を始めました。

3カ月間、自分ではかなり考えながら投資をしたはずなのですが、資金が10万円増えただけでした。

――2000年の頃ですか?

そうです。2000年です。

しかし、稼げる気がしなかったので、違うことをやらなければ駄目だなと思い、3カ月間で株式投資は止めました。

主婦脱税のニュースを視て、FXを始める

そうしたら、また、テレビで、FXで脱税した主婦のニュースを見て、「こんなおばちゃんにできるのだったら、自分だったらもっと稼げるな」と思って、FXを始めることに。

最初の3週間ぐらい、100万円を証拠金として入金し、ハイレバレッジの時代だったので、ただただ運だけで1500万円まで資金が殖えました。

「これは余裕だな」と思って、「米ドル/円」のポジションを持ったまま、タイへ遊びに行って帰ってきたら、資金は400万円に減っていました。

信じられませんでした。

でも、そこから、ちゃんと考えなければ駄目だなと思い、テクカル指標のことだけを解説した高価な本などを読みあさり、ものを理解する能力だけは長けていると思っていたので、その人の本に書いてあるとおりにトレードをしたのですが、デモ取引ですら勝てなくて、ビックリするぐらい資金が目減りしました。

ただ、どの本にも、「検証しなさい」「バックテストをしなさい」と書いてありますが、バックテストのやり方が書いていないので、バックテストのやり方がわかりません。

とりあえず、本に書いてあることだけを行ってみたのですが、それでも勝てません。

FXで勝てるようになったのは8カ月目

だったら、セミナーに行ってみようと思ったわけです。

しかし、自分のトレードレベルが低すぎて、講師が本当のことを言っているのか、嘘をついているのか判断がつきませんでした。

セミナーから帰ってから、その講師がセミナーで言っていた手法でトレードを行ってみたのですが、やはり、勝てません。

次に何を行ったかと言えば、セミナーに申し込んでから、そのセミナーの講師が書いている本を購入して、その内容をまずは検証することにしました。

そして、セミナーでは、一番前の席に座って、講師の話を聞くことにしたわけです。

セミナーの最後に講師が「何か質問はありませんか?」というので、私は手を上げて、「講師が話された内容でバックテストを2年間行ってみたのですが、1カ月さえも勝てなかったのはどうしてでしょうか?」と尋ねたら、その講師はパニックに陥ってしまいました。

その時、これは講師を追い詰めても何も解決しないので、あとは、自分で考えてトレードをするしかないな、と思ったわけです。

そこから、テクカルを検証し、いろいろ試行錯誤を繰り返しながら、時にはイライラしたり、同居していた彼女に「もう、FXなんて止めたら」と言われながらも、トレードを続けて、ようやく勝てるようになったのは、8カ月目に入ってからでした。

ブログに投稿しても無視される

FXは良い意味で言えば、学歴や職歴や、これまで何を行ってきたかも関係ありません。

極端に言えば、犯罪者でも誰でも稼げるチャンスがあります。

しかし、悪い意味合いで言えば、割りの良い日雇い労働者でしかない、ということです。私は、FXは金を稼ぐためのひとつの手段でしかないと思っています。

そして、勝ってもいないトレーダーがどや顔でこうやれば勝てるみたいなことを本や雑誌やテレビで話してるのが気に食わないですし、セミナーをやっている人の9割はそういう勝っていない目の前でトレードもまともに出来ないような人がセミナーで「こうすれば勝てる!!」とか言ってるような人達で溢れているFX業界は好きになれません。

ただ、単純にFXを行ってきているなかで、最初はレンジのときは勝てませんでした。

下手でした。

いまでも上手だとは言えません。

しかし、ブログを見ると、レンジ相場でも勝てている人たちがいます。

相場は8割がレンジと言われています。

ですから、私は、レンジ相場でも勝てるようになりたかったので、そういう人たちのブログに、「約定履歴を見せてください」と、コメントを入れたわけです。

30人から40人ぐらいのブログにコメントを残したわけです。 ところが、ほとんどの人は私のコメントを無視しました。

コメントが削除されたりしました。

たまに、返事をしてくれる人は、「手法がバレるので、約定履歴は公表できません」と言うのですが、いや、「あなたの手法はもうわかっていますので、注文したポイントと決済したポイントを見せてください」と言ったら、そのコメントは削除されていました。

あるいは、コメントを書けなくされたりしました。

80万円の資金を1カ月で640万円に

これじゃだめだと思い、私自身が勝っていることを見せつけるために、それがきっかけでブログを始めました。

約定履歴や、今日は100万円勝ちましたとか、200万円勝ちましたとか公表したんです。

私はいっさいアフィリエイトは貼っていませんが、それなになぜかわかりませんが、まわりから叩かれました。

――理由は?

