FXで総額3000万円くらいの損失を出してしまったけど、どうやったらFXで利益を上げることができるの?
そもそもFXで3000万円くらいの損失を出したらFXをやめるべきかしら?
このようなお悩みをお持ちではありませんか。
結論から申し上げると、FXで総額3000万円くらいの損失を出してしまったのであれば、FXをやめることをおすすめします。
しかし、どうしてもFXで利益を上げたいから、一から勉強をし直すという考えをお持ちの方であれば、再チャレンジしてみるのも良いでしょう。
そこで本記事では、下記の流れで、FXで3000万円の損失を出した方でもFXで利益をあげられるようになる方法を詳しく紹介します。
- FXで3000万円の損失をだしたらFXをやめるべきか?
- FXで3000万円という大きな損失を出してしまう原因5つ
- FXで3000万円の損失を出した方が再チャレンジするためのやり方9つ
- FXで3000万円の損失を出した方が利益を上げるために知っておくべきこと3つ
- FXで成功するとお金に縛られない生活ができるのか?
本記事を参考にしていただければ、FXで3000万円という大きな損失を出した方でも、FXで利益を得られるようになる方法を知り、お金に縛られず生活を豊かにできる確率を上げることができます。
では早速、「FXで3000万円の損失をだしたらFXをやめるべきか?」から紹介していきましょう。
FXで3000万円の損失をだしたらFXをやめるべきか?
結論から言うと、FXで3000万円の損失を出してしまったら、FXをやめるべきだと言えます。
ただし、これはFXで3000万円の損失を出してしまった方の全員に当てはまるわけではありません。
やり直せる人であれば、再チャレンジすることもおすすめです。
なぜならば、FXで成功することができれば、会社を立ち上げたり今よりもお金に余裕が出たりすることができるからです。
以下で、FXを続けた方が良い人、FXをやめた方が良い人、それぞれの特徴をまとめをまとめてみました。
FXを続けたほうが良い人
FXで3000万円の損失を出しても、FXを続けたほうが良い人は、以下の通りです。
- 冷静に落ち着いてFXのトレードをすることができる人
- 失敗しても改善策を探したりと、常に向上心を持って取り組むことができる人
- 長い目線で物事を考えられる人
FXをやめたほうが良い人
逆に、FXに不向きな方は、以下の通りです。
- 小さなことでイライラしたり落ち込んだりと浮き沈みが激しく、感情のコントロールができない人
- 自分を高めようと言う意識がなく、何度も同じ失敗を繰り返してしまう人
- 目の前のことしか見られず短期的な目線でしか物事を見られない人
上記で紹介した方が、必ずやめたほうが良いかといえばそうではありませんが、感情のコントロールができないことや失敗から学ばず何度も同じ失敗をすることは、FXで成功するには難しいといえます。
FXで3000万円という大きな損失を出してしまう原因5つ
FXで3000万円という大きな損失を出してしまう原因となることは、主に次の5つのことです。
- 資金管理ができていない
- 損大利小の取引を行っている
- 短期足ばかりを見ている
- 感覚で取引を行っている
- 1,000通貨から取引を行う
それぞれ詳しく紹介します。
資金管理ができていない
まずは、資金管理ができていないということです。
自分が今どれだけのポジションを持っているのか、あとどれだけのポジションを持つことができるのか、こうしたことをきちんと把握して自分の身の丈にあった取引をしなければなりません。
逆に資金管理ができていないようでは、大きな損失を招く原因となります。
例えば、証拠金に余裕のない状態での取引では、強制ロスカットのリスクが高まりますし、資金に余裕のない状態での取引はメンタル的にも良い状態を保つことが難しいので、取引判断を誤ってしまいがちです。
資金管理は、FXで成功する上で最も大切なことの一つといっても過言ではありません。
資金管理ができていないと、大きな損失を出す原因となります。
損切りができない
