結婚式の費用ってどれくらいかかるの?
内訳や自己負担額などについても知りたいわ!
このようなお悩みをお持ちではありませんか?
本記事では、結婚式の平均費用相場や自己負担額、内訳などを以下の流れで詳しく紹介します。
- 結婚式の費用相場の平均はいくら?
- 結婚式の費用に掛かる自己負担額はいくら?
- 結婚式の費用はどうしてる?だれがどのくらい支払うの?
- 結婚式の費用はいつ支払うの?支払い方法は?
- 結婚式の費用を安く抑える方法
- 結婚式の費用に関するよくある質問
結婚式の費用を支払うタイミングや安く抑える方法などについても紹介しているため、ぜひ参考にしてください。
では早速、結婚式の費用相場から詳しく紹介します。
結婚式の費用相場の平均はいくら?
決して安くない結婚式費用。
「結婚式をしたいけど費用はどのくらいかかるんだろう」と不安に思っている人は少なくありません。
結婚式にはどのようなものにどれだけお金がかかるのでしょうか。
結婚式の費用相場の平均や内訳を紹介していきます。
まずは、結婚式の費用相場の平均です。
「ゼクシィ結婚トレンド調査2020」の結果によると、挙式、披露宴・ウエディングパーティの総額の平均は362.3万円とされています。
昨年の調査から7.4万円増加しており、対象期間に増税がありましたが、それによる予算の変動はなかったと言えます。
招待客の人数や会場、食事などによって費用は変化するのであくまでも平均額として自分が思う結婚式を計画していくことが重要です。
あくまで平均額として覚えておきましょう!
結婚式にかかる費用の内訳
結婚式の費用相場は平均362.3万円ですが、どのようなものにお金がかかっているのでしょうか。
細かな内訳を解説していきます。
挙式 約5万円〜25万円
挙式には人前式、キリスト教式、神前式、仏前式などさまざまなスタイルがあります。
それによっても費用が異なり、チャペルなどの会場やそれに沿った牧師や奏者などの料金も含みます。
近年では人前式のスタイルが増加傾向にあります。
料理 一人あたり約1.5万円〜2.5万円
料理は招待したゲストに振る舞うもので、一般的には価格によってコースが設定されています。
費用は抑えたいところですが、料理が美味しいとゲストに喜んでもらえる部分でもあるのでこだわる人も多くいます。
飲み物 一人あたり約3千円〜5千円
飲み物も料理同様、ゲストに振る舞います。
飲み放題(フリードリンク)と注文でのコースがあります。
ゲストが気兼ねなく飲めるようフリードリンクを選ぶ人が多く、価格によって種類が多かったり、グレードをあげたりすることができます。
新婦衣装 一着約20万円〜
新婦衣装は所謂ウエディングドレスです。
ブランドやデザインなどこだわる人にとっては大きく費用をかけたいところでしょう。
また、お色直しする場合は2着以上用意することになります。
新郎衣装 約10万円〜
新郎衣装はタキシードや紋付袴などになります。
新婦衣装とバランスを整えることを忘れずに会場の雰囲気に合った衣装を選ぶと良いでしょう。
控室料 約1〜5万円
挙式が始まるまでゲストに控室で待っていてもらいます。
一室ごとに料金が設定され、両家別々などそれぞれの構成にあうように用意しておきます。
会場費用に含まれている場合もあります。
会場費 約5万円〜30万円
結婚式を行うための会場費用です。
テーブルや椅子、空調なども含まれていると考えます。会場ごとに時間帯などによって価格が異なります。
また、ゲスト1名ごとに料金が算出されることもあり、一人あたり1000円程かかります。
結婚式が長引けば延長料などもかかることを頭に入れておきましょう。
メイク・着付け 約3万円〜5万円
新婦ならばこだわりたいメイクや着付けの費用です。
衣装が和装なのか洋装なのかで身に着けるものも異なるので自ずと費用も変わってきます。
事前にヘアメイクをどのようにするのかリハーサルすることができます。
リハーサル費用はセットに含まれる場合もあればない場合もあるので確認しておきましょう。
音響・照明 約3万円〜10万円
音響や照明は、結婚式の演出に大きく関わります。