「あいつは嘘をついている」とか「何かやろうとしているのではないか」とか、ひどく中傷されました。

――それは妬みからですかね?

イライラしましたので、フリーでニコ生みたいなところで、勝っているところを見せるのは嫌でしたので、有料のFC2でリアルタイムで自分のトレードを公開しようと思ったわけです。

その時に、何十人もの人たちが「教えてください」ときたわけです。

いや、「まず、私のトレードを見せますよ」といって、「みなさん、いくらぐらい、資金を用意されているのですか?」と尋ねると、平均すると100万円ぐらいあるとのことでした。

FXは株式投資と違って、少額の資金の人が多いので、「100万円が1カ月でどのぐらい増えるか、トレードをしてみましょう」と言って、20万通貨で始めました。

80万円の資金で始めて、1カ月で640万円に増えました。

そうすると、ブログのアクセス数が1日、3000に増えました。

口座凍結ラッシュに見舞われる

そういう派手なことを行ったために、DMM.com証券の取引口座がいきなり凍結されました。

SBIFXトレードやGMOクリック証券の口座も凍結されました。

――勝手に凍結されたわけですか?

GMOクリック証券は、600万円の利益を3カ月続けで出したために、凍結されました。

――600万円を3カ月ですから、1800万円になったからですか。けっこう、凍結されるのが早いですね。

SBIFXトレードはもっと早くに凍結されました。

1周間だったと思います。100万ちょっとぐらいしか抜いていません。

DMM.com証券は、証拠金も下ろせないという噂が立ったので、怖いから、証拠金は30万円を入金して、3週間ほどで150万円ぐらいまで殖えました。

GMOクリック証券はメールで、SBIFXトレードとYJFX!は電話で口座凍結の通知がきました。 しかし、DMM.com証券は通知も何もきませんでした。

たとえば、パソコンはログインのパスワードを記憶することができますが、DMM.com証券のログインのためのパスワードを打ち込んだら、パスワードが間違っていますという表示が出たわけです。

「そんなはずはない、えっ、ハッキングか?」と思って、焦ってDMM.com証券に電話をしました。

そうしたら、「凍結になっています」といわれたので、「これ、どうするの?証拠金は?」と尋ねたら、「口座にお支払します」と。

「税金の関係は?」と訪ねたら、「そちらの書類もご住所にお送りします」と。「凍結の理由は?」と尋ねたら、何も答えてくれませんでした。

「何なんだ、この会社は」と思いました。

――問い合わせなければ、凍結はわからないのですか?

今はどうかわかりませんが、DMM.com証券は通知も何も来なくて、凍結されました。

――口座凍結についても、各社それぞれ対応が違うわけですね?

全然違います。

GMOクリック証券は、発注ツールが途中からフリーズしたりするんですよ。

――いままでふつうに動いていたのに?

私はトレードルームを持っていましたので、生徒さんがきていました。

そこで、生徒さんに「私といっしょにGMOクリック証券の取引口座に、1万通貨でいいから同時にはいってみてくれないか」と頼んだわけです。

二人同時にトレードを始めたのでが、私のほうは入るに入れないわけです。

だからすぐにGMOクリック証券に電話を入れました。

「これはどういうことですか」と尋ねたら、最初は、「ネットの関係ではないでしょうか」と言うわけです。

「何回も同じことがつづくんですが」と尋ねると、「パソコンが原因ではないでしょうか」と言うわけです。

しかし、生徒さんが使っているパソコンは10万円ぐらいの価格のものですが、私の使っているパソコンは、半年間ずっとつけっぱなしでも正常に機能するパソコンで、専門につくってもらったものです。

そういうパソコンの説明をして、「これで駄目だったら、一般人はFXをやるなということですか」と尋ねたわけです。「いや、それは……」と答えを濁すので、「何かやっているでしょう?」と追求したわけです。

