FX初心者が失敗しないためにやるべきことは何だろう?
取引するまでに何をすればいいのか知りたいわ!
FXを始めたばかりの初心者の方は、何から始めればいいのかわかりませんよね。
じゃあ本日はFXをこれから始める初心者の方向けに、失敗しないためにやるべきことや取引までの順序などについて詳しく紹介するわ!
具体的には、
- 失敗しないために必ずやるべきこと
- 失敗するやってはいけないこと
- 取引を開始すまでの流れ
という流れで詳しく紹介します。
取引するまでの流れを知っておけば、無駄な時間がかからずすぐに取引を始めることができるため、是非ご参考としてください。
そもそもFXとは?
FXとは、「Foreign Exchange」の略であり、日本語では「外国為替証拠金取引」と呼ばれています。
証拠金と呼ばれる保証金をFX会社に預け、それを担保に円やドル・ユーロなどの通貨を売買し、価格差による利益を得ていく投資方法です。
例えば、1ドル100円の時にこれから上昇すると予測し日本円をドルに両替します。
予想が的中し、為替レートが101円まで上昇したため、保有しているドルを円に両替しました。
円をドルに両替した時は1ドル100円だったのに、ドルを円に両替する時のレートが101円になっていたため、その差額となる1ドルあたり1円の利益が発生したことになります。
FXは、こういった為替の差によって利益を出していく投資なのです。
また、FXでは売りで利益を出すことができます。
外貨預金の場合、円をドルに替えたとしたら、レートが上昇(円安)しないと利益を出すことができません。
FXの場合は、下落している場合でも利益を得ることができます。
FXのことを詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
FX初心者が失敗しないために必ずやるべき7つのこと
FX初心者が失敗しないようにするために必ずやるべきことは、次の通りです。
- FXの基礎知識を身に付ける
- 目標を決める
- 取引毎にトレードノートをつける
- トレードスタイルを決めておく
- 取引する通貨ペアを決めておく
- デモトレードで操作方法を覚える
- 1万円から取引できるFX会社を選ぶ
FXのやり方をわからないまま取引を行ってしまうと、大きな損失に繋がってしまいます。
初心者の方こそ、大きな損失を出さないように安全な取引を心掛けなければなりません。
以下で、それぞれ詳しく紹介します。
FXの基礎知識を身に付ける
FXを始めるうえで、基礎知識は必ず必要です。
例えば、取引方法や専門用語など、その他にも始め方やFX会社の口座選びなど覚えることはたくさんあります。
覚え方は、本やセミナーなどを利用しましょう。
FXの勉強方法については、以下の記事をご参考としてください。
目標を決める
FXを始める前は、いくらの資金でいつまでにいくら増やすのかなど、具体的な目標を立てましょう。
目標を立てることにより、目指すべきものが明確になり、モチベーションを高めやすくなります。
逆に目標を立てていないと、「何をすればいいのだろう」や「本当にこれでいいのか」と迷うようになり、モチベーションの低下につながります。
FX取引は、メンタル面も重要になってくるため、モチベーションと勝率は関係してくるのです。
また、立てた目標を達成することにより、自信にも繋がります。
FXを始める前に、必ず達成できる目標を設定しましょう。
取引毎にトレードノートをつける
取引毎にトレードノートをつけ、取引の反省や振り返りを行いましょう。
振り返りや反省をすることで、適当に取引することを防ぐことができるのです。
FX取引は、1クリックという手軽さで取引を行うことができます。
特に初心者の方はその手軽さから、簡単に発注をしポジションを持ってしまう傾向があります。
FXは、適当に取引をし勝てるものではありません。
取引毎にトレードノートをつけることにより、1回1回の取引を根拠のあるものとし、丁寧に取引ができるようになるため、必ずつけるようにしましょう。
トレードスタイルを決めておく
FX取引を始める前に、自分はどういったトレードを行うのかといった、トレードスタイルを決めておきましょう。
トレードスタイルを決めておくことにより、一貫した優位性のある取引を行うことができます。
FXの取引スタイルを大まかに分けると、スキャルピングやデイトレードといった短期取引とスイングトレードやスワップ取引といった中長期取引があります。
- スキャルピング:1日に複数回取引を行い、数秒から数分で取引を完了させる短期取引
- デイトレード:1回の取引が数分から数時間で取引を完了させ、次の日にポジションを持ち越さない短期取引
- スイングトレード:1回の取引を数日から数週間で完了させる、中期取引
どのトレードスタイルが合っているかは、自身の生活スタイルや性格によって異なります。
例えば、時間がなく忙しい会社員の方なら、短い時間で取引が完了するスキャルピングがおすすめです。
各トレードスタイルの特徴を理解し、自身の生活スタイルや性格に合ったトレードスタイルを決めておきましょう。
取引する通貨ペアを決めておく
トレードスタイルと同様に、取引する通貨ペアも決めておきましょう。
FXの通貨ペアは複数あり、それぞれ特徴が異なります。
例えば、ボラティリティが高い通貨ペアやボラティリティが低い通貨ペアなど。
ボラティリティとは、価格変動の度合いを表すことです。
ボラティリティが高い通貨ペアは、価格変動が大きく稼ぎやすいですが、失敗すれば大きな損失を出す可能性があります。
逆に、ボラティリティが低い通貨ペアは、価格変動は少なく大きく稼ぎづらいですが、大きな損失を出しにくい通貨ペアです。
このように、通貨ペアによって値動きや特徴が異なるため、通貨ペアを決めておくことも重要です。
初心者の方は、まずは日本人に馴染みのある「ドル円」を選ぶことをおすすめします。
初心者がドル円を選ぶ理由を知りたい方は、次の記事を参考としてください。