BGMを流したいときに持ち込む場合、別料金になる場合があります。
どのようなことが追加料金になるか確認しておくことが大切です。
介添料 約1万円〜
介添料とは、結婚式当日新婦のそばに付き添ってサポートしてくれる介添人に払われる費用です。
必要なものを持っていてくれたり、式の進み方をサポートをしてくれたり1日中新婦の美しさを保ち、式を成功に導いてくれます。
司会料 約5万円〜8万円
結婚式の進行を担う司会料は、式場が手配してくれます。
プロの司会者が数人おり、打ち合わせなどでどのような人が良いか選びます。
また、司会を友人に頼むこともできます。
その場合、式場で手配してもらうより費用を安く抑えることができるでしょう。
ケーキ 一人あたり約800円〜1.5千円
結婚式といえばウエディングケーキは、ゲスト一人あたり約800円〜1.5千円費用がかかります。
オリジナルデザインで作ったり、見た目にこだわったりすれば追加料金がかかり、価格も上がります。
また、ケーキカット用のナイフの装花やケーキ代の装飾にも費用がかかる可能性があります。
装花 一卓あたり約8千円〜1万円 高砂 約5〜8万円
装花は、会場を彩る大事なアイテムです。ゲストのテーブルや新郎新婦が座る高砂などに飾るお花になります。
式ではさまざまなところに花を飾ることができますが、花の種類や多さなどで費用が変動するのでどこを優先させれば良いか考えていきましょう。
ブーケ 約3万円〜5万円
新婦が持つブーケの費用は約3万円〜5万円になります。
お花をリボンでまとめたコンパクトなブーケは安く抑えられ、技術が必要な流れるようなブーケは費用が高くなるでしょう。
写真 約10万円〜
結婚式当日の写真にかかる費用は約10万円〜。
式場の専属・提携カメラマンや外部のカメラマン、友人などに依頼することになります。
やはり式場専属・提携カメラマンの方が費用が高くなるでしょう。
友人に依頼する場合お礼として約1万円〜渡すことが多いです。
印刷物 一人あたり約千円〜2千円
結婚式にはさまざまなペーパーアイテムが必要になります。
招待状や席次表、席札、メニュー表など、式場に全て依頼することができます。
しかし、これらペーパーアイテムは費用を節約するために自分たちで制作する人も多いです。
手間はかかりますが、節約できるところはなるべく節約すると良いでしょう。
引出物 一人あたり約3千円〜5千円
ゲストに渡す引出物の費用になります。
引き菓子やプチギフト、縁起物など内容によって費用も異なります。
地域によっての慣しなどがあるのでそれに沿って選んでいくと良いでしょう。
プロデュース料 約10万円〜30万円
結婚式の演出などの企画、運営のプロデュース料は約10万円〜30万円になります。
式場専属のプランナーやプロデュース会社、フリーランスのプランナーに依頼するケースがあります。
どのような式にしたいかによってプロデュースをどこに依頼するか検討していきましょう。
サービス料 飲食代の10%
サービス料として当日の調理やドリンクスタッフの人権費として支払われる費用です。
多くの場合、飲食代の10%となります。
以下、実際に結婚式を行った場合の内訳例をまとめてみました。ゲストが80名の場合で考えています。
ぜひ参考にしてみてください。
結婚式内訳 | 費用 |
---|---|
挙式 | 15万円 |
料理 | 96万円 |
飲み物 | 30.4万円 |
新婦衣装 | 40万円 |
新郎衣装 | 10万円 |
控室料 | 3万円 |
会場費・席料 | 6万円 |
メイク・着付け | 8万円 |
音響・照明 | 4万円 |
介添料 | 2万円 |
司会料 | 6万円 |
ケーキ | 8万円 |
装花 | 10万円 |
ブーケ | 3万円 |
写真 | 20万円 |
印刷物 | 9万円 |
引出物 | 35万円 |
プロデュース料 | 20万円 |
サービス料 | 13.4万円 |
合計 | 338.8万円 |
料理、飲み物、新婦衣装、引出物に多く費用が掛かることが分かります。
結婚式の費用にかかる自己負担額はいくら?
