FX会社を選ぶ上で取引ツールの使いやすさは非常に重要なポイントです。特に24時間いつ取引のチャンスが訪れるかわからないFXでは、いつでもどこでもタイミングを逃さず取引できるスマートフォン用取引アプリの重要性が高くなります。
本記事では下記の主要なFX会社の取引アプリについて紹介します。
- 外為どっとコム
- ヒロセ通商
- GMOクリック証券
- みんなのFX
各社の取引アプリの特徴
外為どっとコム『外貨ネクストネオ「GFX」』
2021年10月に新しくリリースされたiOS/Android対応の新スマートフォン版アプリは22種類のテクニカル、12種類のライン描画機能を搭載した高機能なツールとなっています。経済指標発表前や指定レートに到達した際などにプッシュ通知でお知らせする機能もあり、いつでもどこでもチャンスを逃さず取引することが可能です。
ヒロセ通商「LION FX」
ヒロセ通商の取引アプリ「LION FX」はシンプルさと多機能性を兼ね備えた取引画面となっており、17種類の注文方法、19種類のテクニカル、3種のトレンドラインなど豊富な機能を搭載しています。
チャート機能も充実しており、最大4画面のチャートの同時表示やチャートの色のカスタマイズも可能です。
マーケット情報や経済指標などの情報コンテンツや、自身の取引実績を振り返るのに役立つ「LION分析ノート」機能など取引をサポートする機能も非常に充実しています。
スマホアプリで情報収集から取引、結果の振り返りまで全てを完結させたい人におすすめの取引アプリです。
ヒロセ通商の取引ツールについては、下記の記事でも詳しく解説しています。
GMOクリック証券「GMOクリック FX」
多機能・高機能なことで有名なGMOクリック証券は、スマートフォン版取引アプリも多彩な機能が盛り込まれた画面となっています。
高機能チャートではトレンド系7つ、オシレーター系は5種類から最大3つ(横画面モードでは最大2つ)を同時に表示することができ、トレンドラインなどの描画機能やライン描画をサポートする機能も豊富で、本格的なチャート分析にも利用できます。
細かい点にも使いやすさを追求したひと工夫が随所に見られます。
例えば他社アプリではチャート画面上での二本指のピンチイン・ピンチアウトで拡大縮小を行う場合が多く、チャートが手元で隠れた状態で操作するため多少見づらい場合がありますが、GMOのアプリでは拡大縮小を右側のスライダーでできるようになっています。
また、右下にある縦横表示切り替えボタンで画面の向きを切り替えられ、端末の設定で画面の回転をロックしていても、ワンタッチでチャートが見やすい横画面表示に切り替えることが可能です。
横画面表示モードではチャートを見やすく大きく表示できるほか、取引チャンスがあればスピード注文ボタンからワンタッチですぐにスピード注文画面に切り替えることができます。
さらに4つのチャートを同時に表示できる「分割チャート」画面は左右にフリックすることで4つの画面を表示でき、最大16個ものチャートを保存しておくことが可能です。
このように非常に多機能なことから、「GMOクリック FX」はスマホでもPCと同等のチャート分析ができる高機能なアプリを使いたいという本格志向の方に最適なアプリと言えます。
みんなのFX「FXトレーダー アプリ版」
みんなのFXの「FXトレーダー アプリ版」はシンプルですっきりとしたデザインが特徴です。情報量や装飾が最小限に抑えられた画面は長時間見ていても疲れにくく、初心者でも迷わず操作することができます。
レート一覧やニュース、経済指標などの画面もシンプルで見やすいデザインになっています。
チャートではトレンド系、オシレーター系ともに4種類から1つずつを選んで表示させることができます。
同時に表示できるテクニカル指標の数は少なめですが、基本的なライン描画機能も備えており、スマホからは最低限のチャート分析をシンプルな見やすい画面で行いたいという人におすすめです。
自分に合った取引ツールが使える会社を選ぶために
自分に合った取引ツールを利用できるかどうかは、FX取引を行う上で非常に重要なポイントです。
初心者でどのようなツールが自分に合うかまだわからない場合は、気になるいくつかの会社で口座を開設してみて、実際に取引ツールの使いやすさを比較してみるのがおすすめです。
複数の会社を比較するのは少し面倒に感じるかもしれませんが、最初に比較検討しておくと自分に最適な会社を利用できてより良い取引結果につながる可能性があるほか、複数口座を開設することには「取引スタイルごとに会社を使い分けられる」などのメリットもあります。
当サイトで紹介しているFX会社はすべて口座開設や取引ツールのインストールは無料でできるため、安心して比較することができます。
下記のページで初心者におすすめのFX会社をおすすめポイントとともに紹介しているので、ぜひFX会社選びの参考にしてみてください。