FX通貨強弱はどこのサイトで確認できますか?
FX通貨強弱のやり方はどうやってやるの?
こんなお悩みをお持ちではありませんか。
FX通貨の強弱を分析できるようになると、利益を得やすい通貨ペアを判断できます。
しかし、通貨強弱のやり方を初めから知っている方はあまりいないでしょう。
そこで本記事では、下記の流れでFX通貨強弱について詳しく紹介します。
- FX通貨強弱のやり方
- FX通貨強弱を確認できる判定ツール
- FX通貨強弱を確認できるおすすめ「比較チャート」
本記事を読むことにより、通貨強弱のやり方はもちろん、ツールを使った通貨強弱の取引のやり方や「比較チャート」を使ってより簡単に通貨強弱を判断できる方法などを知ることができます。
通貨強弱を分析できるようになり、優位性のある取引を行えるようになるため、ぜひ本記事を参考にしてください。
FX通貨強弱とは
FXの通貨強弱とは、今どの通貨が買われていて、どの通貨が売られているのかということです。
FXでは、2つの通貨の差額を利用して利益を得ます。
通貨レートは常に変動をしているので、レートの高い通貨と低い通貨を見極めるとことが大切です。
FX取引においては、レートが高い通貨のことを「強い通貨」、レートの低い通貨を「弱い通貨」と呼んでいます。
例えば、1ドル100円のレートが1ドル101円になった場合、円が弱く米ドルが強なったといえます。
反対に、1ドル99円になった場合、円が強く米ドルが弱くなったといえるのです。
通貨強弱がわかれば、エントリーするときにどの通貨ペアを利用すればよいのかが見極められます。
そうすることで、安定した利益を上げることができるのです。
FX通貨強弱のやり方3つ
FX通貨の強弱はどのように行うのでしょうか。
ここでは、通貨強弱のやり方を3つ紹介します。
- 各通貨を見比べる
- 前日比%をチェックする
- 相関係数をチェックする
各通貨を見比べる
FXにはたくさんの通貨ペアがあるため、ここでは円絡みの通貨ペアとドル絡みの通貨ペアを用いて、通貨の強弱を確認する方法を紹介します。
まずは、円絡みの通貨ペアの通貨強弱の見方を紹介するため、以下の画像をご覧ください。
上記チャートは、左からドル円・ユーロ円・ポンド円であり、赤の縦線が2020年4月21日21時(日本時間)です。
21時に入り、ドル・ユーロ・ポンドが上昇しており、円が下落していることが分かります。
このことから、円が弱いと判断することができるのです。
つまり、円を売ればより利益を上げやすいということが分かります。
続いて、ドル絡みの通貨ペアの通貨強弱の見方を紹介するため、以下の画像をご覧ください。
上記チャートは、左からドル円・ユーロドル・ポンドドルであり、赤の縦線が2020年4月22日21時(日本時間)です。
21時に入り、ドル円が上昇・ユーロドルが下落・ポンドドルが下落していることが分かります。
このことから、ドルが強いと判断することができるのです。
つまり、ドルを買えばより利益を上げやすいということが分かります。
このように、通貨ごとにチャートを並べて分析することにより、簡単に強弱を分析することができます。
前日比%をチェックする
出典:みんなのFX
FXの通貨の強弱を判断するもうひとつの方法は、前日比%です。
前日比%を確認することで、その日の一番強い通貨や弱い通貨をすぐに判断できます。
上記の画像では、クロス円の通貨ペアのレートを表記しています。
前日比の項目を見ると、その通貨ペアのレートが上がっているのか、下がっているのかがわかります。
前日比がプラスの表記になっている場合は、日本円が弱くなったことを表しています。
反対に、マイナスの表記になっている場合は、日本円が強くなっていることを表しています。
上記の画像では、前日比0.446%になっている 豪ドルが一番強く、前日比-0.157になっている米ドルが一番弱い通貨です。
前日比のデータを用いることで、どの通貨ペアにエントリーすればよいのかがすぐに判断できるでしょう。