そうしたら、上司が出てきて「じゃあ、勝てるのであれば、くりっく365で取引されればいいじゃないですか」と言うわけです。

私は腹が立ちました。

その上司とはあとで知り合いになりましたが、彼が言うには「なかでいろいろなことをしています」とのことでした。

しかし、凍結度でいえば、DMM.com証券が圧倒的に多いです。

もともとDMM.com証券をつくる時に、親会社がピンク関係だったので、銀行がカバーを引き受けてくれなかったらしいのです。

銀行がカバーをとってくれなければ、自分で動かすしかないわけです。

ですから、この間、土日にあまりにもポジションを保有していることから金融庁から指導が入ったらしいです。

DMM.com証券は凍結が早いです。

100万通貨を超えるとびっくりするぐらいスプレッドが広くなる取引会社もあります。

JFXも私の友人が凍結されたのですが、JFXの社長はオフ会にもよく行っておられて、その友人もオフ会に出ていて、JFXの社長と知り合いだったので、「ふつうに取引をして口座を凍結されたんですよね」と言ったら、次の日から口座の凍結を解除されたみたいです笑)。

――口座凍結が解除されることもあるんですね? 

優しいですね。

海外で証券会社を設立

私は日本の証券会社に見切りをつけていますので、自分で証券会社を興したほうが早いと思ったわけです。

日本で証券会社をつくるとなると、最低でも8000万円は必要だと言われましたが、よくよく調べていくとそれ以上の資金が必要なことがわかりました。

海外だと比較的安く証券会社をつくることができるので、ライセンスを取得して、海外で自分で証券会社を始めて、経営しています。

弊社で取引をされている方は、勝ち組トレーダーがほとんどです。

しかも、国内のFX会社で口座凍結の経験があるかたがほとんどです。

相場は「4つ」ある

――マサ吉二段さんが、ようやく勝てるようになるのに、8カ月かかったとおっしゃいましたが、その8カ月でどんなことに悩み、どんなふうに問題を解決してこられたのでしょうか、とても気になるのですが?

一番最初は、相場はトレンドとレンジだけがあると思っていたのですが、実際は、人間が一番負けているのは、レンジではなくて、トレンドでもなくて、トレンドの始まりと、トレンドの終わりなんですね。

相場は4つだと思っています。

――4つ?

トレンドの始まりと終わりがあって、レンジトレンドがあります。

トレンドがいつまで続くかわかっていれば、ロスカットはしなくて済みます。

いつまでがレンジだとわかっていれば、そこもロスカットは必要ありません。

いきなりトレンドが始まったが、実は、それは嘘だったとかがあるから、人間は負けてしまいます。そこで、自分の負けているところを検証したわけです。

そうしたら、結局、手法が間違っているのではなく、トレンドだと思って入ったのに、トレンドではなかったから負けてしまったことに気がつきました。

だったら、何を持ってトレンドとするのか、トレンドの定義を決めつける時に、セミナーなどでは、勝つためにはどこで入ったらいいのかを話しているのですが、勝つ場所を知るのではなく、ゴールデンクロスでも、どこでゴールデンクロスなのか、いつと一緒だったのか、勝っているときのゴールデンクロスと一緒なのか、負けているときのゴールデンクロスと一緒なのか、その差がわからないと絶対に勝てません。

トレンドの定義、レンジの定義、負けているところ、やれないと勝てないところが見えてこないと、勝っているところがどこなのかも見えてきません。

ですから、レンジ、トレンド、トレンドの始まりと終わりの定義を自分のなかで行うことが、重要になってきます。

――そして、トライ&エラーを繰り返したわけですか?

トレード記録をノートにつける

エクセルなどを使うことができなかったので、ノートに書いていました。

2003年は、FXについてのわかりやすいホームページはあまりありませんでした。

キャプチャーという言葉も知りませんでした。

ただただ、写真に撮って、ノートに貼って、その下に書いたりしていました。

そんなことを繰り返しながら、最初は、自分の思っている条件やかたちで勝率だけを算出していたのですが、そのあとにかなり細かく見ていた時に、時間を見ていたら、朝の9時台にめちゃくちゃ勝っているとか、夜の12時以降に勝率がいいので、時間が関係あるのかなと思って調べてみたら、ロンドン時間の取引で死ぬほど損失を被っていることがわかりました。

「どうしてだろう、レンジで取引をしているのかな」と思って、過去のノートをひっくり返して調べていったら、レンジではなく、方向はあっているけど、ロスカットにあっているので、ロスカットの幅を何pipsまで広げるのか、いろいろ考えました。

そうやって、いろいろ考えながら、試行錯誤しながらトレードを行っていくうちに、トレードの環境も改善されて、FX会社が提供するスプレッドも非常にタイトになってきて、徐々に勝てるようになっていったわけです。

大事なのはお金の多数決!

