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 【FX初心者向け】FXを始める上で知っておくべき用語集

FX用語集 FX入門・初心者

FXを始めようと思った際、初心者の方がとまどう専門用語がたくさんでてきます。

FX取引を始めるに当たっては、それらの専門用語を知っているか、知らないかで大きな差がつくことになります。

FXを始める前に、FXの専門用語をまず理解することがら始めましょう。

あ行

相対取引

外国為替市場は特定の場所があるわけではありません。コンピュータを通したネットワーク上の取引なので、取引をする者同士が対になって(相対して)取引を行うことから、FXの取引は「相対取引」と呼ばれています。また、「相対売買」とも言います。

アービトラージ

裁定取引または「さや取り」とも言います。同じ価値を持つ商品の価格差を利用して、利ざやを稼ぐ取引スタイルです。

ASK(アスク)

FX会社が個人投資家にオファーする売り値のことです。

IFO注文

FD(イフダン)注文とOCO(オーシーオー)注文を組み合わせた注文方法です。レートがこの価格になったら新規注文を約定し、ある価格になったら利益確定または損切りの決済注文を行う注文方法、一度の発注で3つの注文ができることが特徴です。

たとえば、現在の「米ドル/円」の価格が100円のとき、IFO注文を出すとすれば、99円で新規注文、102円になったら利益確定の指値注文、97円になったら損失確定の逆指値注文を出すという具合です。

IFD注文

一つの注文が約定したら、別な注文が確定する注文方法です。たとえば、110円になったら買い注文をだし、112円になったら売り注文を一度に発注します。価格が110円になったら新規注文が約定し、112円の売り注文が有効になります。

インターバンク市場

銀行間での取引が行われる市場のことです。対顧客市場に対する用語で、外国為替の卸売市場に相当します。別名「眠らない市場」とも言われ、世界中の金融機関が24時間やり取りをしています。

売り持ち

通貨ペアを売っている状態のこと、または、売りポジションの量をさすこともあります。ショートとも言います。

終値(おわりね)

為替市場での1日の取引が終わるときの価格のこと。

か行

外国為替市場

FX取引が行われる市場のこと。1日の始まりはニュージーランドのウェリントン市場で、終わりはニューヨーク市場です。

買い持ち

通貨ペアを買っている状態のこと。または、買いポジションの量を指すこともあります。ロングとも言います。

為替差益

通貨ペアの価格変動によって生じる利益のこと。通貨ペアの価格が安いときに売って、高いときに売れば、為替差益が発生します。

為替差損

通貨ペアの価格変動によって生じる損失のこと。たとえば、上昇トレンドと見込んで買いポジションを建てたが、相場は下降トレンドになったので、仕方なく損切りを行った時に損失が発生します。

機関投資家

個人や企業から預かった資金を投資に回して運用している企業投資家を指します。生命保険会社、証券会社、投資信託、信託銀行、損害保険会社などの民間の金融機関のほか、ゆうちょ銀行、共済組合連合会、私学共済、かんぽ生命保険、年金積立金管理運用独立行政法人などの公的な金融機関も含みます。

基軸通貨

それぞれの国の金融当局が外貨準備高として保有したり、国際貿易で決済に使われている通貨のことです。「米ドル」が世界の基軸通貨として有名ですが、ユーロの一部の地域では基軸通貨として貿易決済などに使われつつあります。

逆指値(ストップ)

ストップ・オーダーあるいはストップ・ロス、プロテクティブ・オーダーとも言います。日本人トレーダーの多くはこの逆指値注文を好んで多用する傾向にあります。通常の指値注文だとレートがいくらになったら買い、売りという注文を出します。しかし、逆指値注文は、レートがいくら以上になったら買い、いくら以下になったら売りという注文方法です。

逆指値注文は、とくにレンジ相場では有効です。トレンドが上昇しきった近くで売り、下降しきった近くで買い注文を入れると、相場が反転して利益を得ることができます。

口先介入(くちさき介入)

たとえば、金融当局が円高が進みすぎたということで、市場に介入すると言いながら、実際は市場に資金を投入せずに、介入すると言い続けて、結局、口先だけで相場の流れを変えようとする動きのことをいう。