デモトレードで操作方法を覚える
リアルなお金でトレードを行うのではなく、デモトレードを利用し注文方法や決済方法のやり方を覚えておきましょう。
デモトレードは、仮想の通貨を用いてバーチャル取引ができるため、お金を使わず実践的な練習を行うことができます。
リアルなお金の増減がないため、注文方法や決済方法など様々なことを気軽に体験でき、FX取引の基本的なことを無料で覚えることができます。
FX各社が提供するデモトレードもありますが、「デモトレ」というアプリがおすすめです。
デモトレはスマホで手軽に限りなく本番に近いFXが体験できる初心者向けデモトレードアプリです。
iOS/Android両対応で、仮想の資金を使って本物のリアルタイムレートでFX取引のシミュレーションを行うことができます。
デモトレードでは実際に利益を得られることはありませんが、損失が出て資金を失うこともないため、初心者がトレードの感覚をつかむ練習をするのに非常に有用です。
デモトレの公式ページへ 「デモトレ」はどんな機能があるのかさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
1万円から取引できるFX会社を選ぶ
FX初心者の方は、1万円から少額取引を行いましょう。
1万円から取引を始めるためには、1,000通貨から取引ができるFX会社を選ばなければなりません。
FX各社によって最小取引単位というものが決められており、取引を開始する金額が決められているのです。
1,000通貨から取引を開始できるFX会社もあれば、10,000通貨からしか取引を開始できないFX会社もあります。
1万円から取引を始めるのであれば、1,000通貨から取引を始められるFX会社を選びましょう。
1万円からFXを始める具体的なやり方は、こちらの記事を参考にしてください。
FX初心者が失敗するやってはいけない3つのこと
FX初心者の方がやってはいけないことは、次の通りです。
- 高いレバレッジでの取引
- 損切りをしない
- 取引のやりすぎ
上記のことを行ってしまうと、大きな損失に繋がりかねません。
絶対にやらないようにしましょう。
以下で、それぞれ詳しく紹介します。
高いレバレッジでの取引
FXで稼ぎたい気持ちが強く、高いレバレッジでトレードをしてしまう方が多いのではありませんか。
高いレバレッジでのトレードは、大きな利益を得れると同時に大きな損失を出す恐れがあるため、やめておきましょう。
国内のFX会社では、最大で25倍までのレバレッジでの取引が可能です(個人の場合)。
例えば、証拠金10万円に対しレバレッジ20倍をかけたとします。
1ドル100円の時に買いポジションを保有しました。
101円になれば2万円の利益ですが、99円になれば証拠金の20%にあたる2万円の損失になります。
レバレッジは、FXの最大の特徴でありますが、使い方を間違えば危険なものとなってしまうのです。
初心者の方であれば、5~10倍を超えないレバレッジで取引することをおすすめします。
初心者に適したレバレッジを知りたい方は、こちらの記事をご参考にしてください。
損切りができないこと
損をしたくないという思いが強く、損切りができない方が多いのではありませんか。
損切りを行わないと大きな損失を出す恐れがあるため、自分の予想と外れた場合は必ず損切りを行いましょう。
FXの相場は、常に上下に変動し動いているため、またレートは戻ってくると思ってしまいがちです。
初心者の方ほど、「少しでも損を小さくしたい」「できれば±0で終わりたい」などといった適当な理由をつけ、含み損を抱えているポジションを放置してしまう傾向にあります。
また、過去に含み損のポジションを放置していたら、レートが戻ってきて含み益になったという経験から、待っていれば戻ってくると思ってしまうかもしれません。
しかし、FXは1度トレンドが発生すると、一方方向に動きやすい特徴があります。
万が一トレンドが発生すれば、これまでの利益を飛ばしてしまうほどの大きな損失を出す可能性もあります。
資金が無くなればFX取引を行うことは出来なくなるため、自分の予想と外れた場合はすぐに損切りを行うようにしましょう。
自分では損切りができないという方は、ストップ注文を利用することをおすすめします。
ストップ注文のやり方は、以下の記事をご参考としてください。
取引をやりすぎる「ポジポジ病」
損失を出したら、取り返したい気持ちが強く何度も何度も取引を行っていませんか。
感情に任せて取引を行うと、根拠のない取引をする傾向にあり、大きな損失を出す可能性があるため、やめておきましょう。
1日に数回から数十回取引を行うスキャルピングという手法もありますが、ポジポジ病とは似て非なるものです。
なぜならば、スキャルピングは根拠があり優位性のある取引を繰り返すことに対し、ポジポジ病は根拠のない取引を何回も行うから。
無駄な取引を何度も行えば、負けも増えどんどん証拠金が減ってしまいます。
根拠のないポジポジ病は、証拠金を減らすだけではなく遊び感覚となってしまうため、絶対にやめましょう。
FX初心者が取引を開始するまでの流れ
FX取引を開始する流れは、以下の通りです。
- 口座開設→入金→取引開始
下記の記事で外為どっとコムの口座開設の流れを解説しているので、参考にしてください。
まとめ:FX会社の口座開設は必須
本記事では、FXをこれから始める初心者の方向けに、失敗しないためにやるべきことや取引までの順序などについて詳しく紹介しました。
とはいえ、初心者がすぐに稼げるほど甘いものではないため、初めのうちは失敗もあると思います。
最も重要のことは、失敗してからの反省です。
取引ごとにトレードノートをつけ、反省や取引の振り返りを行い、次の取引に活かさなければなりません。
地味なことをコツコツ行っていくことで、トレードが上達していくのです。
そもそも、FX会社の口座をもっていなければ取引を開始することはできないよな。
初心者におすすめのFX会社は、以下の記事をご参考にしてくれよ。