FXは結局は統計で、戦うのは機械ではなく、人間です。

人間は絶対、統計のなかでしか動けません。

中央値にはまります。

ただ、FXの場合、大事なのは人の多数決ではなく、お金の多数決です。

金持ちが相場を動かしています。

お金持ちが勝ち続けているということは、絶対に同じところで入り続けているからだと、私は確信しています。

その考え方は、FXを始めた頃から変わっていません。

そこを見つける作業だと思っています。

一流になる必要はありません。

FXや株式投資の面白いところは、勝ち組と同じところで入って、同じところで出ていけば、絶対勝てることです。

私の周囲で勝ち組を探したのですが、いませんでした。

みんな嘘つきでした(笑)。

FX業界の嫌なところ

――そこを失敗しながら、徐々に、トレードが上達して、今があるわけですね?取引環境で、スプレッドが狭くなってきましたが、レバレッジもかなり変わりました。その影響は、マサ吉二段さんのトレードに何か影響はありましたか?

いや、ありません。

もともと私自身には本業がありました。

実質のレバレッジも、25倍よりも低いレバレッジでトレードをしていましたので、影響はありません。

一番怖かったのは、レバレッジ規制によって、FXの人口が減る、もしくは総ロット数が減ることでした。

低スプレッドではなくなるのかな、と思いました。

スプレッドも、「米ドル/円」は原則0.3銭と言いますが、破られまくりです。

東京時間のスプレッドを平均するといくらになるでしょうか。

私はそこらあたりが気になると、FX会社に電話をします。

そうすると「原則です」という答えが返ってきます(笑)。

私が思うのは、FX業界の嫌なところは、勝つためにどうしたらいいのかを話すのではなく、勝ったあとの、まるで宝くじがあたったときのような話ばかりをすることです。

そんなことはどうでもいいことです。

ですから、FXって簡単に勝てると思っている人がものすごく多いです。

自分で考えることが大事

――そうですね。だから、勝ち組トレーダーに聞いているのです。巷には、FXは簡単に勝てるという話が溢れていますが、実際には、勝ち組トレーダーのみなさんも、自分のトレードスタイルを固めるまでは大変苦しい時期を経験しています。その経験が一般にあまり伝わっていない気がしています。

しかし、トレーダーを目指している皆さんや、勝てずに悩んでいる皆さんは、そういう苦しい時期をどうやって乗り越えて、成功したかという体験を知っておいたほうがいいと思います。

そうすれば、全体的にFX業界、FX市場、そして、トレーダーのみなさんもいい方向に向かう可能性があると思っています。

表面的なことだけしか教えないところに、お金を払う無駄がなくなるのではないでしょうか。

マサ吉二段さんは今、生徒さんをお持ちですが、卒業されたのは何名ぐらいですか?

70数名ですね。

――その皆さんは、マサ吉二段さんを慕って、教えてほしいと入門された方々ですか?

もともとは、自分の知り合いにしか教えていませんでした。

私の羽振りが良かったのを見て教えてほしいとなったわけです。

最初は、お金を取らないで教えていました。

しかし、教えていたのですが、あれこれ私から言われるのが嫌になって、こなくなってしまったんです。

そうした時に、私の後輩にFXのトレードを見せたところ、実際にお金が20万円、30万円と殖えていくのを目の当たりにして、自分もFXを教えてほしいということで、後輩に教え始めたわけです。

その時、受講料をいくらにするか考えた時に、サラリーマンの給料の約1カ月分がいいのではないかと思い、受講料30万円に決めたわけです。

その後輩にとって、30万円は決して小さな額ではなく、何度も大丈夫ですかと問われましたが、「大丈夫だから」と言って、その後輩にトレードをびっちり教えました。

――そこが教えることのスタートですね?

