ちょっと面白い通貨を取引してみよう

FX実践
さくら
さくら

本記事では、マイナー通貨について詳しく紹介します!

湊

実際、マイナー通貨を取引する意味ってあるのかな?

明日香
明日香

マイナー通貨にどんな特徴があるのかしら。

マイナー通貨に興味はあるけどわからないから取引をしていない、という方も多いと思います。

本記事では、

  • 中国人民元
  • カナダドル
  • ブラジルレアル
  • 韓国ウォン
  • デンマーククロネ

といった、マイナー通貨の特徴を詳しく紹介します。

マイナー通貨に興味がある方は、ぜひご参考としてください。

ちょっと面白い通貨を取引してみよう

FX初心者にとって、取引する通貨ペアは、主要通貨ペアを選択するのが無難です。

なぜなら、主要通貨ペアは取引量も多く、日々、大きな変動がおきにくく、相場があれることが少ないからです。

相場があれると思ってみなかった損失を抱えたり、FX会社による強制ロスカットを受けたりすることがあります。

ですから、「米ドル/円」や「ユーロ/円」などの主要通貨ペアから取引を始めましょう。

でも最初は、情報も入手しやすい「米ドル/円」から始めることを推奨します。

「米ドル/円」は、値動きも少ないですが、価格が安定しているので、初心者にとっては取引のしやすい通貨ペアの一つです。

しかし、世界中にはいろいろな通貨があります。

それを知っておくだけできっとFX取引が面白くなるはずです。

さくら
さくら

今回はちょっと面白い(?)通貨ペアを紹介することにします。

中国人民元(CNY,CNH)

現在、中国人民元が取引できるFX会社は、全部で10社あります。

以下の通りです。

  • 外為どっとコム
  • トレイダーズ証券
  • IG証券
  • SBIFXトレード
  • セントラル短資
  • YJFX!
  • 楽天証券
  • サクソバンク証券
  • 新生銀行
  • ゲインキャピタル・ジャパン

人民元は、他の主要通貨のように、市場の需給によって価格が決定する変動相場制度を導入していません。

では、固定相場制度を採用しているかといえば、そうでもありません。

では何か。

中国の人民元の通貨制度で採用しているのは、「管理変動相場」という通貨制度です。

管理変動相場制度は、市場の通貨ペアの売買によって人民元の価格は変動しますが、その変動幅が通貨当局によって制限を設けられている制度のことです。

毎朝、中国現地時間の9時30分に発表される中間値(基準値)から、上下2%の反動幅と決められているのです。

このような管理変動相場制が導入されたのは、2005年からです。

そして、2005年に導入されたもう一つの制度が、通貨バスケット制度です。

通貨バスケット制度の特徴は、為替相場の変動を抑えることができることです。

中国人民元の場合は、米ドルや円、ユーロ、韓国ウォンなど11通貨で構成されている「バスケット」に連動するというものです。

どの通貨が何%の比率化は明らかになっていませんが、こうした通貨バスケット制度を導入することで、人民元の為替変動を安定的なものにしています。

人民元を取引する場合、特徴的なことは、「米ドル/円」や「ユーロ/円」などを取引するよりも、証拠金が少なくてすむことです。

たとえば、この原稿を執筆する時点(2019年12月12日)で、「人民元/円」は、15.44円です。

1万通貨を取引する場合に、レバレッジをまったくかけないで取引をしようと思ったら、15.44円×1万=15万4400円が必要です。

これが「米ドル/円」の1万通貨取引になると、レバレッジをかけなければ、108,56円×1万=108万5600円必要となります。

93万1200円も違います。

25倍のレバレッジをかけると、「人民元/円」は1万通貨の取引に必要な証拠金は、3860円。同様に「米ドル/円」は、4万3424円。

しかも、「米ドル/円」でも、「人民元/円」でも、買いポジションを持っていて1円上昇したところで決済をすれば、1万円の利益を得ることができるのは、2通貨ペアとも同様です。

どちらの資金効率がいいかは一目瞭然です。

ひとくちに人民元と言っても、中国の人民元は3種類あります。

中国本土だけしか取引できないオンショア人民元(CNY)、中国本土の外で取引できるオフショア人民元(CNH)、中国本土外で取引されるオンショア人民元のNDF(通貨の受け渡しを行わない差金決済。

CNYやCNHとは無関係に取引される傾向がある)です。

FXで取引できるのは、オフショア人民元(CNH)です。

カナダドル(CAD)

カナダは先進国のなかでは、最大の原油輸出国です。

なぜなら、高い油分を含む砂岩を擁しているからです。

その他、天然ガスや石炭なども豊富に産出され、資源国家として位置づけられています。

カナダはもともとイギリス連邦の一員ですが、距離的な関係から、とくに経済面ではアメリカが密接な関係にあります。

ですから、アメリカの景気動向に左右されやすいという側面があります。

また、金融政策にしても、米FRBの金融政策を追随するのが特徴です。

カナダは資源国家ということで、カナダドルは資源国通貨とみなされています。

なかでも、現有価格との連動性が非常に高く、原油価格が上昇すれば、カナダドルも上昇しますが、原油価格が下落すると、カナダドルも下落する傾向にあります。

したがって、「カナダドル/円」を取引している方は、原油価格の動向を見ながら、今後、カナダドルがどんな方向にいくかがある程度は予測できるはずです。

「カナダドル/円」は、現時点(2019年12月12日)で82.46円です。

1万通貨の取引で25倍のレバレッジを効かすと、必要な証拠金は3万2984円です。

湊

カナダドルはアメリカの影響を強く受けるのか・・・

ブラジルレアル(BLR)

