FXのハイレバレッジ取引で借金する原因って何?
そもそもハイレバレッジ取引は危険なのかしら?
このようなお悩みをお持ちではありませんか。
巷では、FXのハイレバレッジは危険や借金するからやめておけ、みたいなことを言われておりますが、原則FXで借金をすることはありません。
ただし、100%借金しないというわけではありません。
そこで本記事では、下記の流れでハイレバレッジで借金をしない理由や借金をしてしまう理由などを詳しく紹介します。
- FXのハイレバレッジ取引をしても原則借金をすることはない
- FXのハイレバレッジ取引で借金をしてしまう4つの原因と対策
- 実はFXのハイレバレッジ取引は安全
- FXのレバレッジを利用しながらもリスクを抑えた取引方法3つ
本記事を参考にしていただければ、ハイレバレッジ取引を有効活用し、効率よく利益を狙った取引を行えるようになります。
ぜひ本記事を参考にしてください。
FXのハイレバレッジ取引をしても原則借金をすることはない
FXでハイレバレッジ取引をしても、原則借金をすることはありません。
なぜなら、FX各社では、ロスカットという仕組みがあるからです。
ロスカットとは、ポジションの評価損がある一定レベルに達したときに、さらなる損失の拡大を未然に防ぐために、その対象ポジションを反対売買に決済する制度のことです。
出典:外為どっとコム
簡単に言うと、一定の損失額をだすと強制的にポジションが自動決済されてしまうのです。
ただし、相場があまりにも急激に激しく反対方向へ進んだ場合は、強制ロスカットが適用されず預けた資金市場の損失が発生する可能性があります。
従って、原則としてロスカット制度があるため、預けた資金以上の損失を出すことはないのです。
だからと言って、ロスカットをされてしまうと、大きな損失となってしまうので、無理な取引を行うのはやめましょう。
ロスカットは執行されないこともあるから、普段からリスクを許容した取引を行うことが大切ね!
FXのハイレバレッジ取引で借金をしてしまう4つの原因と対策
FXのハイレバレッジ取引で借金をしてしまう原因は、以下の通りです。
- 急激な価格変動でロスカットが成立しない場合がある
- ポジションを持ちこし週明けに大きく窓が開いた場合
- FX会社側のシステムトラブル
- 親や友人、クレジットカードなどを利用してしまう
それぞれの対策についても紹介します。
原因①:急激な価格変動でロスカットが成立しない場合がある
上記でも述べたように、FXでは預けた資金以上の損失を出さないために、ロスカットという制度があります。
ただし、あまりに急激な価格変動の場合、うまくロスカットが働かない場合もあるのです。
ロスカットがされず、持っているポジションと反対方向に為替レートが動けば、預けた資金以上の損失を出してしまいます。
資金以上の損失は、当然FX会社に入金しなければなりません。
従って、急な価格変動でロスカットが成立しない場合は、預けた資金以上の損失を出すことがあるのです。
対策:普段から資金管理を心がけながら取引を行う
ロスカットリスクを減らすためには、資金管理をしっかりと行いましょう。
資金管理といってもさまざまであるため、ここでは資金管理の一つリスクコントロールのやり方を紹介します。
リスクコントロールは、1回の取引に対してどれくらいのリスクをとるかです。
投資の世界では、「2%ルール」というものが存在します。
簡単に言うと、1回の取引で2%の損失を許容するということです。
例えば、100万円の資金で取引を行う場合は、2万円の損失を出したら損切りとなります。
リスクコントロールを覚えることにより、ロスカットリスクを減らすことができるため、ぜひ参考にしてみてください。
原因②:ポジションを持ちこし週明けに大きく窓が開いた場合
週明けまでポジションを持ちこしてしまうと、「窓」が開くリスクがあります。
以下の画像は、週明けの窓が開いた状態のものです。
窓は、土日に大きな出来事が起きた際に、発生します。
万が一、土日に戦争やテロなどが発生した場合、翌週の為替レートは大きく窓を開けることになります。