その後輩にトレードセンスがあったのだと思います。

また、自分で考える力を持ってもいました。

だから、生徒さんにいつも言っているのは、「私は生徒さんの気持ちは正確にはわかりません。だから、わからないところはきいてほしい」と。

どうしても、投資助言とか金商法の関係で、勝てることの確約はできません。

でも、私の手法で負けるのは、私の責任です。どんなに責められてもいいです。

私の手法以外で勝っても、負けても、それは責任は取れません。

だから、私の手法でわからないところはなんでも聞いてほしい。

あと、ロウソク足は何ですか、という質問は止めてほしい。ネットで調べられることは、自分で調べてほしいと。

ただ、自分で考えてトレードを行っている人は、2カ月から3カ月で勝っていきます。

フィボナッチは勝率が安定しない

ところで、私はフィボナッチ否定派です。

すべてとは言いませんが、ほとんどのテクニカル指標を10年間検証しました。

条件づけもすごく細かくして検証しました。

たとえば、フィボナッチで言えば、当たった瞬間からの反発、当たったところからのロング、この二つは絶対です。

今度は、当たってかたちができてから、当たってどこまで耐えるのか、耐えるとしたら、ボラティリティがいくらのところなのか、など、考えられる限りの条件を当てはめて検証しました。

検証してみてわかったことは、勝率が安定していないことです。

今日は80%、明日は20%、10%、90%とバラバラです。

ということは、少なくとも、勝ち組トレーダーはフィボナッチを使っていないはずです。

お金を入れる人たちは、フィボナッチを軸にしていないことです。

その理由について、私がわかることは、フィボナッチは比率を考えています。

1日のうちで、朝の9時であったり、16時であったり、大きく動くときは、ボラティリティが明らかに変わります。

その前にエントリーしていて、時間が切り替わって、ボラティリティが変わったら、パーセンテージは意味がありません。

そこらあたりは、検証していけばわかるはずですし、理由もはっきりするはずです。 RSIやストキャスティクスでも、折れたらどうこうとか、80に当たったらどうこうとか言いますが、80や90にあたったところから、かたちが、斜めの線ではなくて、水平線ですよね。

斜めの線を使っていいのは、三角持ち合いをつくるときだけだと思っています。

ふつうに引いていくと、引けないところばかりです。

水平線は、会社によってpipsの違いはありますが、高値安値はほぼ同じです。

でも、斜めの線は、どこから引くかによってまったく違ってきます。

同じところにお金が集まってくるという意味では、絶対に最初に引かなければならないのは、水平線です。

なんでかわかりませんが、皆さん、テクニカル指標のことを話したがります。

どうしてですかね?

FXのことを自分で調べ、デモトレードから

――最後に読者へのメッセージをお願いいたします。  

基本的には、日本は海外と比べて、信託保全とか、日本ブランドは信用が強い部分があります。

私も最初はそうでしたが、雑誌に掲載されているとか、こうしたインタビューを受けているとか、正直、私であっても疑ってほしいし、他の人でもそうですが、ただただ、こういうのを信じるのではなく、自分で考えて、他の人にも聞いて、ネットに書いてあるから正しいとか、間違っているというのでなく、ウソだと思っていいから、まずは、自分で調べることです。

FXを行うのであれば、リアルトレードでやらないと痛みがわからないという人もいますが、正直、バックテストで勝てないものを行っても意味がありません。

デモトレードで勝っても意味がないと言いますが、デモトレードですら勝てないのであれば、リアルトレードをする意味がないと思っていますので、デモトレードで、スキャルピングであれば、最低でも1カ月間、デイトレードであれば、1年から2年、レバレッジを抑えて、行ってみて、勝てるようになってから、リアルトレードを始めても遅くはないので、まずはデモからしっかりとやっていきましょう。

辻秀雄氏プロフィール

辻秀雄氏
ジャーナリスト。リーマンショックに世界が揺れた2008年に、日本で初めて誕生したFX(外国為替証拠金取引)の専門誌、月刊「FX攻略.com」の初代編集長を務める。出版社社員からフリーになり、総合雑誌「月刊宝石」や「ダカーポ」「月刊太陽」「とらばーゆ」などで取材・執筆活動を行う。また、『ビジネスマン戦略戦術講座(全20巻)』などビジネス書の編集にも携わる。著書に『インターネット・スキル』『危ない金融機関の見分け方』『半世紀を経てなお息吹くヤマギシの村』など。共著に『我らチェルノブイリの虜囚』『ドルよ驕るなかれ』『横浜を拓いた男たち』など。辻秀雄氏の詳しいプロフィールは、こちらから
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