損切りができていないということも、大きな損失を出す原因となります。
なぜならば、FXはプロのトレーダーでも損失を出すため、勝率100%はあり得ません。
勝率100%がない中で、資金を増やしていくには、損失を抑えることが大切です。
損切りができなければ、今までの利益を失ってしまうくらいの損失を出すリスクもあるのです。
従って、損切りができなければ、FXで失敗するリスクが大きくなります。
損大利小の取引を行っている
FXで本来目指すべき「損小利大の取引」の逆を行く「損大利小」の取引を行なっているということも原因です。
損小利大というのは、損失はなるべく小さく済ませ、利益はできる限り大きく取るという、FXでは基本中の基本の考え方です。
その逆の「損大利小」の取引をするということは、損失は大きく膨らんでから決済し、利益は小さいうちに決済してしまうということです。
これでは、利益を積み重ねていくことができないどころか、損益はマイナスとなっていってしまうことも当然です。
損大利小の取引を続けていると、すぐにマイナスの額が大きくなり、大きな損失に繋がってしまうことは容易に想像できるでしょう。
短期足ばかりを見ている
短期足ばかり見て取引を行っていることも、大きな損失を出す一因となります。
なぜならば、相場は長期足のトレンド方向に動く傾向があるため、短期足ばかり見ていると大きなトレンドを把握することができないからです。
大きなトレンドが把握できていないと、ポジションを保有した瞬間に逆方向へ動くという、初心者トレーダーが最も悩んでいる現象にもつながります。
相場は、長期足のトレンドに沿って動く傾向にあるため、短期足ばかり見て取引を行っていると失敗する確率が高まります。
感覚で取引を行っている
感覚で取引を行ってしまっている場合も、FXで大きな損失を出す原因となります。
明確な根拠がなくポジションを持ち、なんとなく上がりそう、下がりそうといった感覚のみで取引を行っていては、FXで利益を上げ続けることは難しいといえます。
FXは、どんなにうまいトレーダーでも損失を出すため、感覚で取引を行っていては損失を出すリスクが高くなるだけです。
一般的に、プロのトレーダーでも勝率5割以上なら良いといわれているため、どんなに分析力が高くても勝率はせいぜい5割~6割程度といえます。
従って、感覚で取引を行っていれば、勝率も下がりFXで失敗するリスクが高くなるのです。
FXで3000万円の損失を出した方が再チャレンジするためのやり方9つ
FXで3000万円の損失を出してしまっても、再チャレンジをする方法はあります。
但し、それまで通りのやり方と同じでは、同じ失敗を繰り返すだけになってしまいます。
一度FXで3000万円の損失を出してしまった方が再チャレンジする場合のポイントを9つご紹介していきます。
- 1,000通貨から取引を行う
- レバレッジは5倍~10倍程度で取引を行う
- 通貨ペアは「米ドル円」を選択する
- 取引スタイルを決める
- ストップ注文(逆指値決済)を覚える
- 損小利大の取引を心がける
- 月足や週足という長期足も必ず分析する
- 取引ルールを作成する
- FXで勝率100%を求めない
1,000通貨から取引を行う
まずは、1,000通貨からの取引で再チャレンジをすることをおすすめします。
取引する通貨単位を大きくしすぎないことで、大きな損失を避けた、リスクの低いFX取引が可能です。
通貨単位が大きくなればなるほど、大きな金額を取引することができるので、大きなリターンを狙うことができます。
しかしそれには、失敗した際には大きな損失を出してしまうという大きなリスクも同時にあります。
また、1,000通貨での取引であれば、米ドル円であれば約4,000円(1ドル100円計算)という少額取引が行えます。
損益額が小さいことや少額から取引できるという理由から、1,000通貨からの取引であれば、大きな損失を出すリスクを抑えることが可能です。
従って、1,000通貨から取引を始め、もう一度基本を学びなおしましょう。
レバレッジは5倍~10倍程度で取引を行う