持っているポジションの方向へ窓が開けばよいのですが、逆方向であれば大きな損失を出すリスクがあるのです。
仮に、ストップ注文を入れていたとしても、為替レートが飛び越えてしまっているため、ストップ注文にかからず含み損だけが増えていくことになります。
また、土日はFX会社が休みのため、土日に決済することはできません。
従って、週明けまでポジションを持つと、窓開けで大きな損失を出すリスクがあるのです。
対策:なるべく週末にポジションを決済するようにする
週をまたいでポジションを持たないのが一番の対策方法です。
しかし、スイングトレードで大きく利益を引っ張らないといけないときは、仕方なくポジションを持ちこしてしまうこともあります。
そのため、日ごとからリスクを許容した取引を行うことが大切です。
原因③:FX会社側のシステムトラブル
滅多にないことですが、FX会社のシステムに不具合が起き、損切りやストップ注文が使用できないことがあります。
システムを利用し取引を行っているため、システムトラブルといった不具合が生じてしまうのは仕方のないことかもしれません。
しかし、FX会社側の要因でも思わぬ損失を出すかもしれないということを覚えておきましょう。
対策:知名度の低いFX会社を利用しないこと
システムトラブルのリスクを抑えたいのであれば、知名度の低いFX会社で口座開設をしないことです。
知名度の低いFX会社がすべてだめかといえばそうではありませんが、大手のFX会社のほうが一定の信頼性があります。
ある程度、FXをやっている方であれば見極めができると思いますが、これからFXを始める初心者の方であれば、初めは大手のFX会社を選ぶようにしましょう。
原因④:親や友人、クレジットカードなどを利用してしまう
FXの資金が不足し、親のクレジットカード、あるいは友人のクレジットカードで借金をしてしまったり、 FXの資金が不足したりするなど、一時しのぎとしてついやりがちなパターンです。
他人のクレジットカードで借りたお金といえども自分自身の借金に変わりはありません。
対策:FXは余剰資金で行うこと
FXへの投資は余剰資金で行うのが原則です。
今の生活を維持するのに必要な資金を使いFXの取引をすると、損をしてはいけないとの意識が強く働きます。
その結果FXの取引に余裕がなくなり、精神的に損切りしづらくなるでしょう。
余剰資金でFX取引をすれば、一時的な損失はあまり気にしなくなり、思い切って損切を行いやすくなります。
FX取引は精神状態が大きく影響するので、余剰資金で取引をして心に余裕をもちながら取引をしましょう。
実はFXのハイレバレッジ取引は危険ではない
結論から申し上げますと、ハイレバレッジ取引自体は危険ではありませんが、やり方を間違えれば大きな損失を出す危険性があります。
まず、なぜハイレバレッジが安全なのかについて解説します。
ハイレバレッジが安全という理由は、証拠金に余裕が持てロスカットリスクを抑えることができるからです。
例えば、資金10万円に対して1,000通貨でレバレッジ25倍の取引を行うには、最低必要証拠金が4,000円(1ドル100円計算)になります。
一方、資金10万円に対して1,000通貨でレバレッジ1倍の取引を行と、最低必要証拠金が100,000円(1ドル100円計算)です。
上記2つを以下のロスカット計算式に当てはめてみます。
- ロスカット基準額=必要証拠金×100%
レバレッジ25倍でのロスカット基準額は4,000円となり、レバレッジ1倍でのロスカット基準額は100,000円となります。
つまり、レバレッジ1倍での取引のほうが、資金に余裕がないためすぐにロスカットされてしまうことが分かります。
従って、レバレッジ自体は、資金に余裕が持てるため便利な仕組みといえます。
では、以下で危険なレバレッジの使い方について紹介します。
ただしポジションの持ちすぎは危険
ハイレバレッジ取引は、危険というよりむしろ証拠金に余裕が持てるため、ロスカットリスクを抑えた取引が可能です。
しかし、ハイレバレッジ取引を行い、ポジション量を増やしてしまうとすぐにロスカットになるリスクが高まります。
例えば、レバレッジ25倍で持てるポジション量は、25Lot(1,000通貨単位)です。
