新婚生活が不安だ・・・
2人で住むと生活費はどのくらいかかるのかしら?
このようなお悩みをお持ちではありませんか。
新婚生活に憧れを抱いている方も多いでしょう。
しかし、いざ2人で住み始めるとお互いの生活感のズレが生じ、ストレスを抱える方も多いのです。
そこで本記事では、下記の流れで、新婚生活によくある悩みやストレス、その解決策などを詳しく紹介します。
- 新婚生活によくある不安・悩み・ストレスの原因7つ
- 新婚生活を円満にするための解決策5つ
- 新婚生活にかかる費用と内訳
- 新婚生活を補助金で満たせる場合もある
本記事を参考にしていただければ、新婚生活を円満に過ごすことができ末永く仲良し家族でいられるヒントを知ることができます。
では早速、「新婚生活によくある不安・悩み・ストレスの原因7つ」から紹介しましょう。
新婚生活によくある不安・悩み・ストレスの原因7つ
新婚生活には不安や悩み、ストレスがつきものです。2人で過ごしていくうちに、お金や料理、生活スタイルのズレなどが不満に思えてくるでしょう。
新婚生活にありがちな悩みについて、7つを挙げます。以下のリスクを知っておけば、適切な対処法が分かるでしょう。
- 【原因①】お金の管理がうまくいかない
- 【原因②】毎日の料理を作るのが大変
- 【原因③】夫との生活スタイルにズレを感じる
- 【原因④】付き合い始めたときのようなドキドキ感がなくなる
- 【原因⑤】相手の親族や会社の方との付き合い方に困っている
- 【原因⑥】相手の悪い面ばかり見えてしまう
- 【原因⑦】近所付き合いが難しい
【原因①】お金の管理がうまくいかない
新婚生活の課題として、まずはお金の管理が挙がります。夫婦のどちらかに浪費癖があると、ケンカの原因になるからです。
たとえば夫や妻のどちらかに、目の前のほしい物を我慢できずに買ってしまうくせがあると、もう一方はお金が減ったことを不安になるでしょう。
趣味やギャンブルにはまりすぎたり、仕事の付き合いを断れなくて飲み代を使いすぎたりするのも、経済的に苦しくなる原因です。
夫婦でお金の管理を決めておかないと、あとで使いすぎによるトラブルが起きてしまいかねません。
【原因②】毎日の料理を作るのが大変
毎日の料理を作るのがストレスという人もいるでしょう。
独身時代にコンビニやファーストフードを食べる習慣があると、自力で料理の献立を考えることさえ面倒に感じるかもしれません。
一生懸命料理をしても、味にダメ出しされるのがつらいというケースも考えられます。
料理を作る苦労に心が折れそうになったり、相手に味を認めてもらえない辛さから、結婚生活が嫌になるかもしれません。
以上から毎日の料理の大変さも、新婚生活の難しさを象徴しています。
【原因③】夫との生活スタイルにズレを感じる
夫と生活スタイルが違うことから、不安やストレスを感じる妻もいるでしょう。独身時代は恋人がいても一緒に暮らさなければ、その人に合わせなくても普通に暮らせます。
しかし一緒に住んで生活習慣が違うと分かった途端、相手との距離感が分からなくてストレスになる人がいます。
特に夫が夜遅く帰ってきて、次の日の朝に仕事に出かける習慣だと、妻はなかなか2人の時間を過ごせません。
満足なコミュニケーションがとれないイライラから、ケンカが多くなることもあるでしょう。このように夫との生活スタイルのズレも、妻を悩ませる要因です。
【原因④】付き合い始めたときのようなドキドキ感がなくなる
付き合い始めたときのようなドキドキ感がなくなり、一緒に過ごすのが苦痛に感じるケースも要注意です。
人間の脳には7年の周期があって、夫婦関係も7年経つと冷めやすいといわれています。
恋人として出会って間もないときは、週に一度会えるという楽しみが大きく、毎週新鮮な気持ちを持てたでしょう。