結婚式は上記の表のように大きな費用がかかります。
そのためゲストのご祝儀から結婚式費用に充てたいと思っている人は多くいます。
結婚式の費用からご祝儀を引いて考えると実際の自己負担額わかります。
「ゼクシィ結婚トレンド調査2020」によると挙式の自己負担額の平均は154.6万円という結果になっています。
ご祝儀でもらえる平均相場
ご祝儀総額の平均は、227.8万円となり、昨年より3.5万円増加しています。
ご祝儀がこれだけあれば、結婚式の費用に充てることも十分可能でしょう。
ゲストに親族が多いと、友人などより大きな金額を包んでくれるためご祝儀代も高くなる傾向にあります。
結婚式の費用はどうしてる?誰がどのくらい支払うの?
そもそも結婚式の費用は誰がどのように支払うのでしょうか。
一般的な例を紹介していきます。
新郎新婦で折半(分担)するのが一般的
一番シンプルで一般的な方法として、新郎新婦で折半することが挙げられます。
新郎新婦で一緒に挙げる式ですからそれぞれ納得して支払えるのではないでしょうか。
しかし、新郎と新婦で呼ぶゲストの数が違う場合もあります。
ゲストによって費用が変動するので、ゲストの多い方がその分も支払うという方法もあります。
また、新婦にはウェディングドレスやメイク、ブライダルエステなどがあるので費用が高くなる傾向にあります。
そこで新婦側がその部分を支払う人もいます。
その方が新郎に気兼ねなくこだわれるという人も多いのです。
このように式によって支払い方もさまざまです。
新郎新婦で折半する方法が一般的ですが、両家でしっかりと話し合って決めると不平不満なく進めることができるでしょう。
結婚式の費用は両家で折半するのが一般的です!
親に出してもらうというケースも
結婚式費用として親から援助してもらうケースもあります。
「ゼクシィ結婚トレンド調査2020」では、親からの援助が合った人は71.3%と割合が高いと言えるでしょう。
平均援助総額は、172.1万円となっています。
中には新郎新婦が一切支払わなくてもご祝儀と親からの援助で賄えるというケースもあります。
どうしても費用を自分たちで用意できない場合は、親に出してもらうということもあります!
結婚式の費用はいつ支払うの?支払い方法は?
結婚式の費用は、前払い、後払い、当日払いの3パターンが存在します。
一番多いのは、式の前に費用は払う前払い方式です。
事前に支払いを済ませておくことで結婚式を気兼ねなく楽しむことができるでしょう。
後払いは式が終わった後に支払いをします。
後払いができる場合、当日ゲストからもらったご祝儀を支払いに充てることができるでしょう。
当日払いでもご祝儀を充てることができ、近年採用されている方式です。
しかし、どの支払い方法でも大きな金額を事前に用意しておかなくてはなりません。
しっかりと準備しておくことが重要です。
支払い方法は、現金振り込み、現金手渡し、クレジットカードが挙げられます。
主流となっているのは現金振り込みです。振り込みの際、ATMだと振り込み上限が100万円ということが多いので窓口での支払いをおすすめします。
現金支払いの場合は手数料がかからないですが、高額なお金を持っているのは不安と考える人も多いようです。
近年では、クレジットカードで支払うことができる式場も増えているので事前に支払い方法を確認してみましょう。
また、銀行などではブライダルローンを行なっていることがあります。
ブライダルローンを利用すると、ローンができ、貯金がなくても結婚式を挙げることができます。
ただし金利など返済計画もしっかりと考慮しておかなければなりません。
結婚式の費用を安く抑える方法4つ
高額となる結婚式の費用を安く抑えるにはどうした良いのでしょうか。
ここでは、結婚式の費用を安く抑える方法を4つ紹介してきます。
ぜひ参考にしてみてください。
親族のみで行う
結婚式は招待するゲストの数によって費用が大きく変動します。
そこで親族のみで結婚式を行えば費用を安く抑えることができるでしょう。
大きな会場も必要なく、料理や引出物も少なくなるので、ゲスト20名〜30名ほどで約50万円〜120万円ほどで挙げることができると言われています。