つまり、1円の値動きがあった場合は、±25,000円となります。
対して、5Lotの場合は、±5,000円です。
つまり、ポジション量を増やすほど、損益の額が変わってきます。
少ない資金でポジション量を上げると、すぐにロスカットになるため、ポジションの持ちすぎは危険なのです。
FXのレバレッジを利用しながらもリスクを抑えた取引方法3つ
レバレッジだけなら安全とは言え、大きな損失を出すリスクもあるのがFXであるため、常にリスクを抑えた取引を行うことが大切です。
ここでは、リスクを抑えたFXの取引方法について紹介します。
- FX初心者はレバレッジ5倍~10倍程度にし、資金に余裕を持つのがおすすめ
- 必ず損切りを行う
- 少額(1,000通貨)から取引ができるFX会社を選ぶ
FX初心者はレバレッジ5倍~10倍程度にし、資金に余裕を持つのがおすすめ
初心者に適正なレバレッジというものはありませんが、初心者の方であれば5倍~10倍程度のレバレッジで取引を行うことがおすすめです。
初心者の方が、いきなりレバレッジ25倍で取引を行ってしまうと、どのくらいのポジションを持っていいのかわからないため、大きな損失を出すリスクが高くなります。
だからと言って、レバレッジをかけなければ、ある程度まとまった資金が必要になります。
従って、レバレッジ5倍~10倍程度くらいが初心者にはちょうど良いといえます。
必ず損切りを行う
相場が思惑と逆の方向に動き損失が膨らんだら、ためらわずそのポジションを損切りしましょう。
いずれ反転するだろうと待ったり、損切りできなかったりすると、損失はどんどん拡大していき、最後はロスカット(強制的決済)となり、最悪資金のほとんどを失いかねません。
損切りとは、相場が思惑と逆の方向に動き損失の拡大を防ぐため、自分の意志によりポジションの決済をすることです。
損失を最小限に抑えて、「次のチャンスを待つ」または「トレードは一時的な損益だけで考えず、トータルで利益を確保する」ことがFXトレードの基本です。
損切りのやり方は、こちらの記事を参考にしてください。
少額(1,000通貨)から取引ができるFX会社を選ぶ
FX初心者の方は、1,000通貨から取引ができるFX会社を選びましょう。
1,000通貨からの取引であれば、約4,000円前後の証拠金で取引を始めることができます。
取引単位は、FX各社によって異なり、1,000通貨以外にも10,000通貨からの会社もあります。
10,000通貨からであれば、約40,000円前後の証拠金が必要であるため、それなりにリスクも大きくなります。
少額からリスクを抑えた取引を始めるのであれば、1,000通貨から取引ができるFX会社を選ぶことがおすすめです。
取引単位について詳しく知りたい方は、下記の記事を参考にしてください。
少額(1,000通貨)から取引ができるおすすめFX会社
外為どっとコム
スプレッド(ドル円) | 手数料 | 取引単位 |
---|---|---|
0.2銭 原則固定(例外あり)※A ※午前9時~翌午前3時 |
無料 | 1千通貨 (※2) |
通貨ペア数 | サポート体制 | キャンペーン |
30通貨 | 平日24時間 (※4) |
最大100.8万円 (※5) |
※2022年6月3日時点
※2 ロシアルーブル/円は1万通貨
※4 午後11時~午前7時(夏時間の土曜日は午前6時)までは、ユーザーID(口座番号)忘れ、パスワード忘れ、アカウントロックの解除などアカウント関連のお問い合わせのみ受け付け
※5 口座開設月から翌月末まで(2024年12月1日(日)午前7時00分開始)
※A 本広告は『外貨ネクストネオ』における1,000Lot以下のスプレッドを表示するものです。国内外の休日や平日早朝など市場の流動性が低い時間帯、主要経済指標の発表前後、ならびに天災地変または金融・経済関連の重大事件など予期せぬ突発的事象の発生時には、一時的にスプレッドを広告表示値よりも拡大する場合があります。外為どっとコムのスプレッド表記は、提示率(全取引時間中に占める広告表示値以下のスプレッド提示時間の割合)を基に算出しております。本広告では、1pip=0.0001(米ドル、スイスフラン、豪ドル、英ポンド、カナダドル、NZドル)、1pip=0.001(トルコリラ)として表現しております。提示スプレッドにつきましては、外為どっとコムの都合により予告なく変更または中止する場合があります。なお、大口スプレッドおよびダイレクトカバーは本広告の対象外です(詳細はこちら)。外為どっとコム広告表示値スプレッドの提示実績は、こちら(PDF)をご参照願います。