相関係数をチェックする
出典:セントラル短資FX
相関関係を数値で表したものが「相関係数」です。
相関係数は「-1~+1」の範囲で示され、1に近いほど同じ動きをし、-1に近いほど正反対の動きになり、0に近いほど無関係な動きをします。
つまり、1に近いほどチャートの形状は類似し、-1に近いほど逆のチャートを形成するのです。
相関係数は一定ではなく、集計する期間などによって変化しますので、取引前にどの通貨ペアとの相関関係が強いのかを確認しておくことが大事です。
そうすることによって、チャート分析の精度も上がり、相場の状況を的確に判断できるようになります。
FX通貨強弱を確認できる判定ツール2つ
FX通貨の強弱を見極めるときに、一つひとつの通貨ペアをチェックする方法を用いると多くの時間や手間がかかってしまうでしょう。
通貨の強弱は常に変化するので、効率よく見極めることが大切です。
ここでは、簡単にFX通貨の強弱をチェックするツールを2つ紹介します。
Cuurency Strength Chart
「Currency Strength Chart」とは、米ドルやユーロなどの主要通貨の強弱関係を同時に表示できるツールのことです。
今現在、どの通貨が強く、どの通貨が弱いのかをすぐに判断できます。
直近の主要通貨のパワーバランスもチェックできますし、5分間隔で表示されるのでリアルタイムで通貨の強弱がわかるので便利です。
デイトレーダーを目指している方は、ぜひCurrency Strength Chartを試してみましょう。
マタフ(Mataf)
「マタフ(Mataf)」も主要通貨の強弱関係を同時に表示できるツールです。
ただし、「マタフ(Mataf)」の場合、最大で7年間のパワーバランスのチェックが可能です。
そのため、長期的なトレードやスイングによるトレードをメインにトレードしたい方には便利でしょう。
FX通貨強弱を確認できる判定ツールを使った取引例
ここでは、実際にCurrency Strength Chartを使用した取引の方法を紹介します。
以下の画像は、4月17日のものです。
それぞれの通貨の強弱は、色で確認できます。
オレンジが米ドル、赤がユーロ、水色が円、緑が英ポンド、青が豪ドル、茶色がスイスフラン、紫がカナダドル、ピンクがニュージーランドドルです。
上記のグラフの場合、米ドルが大きく下落していることがわかります。
つまり、米ドルが大きく売られていることがわかるのです。
実際の動きでは、以下のようになりました。(ドル円の30分足を使用)
左の赤の縦線は、4月17日の始まりであり、右の赤の縦線は、4月17日の終わりです。
チャートを見ると、円高ドル安が続き、1ドル108円台だったドル円は107円台半ばまで下落したことがわかります。
このようにCurrency Strength Chartを使用しながらチャートを読み取ることで、より取引を行いやすく利益を上げやすいといえます。
FX通貨強弱を確認できるおすすめ「比較チャート」4選
上記で通貨強弱を確認できる判定ツールや使い方を紹介しましたが、チャートを見たところでどうやって取引に活かせばよいのかわかりづらいのではありませんか。
FX各社が提供する「比較チャート」を使えば、チャート上に表示ができるため、初心者の方でもすぐに通貨強弱を分析することができます。
ここでは、FX通貨の強弱を確認できるおすすめの比較チャートを5つ紹介します。
外為どっとコム「G.comチャート」
外為どっとコムが提供する「G.comチャート」は、注文機能を持たず、チャート分析に特化した分析専用チャートです。
最大の特徴は、通貨の強弱を分析することができる比較チャートを搭載していることです。
比較チャートでは、主に以下のことを分析することができます。
- 変動率比較
- 価格比較
- 相関分析
- データ差分分析
各通貨ペアの値動きの変動率や価格の推移を、チャート上に表し比較することができます。
