口座開設をする際にマイナンバーの提出は必ず必要？
マイナンバーの種類や提出方法についてもしりたいわ！
今日は、FXの口座開設時にマイナンバーが必要な理由や提出方法について詳しく紹介します。
具体的には、
- マイナンバーについて
- マイナンバーが必要な理由
- マイナンバーで会社にFXをしていることがバレることはない
- マイナンバーの提出方法
という流れで詳しく紹介していきます。
マイナンバー提出で会社にFXをやっていることがバレない理由やその方法も紹介しているため、ぜひ参考としてください。
国内のFX会社の口座開設にはマイナンバーは必ず必要
結論からお答えすると、国内のFX会社の口座開設をする際は、必ずマイナンバーの提出が必要になります。
マイナンバーとは、国民1人1人に与えられた12桁の番号のこと。
昨年1月より、日本ではマイナンバー制度が始まり、「社会保険」・「税金」・「災害対策」の3つの分野で利用されるようになりました。
FXの利益は納税対象となるため、「税金」の分野に区分され、提出を義務付けられています。
国内FX会社の口座開設をする際は、マイナンバーの提出は必須ということを覚えておきましょう。
FX会社はマイナンバーの提示を義務付けられている
上記でも述べたように、2016年1月より、マイナンバー制度が始まり提出が義務化されました。
それと同時に、特定の民間企業や金融機関にマイナンバーの提示が義務化されたのです。
そのため、FX会社の口座開設をする際は、マイナンバーの提出が必須となりました。
マイナンバーが導入されたことにより、それまで非効率的に管理されていた個人のお金の流れを、公的機関がより正確に把握できるようになったのです。
FX会社はマイナンバーで「損益報告」をしている
FX会社は提出されたマイナンバーで、トレーダーの損益をマイナンバーと紐づけし税務署に報告します。
税務署は、提出されたマイナンバーによって、トレーダーがどのくらいの利益をあげているのかを確認できます。
脱税や適切に納税されているかの確認ができ、未然に犯罪を防ぐことができるのです。
マイナンバーは2種類
マイナンバーの種類は、次の通りです。
- 国民全員に配布される「通知カード」
- 申請するともらえる「個人番号カード」
それぞれ詳しく紹介します。
国民全員に配布される「通知カード」
通知カードは、紙製のカードで、住民にマイナンバーをお知らせするものです。
顔写真は記載されておらず、一般的な本人確認のお手続きには、運転免許証やパスポートの提出が必須となります。
FX各社によっても異なり、通知カードでも大丈夫なところもあれば、通知カード＋顔写真付きの本人確認書類が必要なところもあります。
口座開設までに、FX各社のHPで確認してください。
通知カードは、あくまでマイナンバーを確認するだけのものと認知しておきましょう。
申請するともらえる「個人番号カード」
個人番号カードは、顔写真付きのプラスチック製ICチップ付きカードです。
本人確認書類の身分証明書として利用でき、金融機関の口座開設やパスポートの新規発給も個人番号カード1枚で済みます。
申請から交付まで1カ月くらいかかるため、まだ持ていない方は作っておくことをおすすめします。
マイナンバーで会社にFXをしていることはバレない2つの理由
マイナンバーの提出で会社にFXをやっていることがバレるのではないかと不安に思っている方も多いのではありませんか？
結論からお答えすると、マイナンバーを提出しても会社にFXをしていることはバレません。
その理由は、以下の通りです。
- 行政から会社に通知することはない
- 従業員のマイナンバーの利用には厳しい制限がある
それぞれ詳しく紹介します。
行政から会社にFXのことを通知することはない
マイナンバーを提出したからといって、税務署といった行政機関から会社にFXに関しての通知を行うことはありません。
マイナンバーにより行政は個人の収入を管理することができるようになりましたが、「この人には別の収入がありますよ」や「副業してますよ」といったことを教えるようなことはないです。
内閣府のHPにも、マイナンバーで副業をやっていることがバレることはないという内容が記載されています。
そのため、行政から会社に情報が行くようなことはないのです。
従業員のマイナンバーの利用には厳しい制限がある
会社が従業員のマイナンバーを利用できるのは、社会保障と税に関する手続書類の作成事務のみとなります。
会社がマイナンバーを利用し、従業員の収入までを調べること法律により禁止されているのです。
税務署にはFXをやっていることはバレてしまいますが、会社にバレることはありません。
マイナンバーの4つの提出方法
マイナンバーの提出方法は、次の通りです。
- Web上でアップロード
- メールで提出
- FAXで送信
- 郵送で提出
それぞれ詳しく紹介します。
Web上でアップロード
Web上でアップロードし、提出する方法が1番簡単でありおすすめです。
スマートフォンで写真を撮り、サイトにアップロードをするのみとなります。
約1分程度で完了します。
以下で、例として「外為どっとコム」のマイページから提出する方法を図解で解説します。
「外為どっとコム」のマイページからの登録方法
例として、外為どっとコムのマイページから、マイナンバーを提出する方法を手順化し図を用いて詳しく紹介します。
【手順①】マイページにログイン
【手順②】マイナンバー登録をクリック
【手順③】マイナンバーを入力する
【手順④】申立書を送信
【手順⑤】登録完了
【手順⑥】書類を送付して完了
メールで提出
メールでマイナンバーを提出するのは、Web上でアップロードする方法の次に手間のかからない提出方法です。
スマートフォンで写真を撮り、メールに添付し送信する提出方法になります。
メールの作成に手間がかかるくらいのため、約2~3分で完了となります。
FAXで送信
FAXでマイナンバーを提出するのは、少し手間のかかる提出方法です。
自宅にFAXがあれば利用できますが、ない方は利用できません。
時間や手間もかかるため、特に理由がない限りはおすすめしません。
郵送で提出
1番手間のかかる提出方法は、郵送で提出する方法です。
届くのに約2~3日かかるため、取引を開始するまでに時間がかかってしまいます。
スマートフォンやパソコンの操作に慣れていない方以外は、利用することはないといえます。
まとめ：マイナンバーは個人番号カードを作成しておこう
本記事では、FXの口座開設時にマイナンバーが必要な理由や提出方法について詳しく紹介しました。
FX会社の口座を解説する際は、マイナンバーの提示は必須となります。
FX各社によって異なりますが、通知カードのみだと顔写真付きの本人確認書類を求められる場合があり、口座を開設するのに余計な手間がかかってしまいます。
個人番号カードであれば、1枚で口座を開設することができるため、余計な手間がかからず作成しておいても良いといえます。
口座開設について詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてくれよな！