しかし夫婦として毎日過ごしていると、一緒にいるのは当たり前なので、男女の関係に飽きる人もいるようです。
ラブラブ感がなくなったことで、夫婦関係が覚めてしまうケースが多いでしょう。
【原因⑤】相手の親族や会社の方との付き合い方に困っている
妻が夫の親族や会社の方との付き合いに困って、ストレスを感じることもあります。
夫だけでなく妻も結婚によって、人づきあいが変わったり、気をつかう相手が増えたりするからです。
結婚によって妻が実家を離れたり、仕事をやめて専業主婦になったりして、環境が立場が変わることもあるでしょう。
相手の親族や会社の方とコミュニケーションをとる機会も出ますが、やり方に困る人もいるようです。
このように新しい人付き合いがうまくいかず、夫婦関係に希望をもてないケースにも注意しましょう。
【原因⑥】相手の悪い面ばかり見えてしまう
結婚生活では相手の悪い面ばかり見えてしまうことに気をつけましょう。
毎日生活していく中で、恋人時代には知らなかった相手の悪い面が分かってしまうこともあります。それを毎日見ることが、妻には耐えられないかもしれません。
たとえば夫の食べ方が汚いとき、恋人時代にはかわいいと思えても、夫婦として毎日暮らしていると不快に感じるでしょう。
他にも結婚してから夫が全く家事をしてくれない人だと分かると、精神的な負担が増してしまいます。
このように結婚生活では、ついつい夫の悪い面ばかりが見えてしまう妻もいるようです。
【原因⑦】近所付き合いが難しい
新婚生活の難しさに近所付き合いも挙がります。
結婚によって新しい家に引っ越すと、近所付き合いも新しくなるので、慣れるのに苦労する人が多いようです。
夫婦での新しい暮らしに慣れることに時間がかかりすぎて、近所付き合いまで手が回らなかった結果、夫しか話す相手がいないというケースもあります。
この場合に、妻は孤独を感じがちになるでしょう。以上から近所付き合いの難しさも、妻の悩みごととしてよくあります。
新婚生活を円満にするための解決策5つ
新婚生活ではさまざまな不安な悩みが生まれがちです。しかしこの章で挙げる5つの解決策を実践することで、新婚生活のストレスに対処できるでしょう。
毎日の会話や役割分担、貯金などできることから試してみてください。
- 【解決策①】毎日たくさん会話をする
- 【解決策②】一人の時間も大切にする
- 【解決策③】役割分担を決める
- 【解決策④】喧嘩を長引かせない
- 【解決策⑤】将来に向けて一緒に貯金をする
【解決策①】毎日たくさん会話をする
夫婦関係を長年円満にするには、毎日たくさん会話をすることが大切です。
普段から夫婦のコミュニケーションを意識することで、お互いの存在を前向きに考えられるでしょう。
たとえば寝る前に「お仕事を頑張ってくれてありがとう」 と夫に語りかければ、次の日も前向きに頑張ってくれます。
何でもないときに相手の良いところをほめてあげるだけでも、明るい会話のきっかけになるのです。
毎日会話する時間を作れば、夫婦の信頼感を強く保てるでしょう。
【解決策②】一人の時間も大切にする
夫婦で過ごしているときも、一人の時間を大切にしてください。
時には一人で息抜きする時間を作ることで、ストレスの解消になるからです。
夫が仕事に出ていて、家事が一段落したら、自身の趣味に時間を使ってみましょう。
特に外を散歩してみたり、適度を運動をしたりするだけでも、ストレス発散から精神的に前向きになれます。
自身が一人の時間を過ごすことにより、夫にとっての一人の時間も尊重でき、正しい距離感が分かるでしょう。
以上から一人の時間を大切にする心がけが、相手に寛大になれるきっかけにもなります。
【解決策③】役割分担を決める
家事の役割分担を決めることで、妻の負担を減らせます。
料理や掃除、選択、お金の管理など、生活で重要な役割をシェアすることで、お互いに責任感のある生活を送れるからです。