相場変動の相関性を強弱で表示させたり基準通貨ペアと比較通貨ペアの価格差を表示させたりなどをすることも可能です。
リアルタイムで更新されるため、今注目したい、ボラティリティの高い通貨ペアをすぐに見つけ出せるため、より利益を上げやすくなります。
また、テクニカル分析は、トレンド系が10種類とオシレーター系が11種類の21種類があり、1つのチャートの複数のテクニカル分析を表示させることも可能です。
移動平均線乖離率はもちろん、単純移動平均線やRSIなどを使用することができます。
トレンド | 単純移動平均線/加重移動平均線/指数平滑移動平均線/一目均衡表/ボリンジャーバンド/ピボットポイント/エンベロープ/パラボリックSAR/スパンモデル/スーパーボリンジャー |
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オシレーター | MACD/RSI/RCI/スローストキャスティクス/ヒストリカル・ボラティリティ/移動平均乖離率/モメンタム/ATR/DMI/ADX/ウィリアムズ%R |
1画面に最大9チャートを表示させることができ、各通貨ペアの値動きを見逃すことなくエントリーチャンスを逃すということもありません。
直観的な操作が可能であり、高度な比較チャートが搭載されているため、分析専用チャートとしてはおすすめです。
ブラウザ版のため、パソコンへの負担も少なく、チャートを表示しながらでも安心して利用することができます。
G.comチャートを使いこなせるようになれば、今動いている通貨をすぐに判断し、より利益を上げやすい環境にすることが可能です。
外為どっとコムの口座を持っていれば無料で利用できるため、ぜひ口座開設を検討してみましょう。
GMOクリック証券「プラチナチャートプラス」
「プラチナチャートプラス」の特徴は、シンプルな操作性です。
取引に必要な情報をひとつの画面に表示させることができるので、FX初心者の方でも使いこなしやすくなっています。
また、画面の表示方法は自分でカスタマイズできるので、必要な情報だけを残すことも可能です。
トレイダーズ証券みんなのFX「FXトレーダー」
「FXトレーダー」の特徴は、見やすい画面と快適な操作性です。
チャートの表示はもちろんのこと、ニュースや通貨ペアの売買比率、プライスボードも見やすくなっています。
注文に関しても、ワンクリックで発注が可能です。
チャートに関しても、20種類のトレンド系とオシレーター系のチャートがあり、プロに負けない本格的なチャート分析ができます。
外為オンライン「外為オンラインチャート」
「外為オンラインチャート」の特徴は、15種類の描画ツールです。
5種類のトレンドラインをはじめ、3種類のギャンツールや7種類のフィボナッチツールがあり、簡単にテクニカル分析ができます。
ラインのカスタマイズも可能なので、自分に合ったラインチャートを作成できるので便利です。
FX通貨強弱を確認できるおすすめiPhoneアプリ
FX取引や情報収集をiPhoneで行う方のための便利ツールを紹介します。
Currency Heatwave FX
「Currency Heatwave FX」の特徴は、通貨の強弱を円グラフで確認できることです。
もっとも強い通貨を緑で、もっとも弱い通貨を赤色で表示しており、一目で通貨の強弱がわかります。
円グラフのほかにも、通貨の強度がすぐにわかる「強度画面」、瞬間の通貨の取引量がわかる「ボリューム画面」、それぞれの通貨の強気と弱気の感情がわかる「センチメント画面」もあります。
スマホからFX取引を行う方は、必需アプリですよ。
今すぐ無料で「Currency Heatwave FX」をインストールする
まとめ:FX通貨強弱を分析できれば優位性のある取引が可能
FXにおいて安定した利益を得るためには、通貨の強弱を判断することも重要な要素の1つです。
強弱を把握することで、どの通貨ペアを取引すべきかが分かるようになるでしょう。
最後に、もう一度通貨強弱を確認するのにおすすめのチャートを紹介します。