FX相場が動かない時はどうすれば良いの?
FX相場が動かない原因や対策を知りFXで利益を得られるようになりたいわ!
こんなお悩みをお持ちではありませんか。
FXで利益を得るためには、相場が大きくことにより大きな利益を得やすくなります。
しかし、相場が動かなければ利益を得づらくなったり、損失を出したりなどのリスクが生じてしまいます。
つまり、FXで利益を上げていくためには、相場が動かない原因や対策を把握しておくことも重要な要素の一つです。
そこで本記事では、
- FX相場が動かない原因や対策
- FXで利益を得るためにも相場が動かないときに必ずやるべきこと
という流れで、FX相場が動かない時はどうすれば良いのかについて具体的に紹介していきます。
本記事で紹介する「FXで利益を得るためにも相場が動かないときに必ずやるべき3つのこと」を参考にしていただければ、相場が動かないときにもやるべきことが明確になり、時間を無駄にするリスクを抑えることができるようになるでしょう。
FX相場が動かない時に何をすればよいのかわからないという方は、ぜひ本記事を参考にしてください。
FX相場が動かないときはトレードをしない
結論から申し上げますと、FX相場が動かないときにはトレードをせずに様子を見ましょう。
相場が動いていないということは、レンジ相場の可能性が高いからです。
レンジ相場の場合、為替レートが一定の価格で行ったり来たりするため、買ったり下がり売ったら上がるという現象が起きやすくなります。
初心者の場合、為替レートが上がったら買いたくなるのではありませんか。
買ったら下がるという現象が起きるため、損失を出したり自分の取引に自信が持てなくなったりしてしまう可能性があります。
従って、相場が動かないときには、トレードをやめておくことをおすすめします。
相場が上がると買いたくなるもんな~
レンジ相場の場合は、安易な取引はやめましょうね!
FX相場が動かない2つの原因や対策
FX相場が動かないときの対処法を知るには、まず相場が動かなくなる原因を把握しておきましょう。
相場が動かない原因は、以下の通りです。
- FX相場には動きやすい時間帯と動きづらい時間帯がある
- FX相場が動く材料がない
それぞれ詳しく紹介します。
原因①:FX相場には動きやすい時間帯と動きづらい時間帯がある
FXは24時間動いている市場(土・日以外)ですが、いつでも値動きが活発ではありません。
為替レートが動きやすい時間帯と動きづらい時間帯があります。
動きづらい時間帯では、価格がレンジ相場になっているため、初心者の方が利益を上げることは難しいです。
レンジ相場でトレンドを追いかけた取引を行っても、損切りが多くなりやすくなります。
まずは、為替相場が動きやすい時間帯を把握し、その時間帯で取引を行うことが大切です。
対策:各通貨ペアによって動きやすい時間帯や動きづらい時間帯を把握する
まず、為替相場が動きやすい時間帯を把握しましょう。以下の表をご覧ください。
市場 | 開いている時間帯(夏時間の場合) |
---|---|
東京外国為替市場 | 午前9時~午後5時 |
ロンドン外国為替市場 | 午後4時~午前2時 |
ニューヨーク外国為替市場 | 午後9時~午前6時 |
一般的に為替相場では、世界三大外国為替市場と呼ばれている時間帯が活発に動く傾向にあります。
ヨーロッパやアメリカでは、サマータイムが導入されており、冬時間のときはロンドン外国為替市場とニューヨーク外国為替市場の時間帯に+1時間を加えます。
また、開いている市場によって、取引されやすい通貨があります。
例えば、東京市場では円・ロンドン市場ではユーロやポンド、ニューヨーク市場ではドルなど、基本的に開いている市場の国の通貨が取引されやすくなるのです。
このように、三大市場の時間帯で取引されやすい通貨を選びましょう。
三大市場のことや三大市場で取引されやすい通貨ペアについて、さらに詳しく知りたい方は、下記の記事を参考にしてください。
原因②:FX相場が動く材料がない
FX相場は、様々な材料によって動きます。
例えば、金利や経済指標・紛争・要人発言・自然災害などが、材料となります。
材料が豊富にある場合は、為替相場が活発に動きやすいのですが、材料が出尽くしてしまった後の為替相場は閑散とすることが多く、あまり値動きが良くありません。
従って、材料がない時は、為替レートは閑散となりあまり値動きは良くないといえます。
対策:材料がない場合は「休むも相場」
FX相場が動く材料がない時の対処法は、取引を休むことです。
為替レートが動かないときに、一生懸命取引を行っても、損失を出すリスクが高くなります。
レンジ相場での取引は、一般的にプロのトレーダーでもなかなか利益を上げることが難しいため、初心者の方はやめておきましょう。
FXの格言の一つに、「休むも相場」という言葉があるように、休むこともFXで利益を上げていくために重要な要素の一つなのです。
FXで利益を得るためにも相場が動かないときに必ずやるべき3つのこと
FX取引の優位性を高めるには、取引を休んでいるときにも取引に参加するための準備をしておくことが大切です。
ここでは、FXで利益を得るためにも相場が動かないときに必ずやるべき3つのことを紹介します。
- 過去検証を行い自分の取引ルールに自信を持つ
- FX相場が動かないときでもチャート分析をして取引チャンスを狙う
- 体を動かし体調管理を行う
過去検証を行い自分の取引ルールに自信を持つ
FX相場が動かないときは、過去検証を行うことが大切です。
過去検証を行うことにより、相場観が養われたり自分の取引の強みや弱みを知ったりするができます。
相場観や取引手法の強みや弱みを知ることにより、取引をしてはいけない場所や危険な場所などを把握することができます。
損失を出す危険性のある場所での取引をやめれば、損失のリスクを避けることができ、利益が取れやすい相場だけを厳選して取引を行うことが可能です。
相場が動かないときでも、過去検証は怠らずにやっておきましょう。
過去検証のやり方は、こちらの記事を参考にしてください。
FX相場が動かないときでもチャート分析をして取引チャンスを狙う
FX相場が動いていないときでも、チャート分析を必ず行いましょう。
チャート分析を行っていれば、急な為替変動が起きても冷静に対処することができます。
また、エントリーポイントを見逃し機会損失になるリスクを減らすことができます。
例えば、レンジ相場だから、ここに来たら買いや売りといったように、常にシナリオを立てて行動することが可能です。
損切りよりも機会損失のほうが精神的負担は大きいため、チャートが動かなくてもチャート分析を行うようにしましょう。
チャートの分析方法は、こちらの記事を参考にしてください。
体を動かし体調管理を行う
FX取引の優位性を高めるには、体調管理も重要です。
なぜならば、FXはメンタルコントロールが重要であるからです。
例えば、体調が悪いのに損切りをしてしまうと、感情的になりやすくなります。
感情的になってしまうと、ポジポジ病や損大利小といったリスクを引き起こしがちです。
メンタルコントロールが上手くいかないと、FXでは思うような取引を行えません。
精神的に疲れているなと思うのであれば、気分転換に体を動かしリフレッシュをすることも大切です。
まとめ:FX相場が動かないときこそ検証やチャート分析を行おう
24時間動き続けるFX相場では、時間帯や材料などにより、動きにくい時間帯があります。
動きにくい時間帯で一生懸命取引を行っても、損失を出すリスクが高くなるため、取引を行わないことがおすすめです。
ただし、動かないからと言って何もしないのではなく、過去検証やチャート分析などやることはたくさんあります。
FXで利益を上げ続けていきたいのであれば、過去検証やチャート分析は必ず行いましょう。