ブラジルは原油や鉄鉱石の豊富な産地として知られています。

また、大豆やコーヒー豆など、輸出品目の45%を第一次産品が占めています。

しかし、ブラジルは農業国ではありません。

乗用車や飛行機など工業製品も輸出しており、輸出全体の40%を占めています。

工業製品や農業製品の輸出先は中国(全体の18%)やアメリカ(同12%)で、両国の景気動向の影響を受けています。

ただ、輸出と同様に内需経済も活発です。

何しろ国民の平均年齢が31歳と非常に若いのが強みです。

ちなみに、日本は47歳、ヨーロッパ42歳、アメリカは38歳です。

現在、日本のFX会社でブラジルレアルを取引できるのは、わずか2社です。

IG証券とSBI証券です。

ブラジルレアルは、新興国通貨であり、資源国通貨として位置づけられています。

その特徴の一つがボラティリティの高さです。

そのため、一方向にトレンドが発生すると、そのトレンドが長く続く傾向にあります。

また、ブラジルレアルは、高金利通貨としても知られています。

2016年1月には政策金利が14.50%もつけていました。

現在(2019年12月)は、4.50%です。

それでも主要通貨に比べると金利高で、実トレードをしないでスワップポイント狙いの取引も魅力的だといえます。

資源国通貨の特徴は、原油を中心とする資源価格や、世界経済の影響をもろに受けやすいことです。

さらに、ブラジルは国内政治のリスクも抱えています。

現在の「ブラジルレアル/円」のレートは、26.33円です。

1万通貨を取引するのに必要な証拠金は、25倍のレバレッジを効かすと、1万532円ですみます。

明日香
明日香

スワップポイントが高い分、まだまだリスクが大きい通貨なのね!

韓国ウォン(KRW)

現在、韓国ウォンを取引できる日本のFX会社は3社です。

  • 住信SBIネット銀行
  • SBI証券
  • SBIFXトレード

もう1件、IG証券も韓国ウォンを扱っていますが、対円ではなく、「米ドル/ウォン」の通貨ペアのみの取り扱いとなっています。

韓国は、日次為替レート変動幅の制限を1997年12月に廃止して自由変動為替レート制度を導入しました。

現在まで同制度を維持しています。

しかし、韓国ウォンはしばしば投機の対象に成ることがあります。

そのため、韓国中央銀行は、韓国ウォンの急激な変動を防ぐために、為替介入をかなり積極的に行っています。

また、韓国ウォンの特徴ですが、為替取引は通貨当局によって厳しく管理されています。

国外市場(オフショア)では、通貨の売買は原則、禁止されています。

韓国国内市場(オンショア)のみで認められています。

したがって、FXのようなスポット取引や先物取引など、すべては国内市場に限って取引が認められています。

韓国当局がなぜこのような措置をとるのかといえば、1997年7月から始まった通貨危機の影響からです。

この苦い経験から、投機マネーが大量に韓国内に流入するのを防ぐ目的があるのです。

ちなみに、現時点(2019年12月12日)の「韓国ウォン/円」は、0.092円です。

今はもう廃止してしまったくりっく365ですが、以前、韓国ウォンを取り扱っていたときに、「韓国ウォン/円」の最低取引単位は1000万通貨からでした。

「韓国ウォン/円」を扱っているSBIFXトレードは、最低取引通貨単位が100通貨から取引できます。

そうすると、レバレッジなしでも、0.092円×100通貨=9円20銭の証拠金で取引ができてしまいます。

デンマーククローネ(DKK)

デンマークは、「北ヨーロッパに位置し、バルト海と北海に挟まれたユトランド半島およびその周辺の多くの島々からなる立憲君主制国家。

北はスカンディナヴィア諸国、南ドイツと国境を接し、首都コペンハーゲンはシェラン島に位置するという、いわゆる島嶼に首都が存在する数少ない国家の一つです。

グリーンランドとフェロー諸島に自治権を有しています。

高福祉高負担国家であり、市民の生活満足度は高く、2014年の国連世界幸福度報告では第1位でした」(ウィキペディア参照)。

高福祉国家だけに、消費税は25%です。

そんな国の通貨はデンマーククローネ。

クローネは王冠を意味する言葉で、ノルウェーも通貨の名称にクローネを使っています。

デンマーク・クローネは、ユーロに対してペッグ制を採用しているので、デンマーク・クローネの価格動向はユーロの価格動向に連動しています。

つまり、デンマーク国立銀行は、欧州の為替相場メカニズム(ERMII)を通して、対ユーロ変動幅を中心交換レートから上下2.25%内の変動に維持する政策を採用しています。

事実上、デンマーク・クローネとユーロは固定相場となっているのです。

「デンマーク・クローネ/円」の現時点(2019年12月12日)の価格は、16.19円です。

これを25倍のレバレッジをかけて1万通貨取引すると、必要な証拠金は、6476円となります。

以上、人民元をはじめ、カナダドル、ブラジルレアル、韓国ウォン、デンマーク・クローネを紹介しました。

カナダドルを除くと、いずれもマイナー通貨と言われる部類に入るものだが、主要通貨の取引の合間にデモトレードでも行って、マイナー通貨の魅力を楽しんでみてくれ!
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