【ご注意ください】2022年4月19日~同4月22日における、『外貨ネクストネオ』の取扱通貨ペアのうち「米ドル/円」の広告表示スプレッド「0.2銭」以下の提示率が基準値を下回ったため、2022年4月25日(月)より当該通貨ペアのスプレッド広告を一時中止いたします。
【ご注意ください】本年(2022年)4~5月の大型連休期間においては例年以上にインターバンク市場の著しい流動性低下が予想され、これに伴う相場急変発生の可能性も指摘されております。こうした状況下では成行・マーケット注文でのスリッページ発生頻度上昇やスリッページ幅拡大など一部サービスレベル低下を招く懸念があるため、2022年4月29日(金)~同5月6日(金)の各営業日に限り、対象25通貨ペアを含む全通貨ペアにおける原則固定スプレッド(広告表示値)の提示、およびスプレッド縮小キャンペーンを一時休止いたします。
Point1初心者に嬉しいサービスが充実
外為どっとコムでは1,000通貨から取引が可能(ロシアルーブル/円は1万通貨から)、充実した情報コンテンツなど、初心者に嬉しいサービスが揃っています。
Point2少額からFXが可能
最低取引数量が1万通貨からとなっているFX会社もある中、外為どっとコムでは1,000通貨から取引が可能です(ロシアルーブル/円は1万通貨から)。そのため少額から取引を始めることができます。
Point3情報量が豊富
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グループ会社に外為どっとコム総研というシンクタンクを設立しているくらい情報に特化している会社です。
FXでは、マーケットで今何が起きているのかを把握することはとても重要なこと。
外為どっとコムでは、最新のニュースや著名なアナリストによるレポートなど、取引の参考になる情報が豊富です。
Point4初心者向けコンテンツが豊富
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Point5初心者の取引をサポートするツール
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SBI FXトレード
スプレッド(ドル円) | 手数料 | 取引単位 |
---|---|---|
0.18銭 | 無料 | 1通貨 |
通貨ペア数 | サポート体制 | キャンペーン |
34通貨 | 平日9〜17時 | 最大100.5万円 |
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SBI FXトレードでは1通貨から取引ができます。
1米ドル=100円の場合、最小取引単位が10,000通貨の会社では約4万円の資金が必要となりますが、SBI FXトレードでは約4円から取引を始めることができ、少額からFXを始めたい初心者に非常におすすめです。
Point2業界最狭水準のスプレッド
SBI FXトレードのスプレッドは業界最狭水準となっており、低コストな取引を行うことができます。
米ドル/円は1〜1,000,000通貨の場合0.18銭のスプレッドとなっており、その他にも人気の通貨ペアを1通貨から、低スプレッドで取引できます。
まとめ:FX取引はリスクを許容した取引を行うことが大切
FXでハイレバレッジ取引を行っても、原則借金をすることはありません。
ただし、急な相場の変動の場合、ロスカットが機能しないことがあるため、必ずとは言えないのです。
為替相場は、いつどんなことが起こるか誰にもわかりません。
そのため、いつ何があってもいいように、いつでもリスクを許容した取引を行うことが大切です。