ただし実家のルールをパートナーに押し付けるのは逆効果になります。相手側のルールも尊重しながら役割分担を決めていきましょう。
あくまでも「夫婦としての新しいルールを作る」と心がけてください。
夫婦円満の秘訣として、家庭内での役割分担は大切です。
【解決策④】喧嘩を長引かせない
夫婦喧嘩を長引かせないようにしましょう。
喧嘩が何度も起きたり、長時間が続いたりすると、関係が悪化するからです。たとえば相手に不満があるときは、自身の気持ちを素直に伝えることが大切です。
「自分としては〇〇したいけど、意見を言ってほしい」というように、相手の言い分も聞きましょう。
喧嘩をしたときは、LINEや手紙などで謝るという心がけも大切です。長い結婚生活で喧嘩が起きてしまうのは仕方ありません。
しかし喧嘩を長引かせないために、自身の気持ちを素直に伝えることや早めに謝るなどの対応を実践しましょう。
【解決策⑤】将来に向けて一緒に貯金をする
お金のトラブルを避けるなら、将来に向けて一緒に貯金をするように決めましょう。
貯金を習慣にすることで、将来やりたいことにかかるお金を貯められたり、万が一の多額の出費に対応したりできるからです。
無料で使える家計簿アプリなら、スマートフォンひとつで収入や支出を記録できます。
レシート撮影で買い物の金額を記録できたり、銀行口座との連携で通帳なしで資産の履歴が残ったりするのもポイントです。
家計簿アプリで収入と支出を記録しながら、月々の目標金額を貯金できるように、夫婦で協力しあうとよいでしょう。
新婚生活にかかる費用と内訳
新婚生活にはさまざまな形でお金がかかります。
以下は結婚した夫婦による新婚生活へ向けたインテリア・家具、家電製品の平均購入額です。
項目 | 2018年度 | 2017年度 |
---|---|---|
「インテリア・家具」「家電製品の両方またはいずれかの購入 | 52.1万円 | 56.3万円 |
「インテリア・家具」の購入 | 28.4万円 | 31.6万円 |
「家電製品」の購入 | 33.4万円 | 33.9万円 |
購入金額は減少傾向にありますが、それでもインテリアや家具、家電製品を新たに買い揃えようとすると、50万円程度はかかるでしょう。
新婚生活では家具や電化製品の購入に限らず、何かとお金がかかるので、貯金や資産運用でお金を増やす取り組みも重要になります。
お金について気になることがあれば、以下の2記事も参考にしてください。
新婚生活を補助金で満たせる場合もある
「結婚新生活支援事業費補助金」を利用すれば、新婚生活にかかる金銭的な負担を楽にできます。
2021年4月からは補助上限額が30万円から60万円にアップしているので、お金がかかるのが気になるなら利用してみましょう。
夫婦ともに39歳以下で、世帯所得540万円未満なら、結婚生活を送る住所がある自治体に申請できます。
補助対象は新居の住宅費や引越し費用で、このうち引越し費用は申請年度内に支払いを済ませなければなりません。
それでもお金の助けがほしい夫婦は、結婚新生活支援事業費補助金に注目です。
まとめ:新婚生活の成功のカギはお金の管理や貯金が大切
新婚生活を送っていると、お金や家事、生活リズムの違いなどがストレスになりがちです。
普段から夫婦のコミュニケーションを取ったり、お金の管理をきっちりと取り決めることが円満の秘訣です。
結婚した夫婦が2人で暮らすには、引越しをはじめさまざまな場面でお金がかかります。
引越し費用に関しては結婚新生活支援事業費補助金を利用するなど、負担を軽くする取り組みも重要です。
新婚生活を長く続けるにはお金の管理や貯金がカギになるでしょう。
お金を正しく管理したり、増やしたりしたいなら、以下の2記事も合わせて参考にしてください。