クロス

対米ドル以外の通貨ペアのことです。たとえば、豪ドル円やポンド円のことをクロス円と称します。

豪ドル

オーストラリアの通貨。オージーとも言います。資源国通貨として位置づけられています。

さ行

指値

リミット・オーダーとも言います。いくらになったら買い、いくらになったら売りというふうに、決済のレートを指定して出す注文方法のことです。

証拠金

FXトレードを行うために、FX会社に預ける資金のこと。いわゆるトレードに使える資金ことを指します。

実需

国際貿易での外国為替の需給。輸出企業や輸入企業が日本円を外貨に、外貨を日本円に替える量のこと。

スワップポイント

買う通貨と売る通貨の金利の差から計算されるレートのこと。通貨によって政策金利が違うことから、一般に高い金利の通貨を買うとスワップポイントが付与されるが、高い通貨を売るとスワップポイントを支払わなければなりません。トレーダーのなかには、スワップポイントだけを狙って、通貨ペアの売買をしている人もいます。

損切り

損失を確定するために、持っているポジションとは反対方向のポジションをとること。ストップ・ロスとも言います。「米ドル/円」のレートが現在110円のときに、成り行きで買いポジションを持ったが、相場が思っているより反対方向に行ったときの損失を限定するために、100円のところに損切りを入れるといった具合です。

た行

ディーリング

自己の勘定で外国為替の売買を行うこと。ほとんどのFX会社にディーラーがいて、ディーリングを行っています。

テクニカル分析

過去の価格の動向から将来の価格の動向を予測する分析方法。相場が上昇するか下降するか、あるいはレンジ相場になるかどうかを判断するテクニカル分析をトレンド系分析といいます。相場の過熱感(上昇しすぎか下降しすぎか)を判断するテクニカル分析をおしれーたー系分析といいます。どちらか一方でも有効ですが、両方を併用するとより精度が高まります。

独歩高・独歩安(どっぽだか・どっぽやす)

ある特定の通貨だけが上昇することをその通貨の独歩高、その逆で下落することをその通貨の独歩安と言います。本日の外国為替市場は円独歩安の展開です。のように使います。

な行

成行注文(なりゆきちゅうもん)

ある価格になったら買い、売りの注文を行う指値注文とは異なり、現在のレートをみて、価格を指定することなく、買い注文や売り注文を行うことです。

は行

BID(ビッド)

FX会社が個人投資家にオファーする買い値ことです。

ペッグ

ある国の通貨の交換レートを別の国の通貨に固定すること。ベッグとは「釘づけ」を意味します。ペッグされる通貨は、基軸通貨である米ドルがほとんどです。

ポートフォリオ

運用資産の構成や一覧表のことです。

ポジション

通貨ペアの売買持ち高、あるいは売買保有量のことです。

ボラティリティ

通貨ペアのレートの変動率ことです。レートがあまり動かないことをボラティリティが低い、などといいます。略してボラとも呼びます。

ポンド

イギリスの通貨。スターリング、quidと呼ばれることもあります。

ま行

マイン

「買う」という意思表示をするディーラー用語です。

や行

ユーロ

1999年1月に誕生した欧州統一通貨の名称。国際貿易では、ユーロが決済通貨に使われることも多く、米ドルに次ぐ第2位の基軸通貨と位置づける人もいます。ユーロを使用しているのは欧州連合に加盟している28カ国のなかでも19カ国です。

ら行

リラ

トルコの通貨です。FXでは、「トルコ・リラ」と呼んでいます。高金利通貨の一つとして位置づけられています。

レバレッジ

自分が所持している証拠金を上回る取引ができるポジションをもてることできるルールのことです。個人投資家のレバレッジの上限は現在25倍です。以前は50倍以上あるいは制限がないという状態が続いた時期もありました。
たとえば、1米ドルが100円の時に、「米ドル/円」の1万通貨を取り引きすると、レバレッジがなければ、100万円の証拠金が必要です。しかし、25倍のレバレッジを効かせると、4万円の証拠金で1万通貨の取引ができます。このように、少ない資金で大きな取引ができるのがレバレッジの特長です。

ランド

南アフリカの通貨。高金利通貨の一つとして位置づけられています。FXで絵表現するときは、「南ア・ランド」ということが多いようです。

英数

EU(European Union)

欧州連合のこと。21の共和国、6つの王国、一つの大公国で構成されています。

FOMC(Federal Open Market Committee)

連邦公開市場委員会のこと。1年に8回開催され、アメリカの政策金利の決定や預金樹美率の変更、公開市場操作の決定などを行う。

FRB(Federal Reserve Board)

連邦準備制度理事会のこと。アメリカの中央銀行に相当します。

IMF(International Monetary Fund)

国際通貨基金のこと。1944年7月のブレトンウッズ協定に基づいて1945年12月に発足しました。加盟国は現在189カ国です。

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