少人数の結婚式は費用を抑えられるだけでなく、親族のみでアットホームに行うことができ、ゆったりと式を楽しむことができるでしょう。
持ち込みを積極的に利用する
結婚式には、ウェディングドレスや装花、ウェルカムボードなどさまざまなアイテムが必要になります。
実はそれらを自分たちで持ち込むことも可能です。
式場で依頼するより自分たちで用意した方が費用を安く抑えられることができます。
持ち込み可能かどうか、持ち込み料は必要かどうか、プランナーに確認してみましょう。
担当者にあらかじめ予算を伝える
担当者にあらかじめどのくらいの予算か伝えることが大切です。
伝えておかないと見積もりが予想以上に高かった、などのケースが出てきます。
予算を伝えておくことでプランナーがその中でより良い式を提案・企画してくれるでしょう。
日程や時期にこだわらない
結婚式には人気な日程や時期があります。
特に大安やジューンブライドの6月が人気になり、費用も高くなります。
例えば「6月12日がいいです」と限定的に伝えるより「6月1日〜20日の間の土日が良いです」と伝える方が費用を抑えることができます。
結婚式の費用に関するよくある質問
結婚式の費用に関するよくある質問を答えていきます。
ディズニーランドの結婚式の費用相場は?
人気のディズニーランドの結婚式の費用相場が気になる人も多いでしょう。
ディズニー挙式の中にはディズニーアンバサダーホテル、東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ、東京ディズニーランド シンデレラ城でのウェディングがあります。
プリンセス気分を味わうことのできるシンデレラ城でのウェディングは1日1組限定で行われ、50名790万円〜とかなり高額となりますが、夢のような1日を過ごすことができるでしょう。
ホテルミラコスタでは、ディズニーの仲間たちがお祝いにかけるけるプランでゲスト40名で252万円〜のプランがあります。
ディズニーウェディングは夢だと思っている人も一度詳しくプランを確認してみると良いかもしれません。
明治神宮・明治記念館の結婚式の費用相場は?
初詣で有名な明治神宮・明治記念館では、多くの芸能人が結婚式を挙げています。
テレビで見て素敵だな、と思った方も少なくはないのでしょうか。
また、参進の儀と呼ばれる花嫁行列も有名です。
バージンロードのように、新郎と新婦、親族などが行列を作って神殿へ進みます。
白無垢姿の花嫁が歩く姿は日本らしい結婚式と言えるでしょう。
そんな明治神宮での結婚式の平均費用は、ゲスト60名で約320万円〜ほど。
長い歴史と格式の高い雰囲気で、他の会場では味わえない日本らしい結婚式を挙げることができるでしょう。
雅叙園の結婚式の費用相場は?
東京・目黒にある雅叙園は、まるで美術館のような日本美のミュージアムホテルと言えます。
美人画や花鳥画などで装飾された館内は昭和の竜宮城と呼ばれており、神殿は出雲大社の流れを汲む本格神殿で神前式ができます。
また、チャペルでの教会式や人前式をすることもできさまざまな式を演出します。
そんな雅叙園の結婚式の相場は、挙式のみのプランで52.8万円〜。
披露宴は、161.7万円〜。
ゲストの人数によっても異なります。
プランが豊富なので自分が憧れるプランで組み合わせてみましょう。
まとめ:将来を見据えて若いうちからの資産運用を!
今回は、結婚式の平均費用相場や自己負担額、費用を安く抑える方法などを紹介してきました。
結婚式は誰しも憧れるものですから、自分が思うような式を挙げたいもの。
しかし、結婚式にかかる費用は高額になるので、できるだけ節約していくことが大切です。
何を優先してどれを節約するか新郎新婦でよく話し合って決めていきましょう。
ご祝儀や親の援助を充てにすることもできますが、自分たちで計画して資金を集めなくてはなりません。
そのためには将来を見据えて若いうちから資金運用をしておくことをおすすめします。
「自分は結婚式をしないから」と思っていても良い出会い、気持ちの変化などもあるものです。
資金はいくら持っていても困りませんから、将来のために資金運用をしておきましょう。
将来尚ためにも若いうちから審査運用を考えておくことが大切だぞ!