レバレッジは5倍〜10倍程度にして取引を行うようにしましょう。
FXに再チャレンジするには、低めのレバレッジでリスクを抑えて取引し、改めてFXの経験値を積むとともに、リスク管理をしっかりと抑えることに重きをおくことがおすすめです。
例えば、1,000通貨から取引であれば、約10,000円(1ドル100円計算)の資金が必要です。
まずは、10,000円から取引を始め、100,000円くらいまで増やせるようになりましょう。
通貨ペアは「米ドル円」を選択する
通貨ペアは、「米ドル円」がおすすめです。
ドル円は、FXにおける代表的な通貨ペアです。
日本でも馴染みが深く、情報も簡単に手に入れることができます。
また、値動きが安定しており、流動性もとても高いので、リスクを抑えた取引が可能です。
各FX会社によって、多種多様な通貨ペアの選択肢はありますが、リスクを抑えながらFX取引を行うためには、安定性・流動性がある通貨ペアを選ぶということが大切です。
さらに情報を得ることが容易な通貨ペアであれば、値動きの予測も立てやすいので取引がしやすい通貨ペアであると言えます。
こういった観点から、「米ドル円」での取引をおすすめします。
取引スタイルを決める
FXを無理なく行うためには、取引スタイルを決めることが大切です。
スキャルピング、デイトレード、スイングトレード、長期トレードと、様々な取引スタイルがありますが、あれこれと手を出すのではなく、自分の生活のスタイル、FX経験などに合わせて、絞って取引をすると良いでしょう。
例えば、仕事が忙しい会社員の方なら、時間がなくてもできるスキャルピングがおすすめです。
生活スタイルに合っていない取引スタイルだと、本業に集中できないことにもなりかねません。
無理なくFXを長期的に続けていくためには、生活スタイルに合った取引スタイルを決めましょう。
テクニカル分析を覚える
テクニカル分析を覚えるということも、FX取引において必須です。
先ほども紹介しましたが、テクニカル分析は、過去のチャートを分析し、未来の値動きを予測する手法です。
テクニカル分析を使うことで、相場が今後どのように動くかを予測することができ、それに基づいて、根拠のある取引を行うことができます。
分析力が高まれば、勝率を上げることもでき、どんどんFXで利益を上げやすくなる環境を作ることができます。
まずは、移動平均線から学びなおしてみましょう。
ストップ注文(逆指値決済)を覚える
ストップ注文(逆指値決済)を覚えるということも、FXに再チャレンジする際には必ず実行してほしいことのひとつです。
含み損を持った時には、それ以上に損失が大きくならないように、損切りをしなくてはなりません。
しかし、自分の手で損切りをするというのは、損失を確定させるということなので、簡単にできないという方も多いでしょう。
損切りを確実に実行するためには、新しくポジションを持つ際に、その注文と同時に必ずストップ注文も入れることです。
そうすれば、含み損が一定のところにきたところで自動的に決済されるので、自らの手で損切りをせずとも、確実に損切りをすることができます。
損失を最小限に抑えるために、ストップ注文は必ず実行できるようになりましょう。
損小利大の取引を心がける
FXで資金を増やしていきたいのであれば、損小利大の取引を心がけましょう。
損小利大とは、損を小さく利益を大きくという意味であり、FXで利益を得ていくためには最も大切な考え方の一つです。
例えば、勝率5割で損益率も1:1の場合、どんどん取引を行えば口座の資金は減少していきます。
なぜならば、スプレッド分が差し引かれるからです。
では一方で、勝率5割で損益率が1:2の場合だと、取引を行っていけば口座の資金は右肩上がりに増えていきます。
勝率があまりよくなくても、口座の資金を増やすことができる損小利大の取引を心がけましょう。
月足や週足という長期足も必ず分析する
相場分析の際には、月足や週足という長期足を必ず分析するようにしましょう。
1分足や5分足といった短期足だけを使用した分析では、相場の流れを正しくつかむことができません。
短期足は、長期足の一部分だけを捉えているだけにすぎず、相場の流れを読み取ることはできないのです。
FXで利益を出すためには、相場のトレンドをつかみ、トレンドに乗った取引をするということが大切です。
トレンドに乗るためには、まず相場の流れを正しく読まなければなりません。
そのために、月足や週足という長期足も必ず分析に使用するようにしましょう。
取引ルールを作成する
FXで利益を得ていくためには、取引ルールを作成することが大切です。
FX相場には全く同じ相場というものはないため、どんな相場でも常に一定の取引をすることが利益を上げやすくなります。
相場は誰にも読むことはできないため、相場によって手法を変えるという天才的なことはまずできません。
返って、手法が変わってしまうと、損失を出すリスクが高くなります。
どんな相場でも、一定の取引を行うのであれば、取引ルールを作成することが大切です。
FXで3000万円の損失を出した方が利益を上げるために知っておくべきこと3つ
FXで3000万円の損失を出してしまった方が今後FXで利益を上げていくために、次の3つのポイントを押さえましょう。
- FXで勝率100%を求めない
- FXはトータル収益をプラスにする
- 休むも相場
それぞれ詳しく紹介します。
FXで勝率100%を求めない
FXでは、勝率100%を求めないということを頭に置いておきましょう。
勝率が高ければ高いほど良いという風に感じるかもしれませんが、FXでは必ずしもそうではありません。
小さな勝ちをたくさん重ねても、一度の大きな負けでプラスが無くなってしまっては何の意味もありません。
逆に、大きな勝ちが一回あれば、何度かの小さな負けは取り返すことができます。
FXでは、勝率100%を目指す必要性は決してないのです。
FXはトータル収益をプラスにする
FXはトータルでの収益をプラスにするという気持ちで、取引を行います。
先述したことにも繋がりますが、FXでは勝ち負けの回数ではなく、トータルで収益をプラスに持っていくということが大切になります。
トータルで収益をプラスにするということは、先に説明した「損小利大」の取引が大切になります。
例えば、勝率が50%だとしても、損失はできるだけ小さく抑え、利益はできる限り大きく伸ばすということを徹底できていれば、トータルでの収益をプラスに持っていくことができます。
FXでは、勝ち負けの回数ではなく、トータルで収益をプラスにしていくということが大切だということを念頭に置き、取引を行うと良いでしょう。
休むも相場
FXの有名な格言に「休むも相場」ということばがありますが、「休む」ということもFXにおいてとても重要なことです。
マーケットが平日であれば24時間オープンしているからといって、常に取引をする必要はありません。
相場の流れがつかめない時だってあるでしょうから、無理にポジションを持つことはないのです。
どれだけ経験を積んだ投資家でも、相場が理解できない流れの時というのは訪れます。
そんな時に取引を行ってしまっては、大切な資金を失うだけです。
相場の流れがつかめないという時には、無理にポジションを持とうとせず、自分にとってわかりやすい相場の時にだけ取引を行えば良いのです。
たくさんのトレードをこなすことが大きな利益を生み出すというわけではありません。
時に取引をせずに休んで、良い流れの時にだけ取引に参加すれば良いのです。
まとめ:FXは大きな利益を狙うことができますが簡単ではない
FXで成功すれば、大きな利益を得ることができます。
しかし、プロトレーダーでも損失を出す相場で、利益を残すことは簡単ではありません。
何度も何度も同じ失敗をする人や感情のコントロールができない人などは、相場で失敗する確率を高めます。
FXで成功するためには、日々のチャート検証や失敗の原因を深く追及する探究心などが必要です。
もしFXで大きな損失を出しても諦められないのであれば、本記事の「FXで3000万円の損失を出した方が再チャレンジするためのやり方9つ」をしっかりと熟読し、もう一度やり直してみましょう。